夫の声の掠れ、違和感、詰まる感じはどうやら「ヒステリー球」(咽喉等異常感症)という症状らしい。残念ながらこれといった治療法はないようだ。
咽喉に意識を集中させ過ぎるのがいけないらしい。これもある意味鬱症状の一種。
そういえば、もうかれこれ20年くらい前。私は何か食べると吐いてしまうという症状に襲われた事がある。吐き気どめの点滴から始まって、胃の検査、脳のMRI、血液検査、疑われる箇所は全て検査したが異常無し。
しかし食べるとすぐに吐いてしまう。苦しくてたまらない。
不思議な事に体重が減ったりはしなかったが、とにかく食べなくちゃ!吐いちゃダメ!とそればかり考えていた。メンタルクリニックの通院日に事の次第を話すと、医師は「これで絶対治るから!」と一錠の薬を処方してくれた。
それを飲んだら、あら不思議!!吐き気はピタリと止まって、ご飯が美味しい。
「春が来た!」とばかりに気分が晴れた。
後から医師に聞いたら、あれはごく軽い「抗うつ剤」だったそうだ。
普段それ以上の薬を服用しているくせに…笑
これも神経を集中させ過ぎたせいらしい。
「この一錠で絶対治る」と言う医師の魔法の言葉に意識が分散した結果だと言う。
今の夫がまさにその状態。
鬱にも色々症状があるものだ。
「100人の治験者に目隠しをして指を出してもらう。ボールペンを刺すので、刺さったと思ったら手を上げてください」という実験があったと夫の主治医が話す。
すると何割かの人間は刺さる前に手を上げる結果となったらしい。
※ボールペンが刺さる。
※直ぐ手を上げる。
この2点を忠実に守ろうとする人ほど、刺さる前に手を上げるそうだ。
夫も口が悪いが、生真面目で几帳面。
咽喉に意識が集中し過ぎているのだろう。
「意識を分散させてください」と夫の主治医は言うが、後ろで聞いていた私は、「それができるくらいなら、やってます!!」と食ってかかりそうな衝動を抑えるのに必死だった。多分30代の若い頃の私なら医師に言っていただろう。
(実際当時そうだったもの…^^;今などおとなしいものだ、自分の主治医に何を言われても。はいはい。と反抗しないもの…)
調剤薬局で薬をもらって、コメダ珈琲へ行き遅いモーニング。
その後ホームセンタへ回って買い物して帰宅。
着替えて自転車でスーパーへ買い物へ行き、お昼はナポリタンを作った。
その時点で汗だく。今日の暑さは相当だ…。
夫に食べさせている間にシャワーを浴びて、さっぱり。
午後はのんびりしよう。
夕食を食べるとお腹が張ると言う夫。
今夜はおにぎりで良いと。
楽だわ〜!!
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