今月も行ってきました

いつも大歓迎してくれていたおばあちゃんが天国にいってしまい、先月は動揺しながらのボランティアでした。
先日、そのおばあちゃんにお線香をあげさせて頂いて、一区切りついたところで今月のボランティアです。

はじめ、あまり乗り気ではない方のネイルをして、終わる頃にはとても喜んでもらえると、ホントやりがいがあって嬉しいものです

最後にはなんだかまたまた女子高生のようなポーズで写真を撮ってみましたよ



みんなノリノリで手を出してくれました

まあ、自己満足かもしれないこのボランティア。
そんなことを思いながら、昨夜とても心に残るエピソードをテレビで観ました。

海外に住む、白血病に侵された余命２週間と宣告された男の子の話です。

母親が「最後にあなたの願いをなんでも叶えてあげる」といいました。

もちろん子供らしい願いもたくさんありましたが。

その子の最後の願いは、以前に偶然みかけたホームレスの人達全員に食べ物を配給して欲しい…ということでした。

私なんて、ホームレスは色々理由があるにせよ、自分でそういう状況を作ってしまったんだから仕方がないんじゃないか？
とさえ思ってしまいますが、その子は単純に困った人を助ける。見てみぬふりをしたくない。
というとてもシンプルなものでした。

結局その願いはテレビ局が協力して、全米で食料配給が行われたそうです。

これをきっかけに、手に職をもつドラッグ中毒のホームレスが、自分のできる修理の仕事を無償でやり始めたり、そのテレビの関係者も、自分に出来ることは何か…ということを考えて行動するようになった…と言っていました。

本当は他人のお年寄りのボランティアをするなら、もっと身近な両親や義理の両親にサービス精神を…。
というのが本当なのかもしれないけど、それがなかなか照れやなんかでできないのなら、他人から手をつけてもいいんじゃないでしょうかね。　そうすることで、やはり周りの両親なんかも他人様からなんらかの思いやりを頂いているかもしれない。

まあ、偉そうなことを書いてしまいましたが、頭の片隅に自分に少し余裕がある時に「これは人の役にたつかもな」ということがあれば、考えてみるのもいいかもな、と思いました。

最近涙がほんとーーーに出なくなった私ですが、昨夜の天使のような男の子が綺麗な涙を流しながら語る姿をみて、久々にホロッと涙してしまい、思わず語ってしまいました

私の施したネイルと共に…。

久しぶりのネイルボランティアのお話です。
相変わらず、毎月ご訪問させていただいています。

かれこれ３年ほど経つでしょうか…。
はじめは珍しさと不安で、「受け入れられるか…」「本当に喜んでもらっているのだろうか」「私の独りよがりではないだろうか」とおじいちゃん、おばあちゃんの反応が気になりました。

その中、始めからとても親しみやすく、いつも喜んでくれて、おしゃれで、色々な昔の話も（男の人の話も！）してくれて、
私のボランティア活動を支えてくれた方が、先月私が施設に訪れてまもなくして突然亡くなられたそうです。

こんなに早く、あのおばあちゃんとの別れが来るとは思いもしませんでした。
病院に運ばれたとき、手の爪を見て、看護婦さんが「綺麗ね～」と褒めてくれたそうです。
最後もあのおばあちゃんらしく、綺麗にお化粧をして爪もそのまま綺麗な状態だったそうです。
良かった。

最後の日、いつもとても喜んでくれるのですが、とても嬉しいことを私に言ってくれました。
「みんな口には出さないけど、野村さんが来るのをすごく楽しみにしてるんだよ～。朝起きて、あっ！今日ネイルの日だ！と思うと嬉しいし、ネイルをした日は夜寝るときに、手を眺めてから寝るのよ～」

これを聞いてなかったら、一番喜んでくれている方が亡くなって、ほかの方も喜んでくれてるのかわからないから、そろそろ辞めていたかもしれません。

いつも周りを明るくしてくれている方がいないので、今日は少し寂しかったけど、要望がある限りこれからも続けていきたいと思います。

最後に施したネイルと嬉しそうな笑顔です。
私もあのおばあちゃんのような可愛いおばあちゃんになりたいです。

今月のボランティア

先月は地震直後ということで、娘を１人で留守番も可哀相なのでお休みしましたが、
今月は行って参りました
間をあけて訪問すると、私が来るまで爪を切らないで（頑なに…）待っていてくれたりするので、
「ああああ無理してでも行けば良かったあああ」となるのです。

本日は写真は撮らなかったのですが、マッサージの方が多かったです。
手のひらのマッサージはホント気持ちよさそうにしてくれます
あと、「あなたはな～んて手が柔らかくて温かいの～」とお褒めの言葉もよく頂きます　うれしい

１年に１度「交通費」と言ってお気持ちを頂くのですが、去年は残るものを…と思い、甘皮処理の際に使うキューテクルプッシャーを買わせて頂き、現在も使っています
今年は何を買おうかなあ…

「本当に喜んでもらえてるかな…」と不安に思う事もありますが、なんとかネイルボランティアをはじめて３年目になります。
前回ご機嫌が悪くて手さえ触らせてもらえなかったおばあちゃん、
今日はニコニコでマニキュアも塗らせてもらえて、すごく喜んでもらえたんですよ
なんだか華やかな喜びではないかもしれないけど、じんわりした喜びというのもいいもんですわ

ではまた～

今月のボランティア

早いもので、ネイルボランティアをはじめて丸２年が経ちました。
初めは訝しげな顔をされる方、物珍しそうに見る方。
私も初めての経験で、受け入れて頂けるかドキドキしていました。
近頃は、お互いとてもリラックスしてできるようになったと思います

老人福祉施設というところは、それまでの人生での肩書などは本当に関係ないんだな…
と良く思います。
やはり最後は人柄なのかなあ…と思います。
私もおばあちゃんになって、たとえ病気になっても、ボケてしまっても、
ケラケラと良く笑う可愛い人でありたいなあ

さて、前置きが長くなりましたが今月のボランティアです～




今回はマッサージの方が多く、マニキュアをした方はお二人でした。
着物にも合いそうな、春を思わせるお花を描いてみましたよ～

２か月ぶり！

今日は、久しぶりにネイルボランティアに行ってきました
お部屋に入るなり、順番のくじ引きをしていました
嬉しいですね～

今日は５人の方の手を触らせていただきました。





なんと、１００歳のおじいちゃんのマッサージもしましたよ！！
すっごいお若いんですよ、全然１００歳に見えない！！
「気持ちいい～なあ～」と言ってくださって、嬉しかったです
、
いつも一緒に生活しているご家族の方、長い間お世話をしている職員の方達は大変だし、こんな調子のいい事書くのも申し訳ないかんじなのですが、少しの間だけ、過ごす私は行く度に暖かい気持ちになって帰ってきます。

今日、とても印象に残ったのは、「銀さん」という犬を飼ってらっしゃるおばあちゃんに、
「銀さん元気？散歩言ってる？」と言うと、
「行ってるよ、毎日１時間。犬はいいね～、散歩に行くとさ、あ～…タンポポが咲いてるとかね、
蓮華が咲いてるとか、季節がわかるんだよ」とお話くださいました。

なんか、私なんて子供が小さい頃は、散歩に行って季節感も多少はあったけど、
子供もだんだん成長して、自分も自由になったけど、こういうのんびりした季節感がないな～…と
考えさせられました。
こんな穏やかな老後なら、おばあちゃんになるのもいいかもなんて思っちゃいました