縁側日記゜～。３

＜第六夜＞
「干物女のキス」


マコトと電話をしている部屋に
にゃんこが逃げ込んだ！
すかさず、追いかけてくる部長。
思わず「ぶちょ～～！」と呼んでしまったホタル。
まあ、あわててごまかすんだけど。
部屋に落ちていたおせんべいのかけらを踏んでしまい右足を負傷。
縁側で足に包帯を
「このお盆休みは、手嶋さんとデートすることになりました。」
「嬉しいのは解るが、コントに出てくるような包帯の巻き方をするのはやめてくれ！」
「部長もうまく行くと良いですね。」
「何が？」
「奥さんと仲直り、ちゃんと言えると良いですね。
君が好きだもん、君を失いたくないもん。」
「そんな言い方しないもん。」
ってしてるし（＾＾；


こちらも、縁側では無く
ホタルの部屋で
「部長、私の事奥さんと間違えて抱きついて来ましたよ。」
「えー！」
「私のか細い身体に抱きついて、美雪～って。」
「まさか・・・！」
「私みたいな素敵な大人の女性だったんでしょうね、奥さん。」</fotn>
「酒の力は恐ろしいな。」
「でも・・・」「ん？」
「ちょっとドキドキしちゃいました。」
「え！？」
「部長も男の人なんだな～って。」

この時の部長は、ちょっと嬉しそうに見えますね。
自分だけじゃなく、ホタルも少しは自分の事を意識してくれたと言うことですもんね。





そして・・・
＊ある時はヘビ女。
ある時はカメ女。
ある時はタイヤ女。
ある時は顔無し女。
そして今は・・・ただの女。＊
と、心で思いながら手嶋に添い寝するホタルに
優しくタオルケットを掛ける部長でした。
（新聞紙から昇格？笑）


最後に・・・
スイカを抱えて部長の家に遊びに来た二ツ木ですが
玄関先で仲良くじゃれあう部長とホタルを目撃！！
衝撃のあまり、スイカに話しかける二ツ木。（笑）
ある意味、失恋？の様な気持ちなのかな？と
ふと思った私です。
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＜第七夜＞
「腹肉が怖い！！干物女お泊まりデート」





マコトとのデートがうまく行ったのに
一向に干物から抜けられないホタル・・・・
それどころか、益々酷くなる一方。
見かねた部長は！！！
「しりの話しじゃなくて、
なぜ、思ってるだけで続かない。
　なぜ、部屋の中がトッ散らかってる。
　なぜ、君はいつまでたってもジャージなんだ。
　なぜ、彼が出来たのに君は変わらない。　いや、変わらないどころか、
　家の中での干物ップリが増しているのは何でだ。　この有様はどういうことだ一体！」
「ほんと・・どういうことでしょう・・」
「何故こういうことに・・・」
「何故だろう・・・・？」
このポーズ可愛い！！（笑）
＊この女、ボケてるのか。それとも、本気で考えているのか。どっちだ＊
「う～ん??」
＊考えてる。自分を見つめ直している＊
「ま！いいか！」
ガクッ！「おい！！」



縁側で線香花火をする二人。
「部長の子供の頃って、どんなだったんだろう?」
「君と正反対だった事は確かだろう。」
「でも、同じものが好きだったんですね。」
「今も、好きだよ。　この小さな光。見てると、ホッとするよ」
「部長！　部長は、私にとって、ただの上司ではありません。
　外ではそうですけど、家では違います。　私にとって、大切な同居人です。
　だから、元気になって、良かったです」
部長もにっこり！
本当に早くよくなって良かったね！ぶちょお！