飛行機雲

<とあるショッピングセンター駐車場>

秋を感じるきっかけは、たいてい空です

雲が高く、透き通るように青く、夕焼けが美しい

そして、くっきりと長く伸びる飛行機雲に気がついたとき、

「秋だねぇ・・・」と、つぶやいてしまうのです


今年の夏は、天候が悪く、いつも空がどんよりしていたから、なおさらその変化が感じ取れました。
けれど、太平洋側の地域は、台風の影響で秋を感じる暇もなく、収穫などの季節を感じる機会も奪われているのだと思うと、今、この空を見て秋を感じられる幸せをかみ締めずにはいられません。

やぎさんストーリー

とある倒木の上での出来事


弟が木の上に上ったのが気に入らない様子のおにいちゃん


「何だ、お前、やるのか、お前」
「俺もそこにあがりてぇんだよ」

お兄ちゃんはなんとか弟に場所を空けさせたい様子


「はやく空けろよ、そこを」

なかなかスペースを空けない弟に、お兄ちゃんはイライラ・・力ずくで弟を下ろそうとし始めました


「いやだっつってんだろっ」
「いいからどけよお前」

そしてついにおにいちゃんは上に乗り上げることができたのです！


「よし、俺の勝ちだ！！」
「あうっ」

押し出された弟、それを追うお兄ちゃん！！


「てめ、こら、待ちやがれ！！」


・・って、お兄ちゃん降りちゃうの！？せっかく上ったのに！？

どうやら、弟に勝って木の上に上がった瞬間に、お兄ちゃんの目的は、弟との鬼ごっこに変わったようです

いつまでも飽きることなく遊び続ける　仲のいい兄弟でした

鳴り響く鈴の音

薄紫色のほたるぶくろが揺れていた

しゃらんしゃらん　　と、細く透き通る音が聞こえた

用水の脇に暮らす

千日紅の庭

きびしく　暑かった数日前までは咲いてなかったはずなのに

いつの間にか咲き、咲いたと思ったら涼しさを感じるようになる

涼が先か、花が先か、巧いタイミングで　自然は変わらずそこにある

風そよぐ 秋のお彼岸

台風の影響か　　風が強く吹いてきた

白・桃・赤に色づいた千日紅の花が　右へ左へ、そして下へ　激しく揺さぶられながら

風が通り過ぎるのを待っていた

おつかれさま、ひまちゃん

<安田城跡付近>

2メートルは越してそうな大きなひまわりが、夏を終えてぐったりしていた。

ほっとしたような、やり終えた充実感がそこにはあった。

来年へ　たくさんの種を残して

お疲れさま。

らぶらぶ・ピグ

らぶらぶなブタさんたち

動物園のブタは皮も毛も硬くて、体についた泥が乾いてたり、濡れてたりして、

いっつも地面にひっくり返っていて、目つき悪いし、

要は、あんまり人気がないってこと！

でも、ぶたさんも、見ようによってはかわいいよ

じゃなきゃ、「3匹のこぶた」とか、とか、とか、

思い出せないけど、昔からキャラクターになったり、歌になったりするはずないさ。

ピンクの花とオレンジ色の花

立山の方面へ行った時、道端に咲いていた。

ピンクの花は、かたくりでもなさそうで、なんていう花か分からないけど、

とってもかわいくって、お気に入りになった。