意識を持つことで偶然の出会いが必然になる

図書館には、毎日とは言わないができるだけ足を運ぶようにしている。授業が始めると、時間が取れず足が遠のくが、夏休みなど休みが長期化すると足を図書館にできるだけ向ける。大学院時代に論文を書く手が止まると、図書館を散歩していた。なにを探すというわけではなかったが、なんとなく歩いているうちにいいことが思いつくことが多かったし、新しい知見を見出すような本を見つけるような偶然にも恵まれたこともあった。そんなことからもいまでもできる限り図書館を散歩することにしている。最近、いま書かなければいけない論文があるのだが、論述がうまく構築できない、問題の背景がうまく書けないなどの悩みを持っていた。いつもながらであるが、きのうなにげなく図書館にいって、新着図書を見ているうちに、災害情報に関する面白い本を見つけた。学会誌に掲載した論文をまとめたものだ。目次を見ていると、あまり読んでいないタイトルが多いので借りて読んでみることにした。驚くことに私の知りたいことが書いてあり、引用した資料も記載されていた。なんという偶然なのか。いやこれは偶然ではない。意識をもって行動を起こせば、必ずやその目的に到達ができる。これは偶然ではない、必然である