悠々と暮らしたい!願望日記

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「年寄りは全員隔離しろ!」って本気ですか?

2020-04-10 17:21:00 | 日記
散歩から帰って蕎麦を茹でています。

私の唯一の取りえは、「どうでもいい事に限り、直ぐ実行すること」
だと自負しています。

それにしても・・・志村けん さんが亡くなってから
世の中ギスギスして来ていませんか?

電車の中でチョット咳をしただけで、睨み付けるお客さん
長距離運転手のお子さんに登校自粛を求める教育者
病院関係者を犯罪者扱いする地域住民
お店を開けている店主に文句の電話をかけるクレーマー  etc

世の中狂い始めている気がするのですが・・・
昼から酒を飲もうとしている私も、その内の一人なのでしょうか?




できました。
蕎麦は山形産のもので、酒は信州諏訪の名酒「眞澄」です。
チョット寂しいなぁ・・・・

冷蔵庫に何かあったはず・・・





蕎麦屋でいつも注文する板わさを添えました。
もう一声・・・




冷凍の「野菜かき揚げ」をチンしました。
(本当は春野菜の天婦羅がいいのですが、揚げるのが面倒なので・・・)

完成図がこれです。




「上野藪蕎麦」の代わりとはいきませんが、これで我慢します。
 安上がりだし!

そうそう・・・
ネットで「年寄りは全員隔離しろ!」という記事を読みました。
論旨としては
・年寄りがコロナに罹ると重症化する  (納得)
・すると入院して、酸素吸入器も着けなければならない  (納得2)
・結果、若者はベットが塞がり入院出来ず、酸素吸入器も着けられない  (納得かな・・・?)
・接触者8割減が難しいのなら、感染の有無にかかわらず全ての年寄りを隔離すべきだ (え〜っ!そうなるの?)
というものです。
うん・・・合理的と言えばそうなのですが・・・

私はねぇ・・半分隔離されているような生活を送っていますから、いいんですが・・・
世の中には、私と違い社会が必要とする老人も多勢いるのですよ。

まず、医療体制を整え、検査を増やし、十分な補償をした上で自粛を促す。
その為の予算をケチらない!!

それでもダメなら、私はこの説に従いますが・・・

皆さんはどう思います?














『三密』って何だ! 桜を見上げて・・・

2020-04-09 01:56:00 | 日記
閉塞感が漂っています・・・コロナウイルスのせいでしょうか?

居間で本を読んでいたら、テレビの音が耳障りで
「うるさいぞ! 壇蜜がなんだって言うんだ?」

「うん・・・?  ダン・・・ギャーハッハッ!! さ・ん・み・つ。三密だよ!知らないの?」
と家内がバカにするのです。
「し・・知っとるわい!!」

面白くないので散歩に出ることにしました。
「ウロウロしてコロナもらってこないでヨ!」
と愚妻の言葉を背に受けながら・・・

土手を歩いているとこんな花が




ちょっと癒されます。

だいたいですよ・・・
「三密を避けよう!」「接触は8割減らそう!」と言っても無理でしょう?
偉い人もマスコミも、今も続く満員の通勤電車には触れようとしません。
ライブハウスやクラブより濃厚接触してるでしょうが!
会社を休みたくても休めない人がどれだけいるか、解っているんですかね?

あっ・・ここにも花が




私ねえ・・この時期は上野で桜を横目に、博物館と美術館を回り、
「上野藪蕎麦」で冷酒を飲みながら「せいろ」を食べるのですよ。
楽しみ・・生き甲斐だったのに・・・

東京に住んでいる息子に
「こっちに避難したら?一緒に酒飲もうよ!」
と電話すると
「移してもいいなら行くけど、ご近所で八部にされても知らないよ!」
などと言うのです。

今や東京は、クルーズ船状態じゃあないですか。
入ることも、出ることもダメ!
どうしてこんなことになっちゃったんでしょうか?

目的地が見えてきました。




満開の桜です。




よ〜し〜!!  一人花見宴会をするぞ!!
たこ焼きとビールを買って・・・

でも・・・通報されますよねえ〜  きっと・・・




こんなに綺麗なのに・・ため息しかでません・・・





諦めて帰ることにします。

蕎麦を茹でて、写真を見ながら冷酒を飲みます。
宜しかったらご一緒しませんか?












変な事すると祟られますよ!! 富士講の遺跡 『人穴』

2020-03-27 17:58:00 | 日記
陣馬の滝から車で20分位の所に、変な名前の洞窟があります。
その名は『人穴』(ひとあな)!
ネット上では心霊スポットとして有名だとか・・・




ここが駐車場です。
そして入口。




まずご注意します!!
ネットでは、この鳥居を車で潜ると必ず事故に遭うと囁かれています。
被害者は多勢いるそうです。

この奥にも駐車場らしき広場があるので、さすがに「それは不条理だろう?」と思うのですが・・・
私は臆病者なので、道路脇の駐車場に車を停めて境内に入りました。




この林の奥に神社と洞窟があります。
左手の建物は、案内所ですが平日は無人です。

まず『人穴』についての説明をしますね。
この洞窟は富士山の噴火でできた溶岩洞窟で、
高さ1.5メートル、幅3メートル、奥行90メートルの規模を誇ります。
うん・・? 「ちっちゃ!」ってか?
いやいや・・最奥から細い穴が伸びていて、それがなんと神奈川県の江ノ島まで続いているのです。
ウイキペディアにちゃんと書いてあります(伝説として)からご確認ください。

ここを登ります。








階段横にこういう物がありました。

登りながら説明の続きを
歴史ですが、「吾妻鏡」・「御伽草子」によると
建仁3年(1203年)6月、時の将軍源頼家がこの辺で巻狩りをした際、この洞窟を見つけたわけです。
それで、配下の新田(仁田)四郎忠常に「調べておいで!」と命令しました。
新田さんは5名の部下を引き連れて、嫌々?洞窟に入って行ったのですが・・・

4名の部下が原因不明の急死!
新田さんも危うくなったので、姿見えぬ何者かに将軍から貰った剣を差し出し、
「これで何とか助けてもらえませんかのう?」とお願いし、翌日命からがら生還したのです。
のちに古老からの話で、この姿見えぬ者とは「浅間大菩薩」であることが判明しました。
(ちなみに、この新田さんは以前ご紹介した「曽我兄弟の仇打ち」のお兄さんを討ち取った人です。)




これが人穴浅間神社です。
そして右に進むと




『人穴』の入口になります。
しめ縄の下に柵があり、ここからは「立入禁止」になっています。
(私が子供の頃は、自由に奥まで入ることができたのですが・・・)

覗くとこんな感じです




更に歴史の説明をさせて頂くと
時は下って永禄元年(1558年)、富士講という教祖の藤原角行が、ここを「浄土」門と呼び、
亡くなるまで内部で修行を行いました。
このため、富士講構成員はここを聖地・霊地として、富士登山の際は必ずこの洞窟に宿泊したと言われています。
(私には無理です・・・)

洞窟内には石仏が安置されている他、境内には富士講構成員が健立した碑石が200基以上あります。




お墓ではありません。碑石(ヒセキ・石ぶみ)です。
つまり、ありがたいお経・呪文?のようなものが刻まれているのだと思います。





ですから・・・ご注意その2
人気がないからといって、不埒なことをすると祟られる可能性が高いので絶対やめてください。
特に、若い方は気をつけて!
隣に鎌倉時代の武士や角行が立っていて、ついて来たらどうします?
帰る際も神社に「一緒にこないでください」とお願いしましょう!


いかがでしたか?
近場を急いで廻ったので、こんなご紹介しかできませんでした。
申し訳ありません。

次回は、もっと実のある話で 何処かご紹介できたらといいなぁ〜と思っています。











「鹿の◯◯放置禁止!」って何だ? 白糸の滝から陣馬の滝へ

2020-03-26 14:12:00 | 日記
白糸の滝から陣馬の滝へ行くまでに寄り道をしました。
車で10分位のところにある、田貫湖です。

富士山の周りには湖がいくつかあります。河口湖などの「富士五湖」というものです。
田貫湖は五湖に入らない人造湖ですが、逆さ富士・ダイヤモンド富士の撮影ポイントとして有名です。
国民休暇村・キャンプ場等もあります。




これが田貫湖です。
奥にテントが見えますよね




この日は、コロナの自粛疲れのためか、子供連れの家族で混み合っていました。
テントサイトはこの他にいくつもあります。
私も子供が小さいころよく来て、放し飼いにしていました。
うん・・・あのころは若かった!
今は 「何で好き好んで地面で寝なけねばならないのか?」と身も蓋もないことを言い出しています。

ここから更に10分で人馬の滝に着きます。着くはずでした・・・
一本道を間違え、細い林道に入ってしまいました。
「どうしよう・・・」と思いはじめた時、第2駐車場の看板を発見!!



でも、駐車場には車がありません。(奥にあるのは私の車です)
「徒歩5分ならいいか・・・」と歩き始めました。
こんな道です。




(本当にこの道でいいの?もう看板もないし・・)

暗い木立の中にギョッとするものを見てしまいました。




だ・・・だれがこんな物を捨てるの?
熊?(熊は字はよめないか・・・)猟師さん?
それとも・・・物の怪?(物の怪は通報されても困らないと思うけど・・・)

いずれにしても、鹿のご遺体があったことは間違いないようです。
少し怖くなり、足早でその場を離れました。

すると水音が聞こえてきました。やれやれ・・・
着きました。




台数は少ないものの、立派な駐車場もありました。
整備された遊歩道を歩くこと数分、すぐに滝壺に着きました。

五斗目木川にかかり、上流からの流れと溶岩層の隙間から湧き出る水がこの滝となっています。
建久4年(1193年)のことです。
源頼朝が富士の麓で巻狩りをしていたところ、日が暮れてきたので
「この滝の付近で泊まろうや!」と声をかけ、一夜の陣を敷いたそうです。
それで、「陣馬の滝」と言われるようになりました。(富士宮市教育委員会がそう言っています。)




今日は、写真右上の白っぽい所からの滝は、水量がありませんでした。
日によってはもっと豪快な滝になります。

白糸の滝と違って滝壺まで行けます。









水は澄んでいて冷たく、夏場は多勢の子供達がジャバジャバと遊ぶわけです。
今は人がいないので、癒しの場になることは間違いありません。
コーヒーなどを持参し、ノンビリした時間を過ごされたらいかがでしょうか?
(ここでのキャンプは禁止されていますので、ご注意ください!)

次は、ここも穴場・パワースポットと秘かに思っている
「人穴」をご紹介します。








醜女ですけどそこまでする?  富士宮にいきました 4

2020-03-12 17:30:00 | 日記
「富士山世界遺産センター」から浅間大社に戻りました。

これが正面の鳥居です。





「なぬっ〜・・・富士山がクッキリ見えてるじゃん!」
「山宮」の時はかけらも見えなかったのに・・・

こちらは東の鳥居からです。




なんか・・・とてもチクショウです。

まあ気を取り直してお詣りします。

富士宮浅間大社は、徳川家康が寄進した楼門・神殿を中心に1万7000坪の境内を誇ります。
楼門は現在改修中なのでこの状態です。




そして、これが拝殿になります。




ところで、この神社の祭神は木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ  長い名前なのでコノ姫に省略させてもらいます。神様すみません!)です。

コノ姫を巡る神話はご存知の方が多いと思いますが、私の乏しい知識で改めて紹介させてください。
(間違っていたらごめんなさい。)

まず家系図ですが、父親は大山祇神(オオヤマツミノカミ 以下お父さんに省略)
母親は・・・すみません・・知りません。
姉に石長比売(イワナガヒメ 以下 イワ姫に省略)
コノ姫の旦那さんが瓊々杵尊(ニニギノミコト 読めないし、書けないので以下ニニギさんに省略)

それでニニギさんが、コノ姫に求婚したわけです。
なんせ、誰もが認める絶世の美女なのですから、まあそうなるでしょう。
当然「国つ神」である父親は、「天つ神」に娘を嫁がすことに大喜びしたわけです。
そしてこともあろうに、姉のイワ姫もセットとして差し出してしまいました。
でもね・・・このイワ姫たるや世紀の醜女つまりブスだったから、揉めに揉めたわけです。

ニニギさんは「こんなブスの姉さんまで貰った覚えはない!」とか言い出して、イワ姫を追い返してしまいました。
お父さんは激怒しましたが、それ以上にイワ姫は嘆き苦しみました。
それでね、やがてイワ姫も怒り心頭に達し、伊豆の烏帽子山に篭って呪い神になったんです。






長くなるので、途中経過はだいぶ省きましたが大体こんな話です。
イワ姫を祀った神社は、西伊豆にある雲見神社の他 京都の貴船神社が有名です。

あっ!上の写真はイワ姫神社ではありません。
(遠くて行けなかったので、つい「山宮」のを使ってしまいました。横着してすみません。)


でね、私思うんですよ・・・余りにも理不尽な話だなって。
お父さんが無茶苦茶なのは言うまでもないことですが、ニニギさんも薄情ですよね・・・
そりゃ男性なら「美人の方がいい」と言いますよ。
でも三日見てれば飽きるとも言うし、美人を貰ったからといって、幸せになるとは限らないじゃぁないですか。
現に、ニニギさんの家庭では不倫騒動が勃発し、コノ姫は身の潔白を証明するために火の中で出産したといいますから。
(なんでこれが無実の証明になるのかイマイチわからないのですが・・・)

イワ姫はブスなだけで、何かわるいことしました?
私は同情を禁じ得ないわけです。
イワ姫は「岩」の名前が付いているだけあって、永遠の命を授ける神なんですよね〜
(ニニギさんはそれを知らなかったようです。)
それもあって、雲見地区の住民は呪い神ではなく、豊漁の神として崇めています。

長い説明?になってしまいました。

最後に拝殿の右側にある「湧玉池」の写真を貼っておきます。




この池は国指定特別天然記念物に指定されています。
富士山の雪解け水が毎秒2、4キロリットルも湧き出しており、地元の人は飲み水として利用しています。




ここでペットボトルなんかに入れるわけです。
但し、「煮沸してね!」と注意書きがありますから、くれぐれもゴクゴクそのまま飲まないでください。

長文で失礼しました。

右も左も分からない状態でブログを何回か書かせてもらいましたが、
「思っていたより疲れるなぁ・・・」というのが正直なところです。
書いている本人がこの体たらくなのに、お読みくださった皆様には、感謝の言葉しかありません。

しばらくお休みしますが
今度は少し足を伸ばして、また穴場をご紹介できたらいいなぁ〜と思っています。

どうか皆様、コロナウイルスに気をつけてお過ごしください。