縄奥 動画&ニュース

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

鬼畜の美食家   Ⅳ   11話

2021-10-11 09:14:20 | 縄奥小説

11話

 

 

 警視庁を一万人の都民が占領していたが、朝方には警視庁にはレイプされた女達だけが取り残され、駆け付けた消防隊員がレイプされた女を膣洗浄のために都内の病院に電話で連絡して5000人が収容されるまで捜査本部では何も出来なかった。そして液体塗れになった女はそのまま身体を消毒されると膣の洗浄が出来る病院へと運ばれていた。

だがこの原因が公になる事は無かったが、これは鬼畜の美食家達の仕業であることは明白だった。だが捜査本部では何がどうなっているのか皆目、見当も付いては居なかった。捜査本部の基地とも言える場所に1万人もの人間たちをどやって送り込まれたのかは謎のままだったが、今日も元気に子供たちはキングが経営する小児科を訪れ、優しい先生たちに診察をうけて催眠術師に目をトロリとさせ一分後には普通の可愛い顔に戻っていた。その行為はまるでパソコンのOSの更新のようだった。

そして警察内部の情報を流していた警察官は徹底的にマークされたが、自分が見張られていることを警察の誰かから聞かされると、そのまま外に出ると知り合いの居る交番に遊びに行き拳銃を見せてくれと頼みこむと後輩は黙って拳銃を渡した。そして後輩の見ている前で頭に銃口をむけて「ぱんっ!!」と、撃って自殺した。このまま生きていてもキングに殺されるのは知っていたからである。そしてマークされている事を本人に伝えたのは別の誰かだった。

キングは独自に世界中の警察に仲間を作っては送り込んでいたためほとんどの情報を取得することが可能だった。そして交番で自殺した警察官もまたキングが間接的に雇った情報屋でもあった。そして今回自殺した警察官の家に一億円がダンボールで送られて来たと言う。キングはスイスの銀行に100兆円以上の金銭を預金していた。

 そして数週間の時間が経過し世の中も平穏な日々を送っていたが、再び事件は起こった。捜査本部の都民の発信機を見ていた特殊班は検察庁に2万人の人間が集まっていると捜査本部に通報した。警視庁の捜査本部は1000人態勢で検査土用に向かい、200人が捜査本部に残って「今回も別の場所で何かが始まるはずだ」と、捜査一課長は考えていた。だが検察庁に2万人も居ると言う事は最近発生した警視庁の事件と同じ内容だったからである。

すると検察庁から警察庁に何とかしてくれと緊急の連絡が何度も入って居て2000人の捜査員では手が足りないと執拗に連絡が入って来て、検察庁に入った2万人の男女は門を破壊し中の自動ドアも破壊した上で「うおおおぉぉーーーー!!!」と、人が一気に中に入って来たと言う。そして検察庁のビルに入り込んだ都民は様々な部屋で男が女達をレイプし始めその様子は警察庁にも届けられた。だが一課長は200人を本部に待機させ検察庁とは別の場所に捜査員達を張り付かせた。

そして検察庁とは真逆の街中で捜査員達は夜のパトロールを開始した。するとコロナで休館中のホテルにひと際、目立つ明かりを見つけ不審に思った捜査員の二人がそっと近づいて見ると中から歓喜する男と年増の女の笑う声がハッキリと聴き取れたことで二人は応援を要請し200人の捜査員達が次々に現地にとうちゃくしていた。そして一課長が拳銃の使用を許可したため、捜査員達はスーツの裏側にある拳銃に手を掛けながら中に「警察だあぁーー!! 全員動くなあぁーー!!」と、威嚇で銃を一発空に向けて発砲した。

だが中に入って見ると中では社交ダンスが広げられていて、その審査員や司会のアナウンサーまでもが捜査員を見て「キョトンッ」と、して見ていた。そして一人の捜査員がホテルの玄関を見ると「本日貸し切り」と、言う看板が確かにあった。そして捜査一課長は再び鬼畜の美食家達に一杯食わせられたことに気が付くも、別の場所では500人の男女と客が集まって料理されて行くのだった。そしていつもどうりに男女たちは身体の肉を取られて応急処置されて放置されていた。そして消防署に救急車の手配を頼んだドクターは直ぐにその場から逃走した。

だが検察庁に侵入した2万人はビルごと占拠した形になっても、各フロアーや部屋で女を犯す男達の姿が防犯カメラに映りこんで居た。そして翌日、検察庁のビルから全員が一斉に逃げ出し残された1万人の女達はグッタリして床に倒れていて、消防署は東京都に連絡して一万人を受け入れる病院を直ぐに手配してもらった。だが駆け付けた消防隊員達は女達の陰部からは白い液体が滑り落ちているのを確認して嘔吐する無隊員も居た。

 結局、警視庁は何も出来ないまま、一晩を明かすことになって何の解決も出来ていなかった。すると、一課長は「鬼畜の美食家達が何か特別な方法で世間を騒がせているんだろうな…」と、捜査員を前に溜め息を着いて見せると捜査員から「何処か解らない場所で人間たちに何らかの方法で何かをまき散らしているんでしょうか?」と、意味不明な言葉発した捜査員は、視線を机の上に向けた。そして以前、捜査本部で催眠術に詳しい大学の教授のことを思い出した捜査員は一課長に「もう一度実験してみてはどうでしょうか」と、意見を発した。

だが「同じ人に頼っていてもなあ~」と、幹部が口を開いたが「別の催眠術師、そう例えば芸能人とかプロに頼んで見てはいかがでしょうか?」と、別の捜査員が目を輝かせた。すると「それはいい考えかもしれないな」と、一課長の目にも輝きが感じられた。そして警視庁は芸能界で催眠術のプロを呼んで実験させてみると、プロの催眠術師は「簡単ですよ♪ この程度ならだれが相手でもかけられます♪」と、目を輝かせた。そして実験してみると捜査員達が見守る中で催眠術師は一人の捜査員に全員が見ている前で、耳元に何かを囁くと、捜査員は突然、女言葉で芸能人の物まねをして見せた。

そして「催眠術は否定する人ほどかかりやすいんですよ♪」と、目を輝かせた。そしてすぐに女になった捜査員を元に戻して見ると捜査員達から溢れんばかりの拍手が巻き起こった。一課長は「プロの催眠術師に、何度もテストを頼むと」催眠術師は快く処置してくれた。この時、一課長は「これでヤツラと対等に戦える!!」と、自身の笑みを浮かべて捜査員達も拍手した。そして捜査本部はプロの催眠術師に頼んで高額な報酬で任務をサポートしてもらう事になった。そして広がりに広がった催眠術に掛かった道行く女性の耳元で催眠術師が何かを囁くと、女性は催眠術師に抱き着いて「好きよーー♪」と、満面の笑みを浮かべた。

そして捜査本部はプロの催眠術師と行動を共にして道行く男女に次から次へと催眠術を掛けて誰が催眠術を掛けたか聞いて見ると男女は目をトロリとさせ数分後に「子供… 子供…」と、その場で倒れそうになった。催眠術師は「掛かりが深ければ深いほど確認するのに本人たちは力を使ってしまいますからね~♪」と、役立ったことで嬉しそうに教えてくれた。そして鬼畜の美食家達と対等に戦えると捜査員達は自信を取り戻して行った。そして男女が言った「子供…ってなんだろう」と、独り言を言うと、催眠術師は「恐らくこの件には子供が絡んでいますね」と、助言した。

翌日から本格的に始められた捜査にはプロの催眠術師にも動向を頼んだ。そして道行く人たちに催眠術師が質問すると「子供… 子供…」と、言って倒れそうになった。捜査員は子供が絡んでるのですかねと催眠術師に聞くと催眠術師は首を大きく振って答えた。そして催眠術師は「おそらく最初は子供に催眠術を掛けそして子供たちはいろんな人たちに耳元で囁いて催眠術を掛けたのでしょう」と、言い切った。すると催眠術師は「これは催眠術師の力の戦いでしょうね~♪ もしこちらの動きが相手に悟られると向こうも対向してきますからね~♪」と、捜査員を納得させた。

 ただ、中には子供以外の社会人に催眠術を掛けられたケースも大勢いた事で、最初は子供… そして学生や社会人をも催眠術が広がって行ったんでしょうねと、彼は言った。ただ子供と言っても何処の子供なのか特定できませんか? と、催眠術師に尋ねると彼は無理では無いですがその子供を特定すると言うことは適当に選んだ子供たちに催眠術を掛けないとなりません。親の承諾も無く催眠術を掛けて失敗したら子供は一生、私の催眠術が消えないと言うこともありますからと、教えられた捜査員は、取り敢えず今日はこの辺で有難うございましたと言うと催眠術師とその場で解れた。

だが捜査本部がプロの催眠術師を雇った事は捜査本部に身を置く者から速攻でジョーカーの耳に入り、それは直ぐにキングへと伝わった。するとキングはジョーカーに「心配は無用だ、いざとなれば彼らは身を守る術を知っているからな♪」と、笑った。そして警視庁対鬼畜の美食家達の催眠術の戦いが始まった。そしてその事はキングから小児科へと伝えられた。そして捜査員達は幼稚園から小学校にまで手を広げて捜査にあたった。その方法とは「催眠術師から教わった耳元で囁く手法が取られ、催眠術が掛かっている子供には反応が出るが何も知らない子供には無害だと」教えられた。

そして警視庁は所轄の捜査員達や定年退職した元刑事も併せて数千人態勢で捜査に当たった。だがそれは簡単に見つけられた事で鬼畜の美食家達を追い詰める結果に繋がった。そして催眠術を掛けられた小学生や中学生に辿り付いた。そしてプロの催眠術師が小学生や中学生に催眠術を掛けて聞き出したのだが簡単には解けない力強い術だった。そしてその術を破ろうとプロの催眠術師も頑張ったがこれ以上は危険だと中止した。

鬼畜の美食家達が何らかの方法で子供たちに掛けられた催眠術は異常なほどに強くて子供の命さえも奪いかねない問題だった。だが答えは直ぐそばにあるのにと悔しい思いをしている捜査本部だったが、再び東京ドームに3万人の男女が入って来て都民を監視する班から本部に連絡が入ると捜査本部は数千人の捜査員を動員して対処に向かわせた。だがドームに手を掛けている間に鬼畜の美食家達は別な場所で1000人規模のパーティーを開いていた。

そして何も知らない捜査本部では東京ドームに集まった群衆を前に何から手を付ければいいのかと捜査員達はオロオロしていた。その頃、パーティーではショーが始まり男女が入り乱れて楽しんで居たがドクター達は肉の調理に追われて、調理するドクターと応急処置をするドクターで、てんやわんやの状態だった。そして客達はいつものように喰いたい女に番号を付け部位を書き込んでいた。その頃、捜査員達は東京ドームに集まった3万人の群衆の中に居て、やむなく天井に向けて拳銃で発砲したが、群衆の耳には届かなかった。

 そして数時間後、ドームに集まった群衆は「はっ!」と、何かに気づいたかのごとく、次々にドームから突然出て行き、捜査員達は、ただただそれを見ているしかない状態で中にはズボンのファスナーを開けて中から竿を出している者も多かった。そしてレイプされた女達は床に仰向けになっていて膣からは大量の男の体液が流れ落ちる女もいて、捜査員達は消防署に連絡して救急車を呼んだものの、別の場所からも救急の依頼が殺到して、やむなくドームに医師と看護師が500人ほどが集まってレイプされた女達の膣の洗浄に当たり、一課長は別の所からの119番通報は何処から来たのかと消防署に問い合わせたが、ドームとは真逆の場所だった。

パーティーはドームの群衆が立ち去るのと、ほぼ同じ時間だった事に一課長は「くそ!! またやられた!!」と、怒鳴った。そして群衆が消えたドームの中には数千人の女達と医師と看護師が駆けつけ野戦病院のような有り様だった。そして別の場所では男女が性器を乳房を尻肉に太ももを削ぎ取られて気絶していた。そして遂に捜査員が「これはテロだーー!!」と、狂ったように大声を上げると別の捜査員に取り押さえられた。だが誰しもが思って居たことだった。

この日の夜は東京に眠れない程に捜査員と消防署のサイレンの音が暗闇に吸い込まれて行ったような夜だった。全国民に発信機を付けさせた事で逆にそれを利用された鬼畜な美食家達の作戦でもあった。一か所に何万人もの発信機が集まれば警察はウ美化内訳も無く、その間に別の場所でパーティーを開くと言う展開だった。そしてキングが経営している小児科では二重、三重の催眠術を子供たちに掛ける作戦に切り替えた。そしてそれを社会の人達に耳打ちして同じ催眠術を掛けて行った。

何も知らない捜査本部ではその後も特別に雇ったプロの催眠術師に同行を求め道行く人たちの催眠術を解くための試みが始まって行った。だが子供たちはそんな大人たちに別の催眠術を掛けて回って居て、捜査は難航していた。そして子供たちに催眠術を掛けられた男女はナイフを隠しもっていて捜査員達が活動して催眠術を解こうとすると大人たちは全員、自分の心臓にナイフを刺して自殺すると言う恐ろしい催眠術に掛けられていた。

そしてプロの催眠術師は「参ったなあ~ これはかなり強い催眠術だな…」と、首を傾げて捜査員達を見た。すると捜査員達までもが暗い表情になっていった。すると催眠術師は「これが広まったら凄いヤバイことになるな!」と、声を細めて言った。そしてそれを聞いた捜査一課長は「これでは手も足も出ないが、何とか防がなければ…」と、暗い表情を幹部たちに見せた。

 

 

 


コメントを投稿