
大掃除はクリスマスソングを聴きながら、という記事を昨年書きました。
今年は“「のだめカンタービレ」LIVE!”というCDを聴きながらの大掃除です。
傍から見たら、なんと格調の高い大掃除!
これを聴いていると、ドラマの数々の感動の演奏シーンが頭に浮かんでくるんですよ。
それが面白い。
千秋とのだめの「たった二小節で間違える、モーツァルト・2台のピアノのためのソナタ 」とか。
峰のベートーヴェン「春」とか。
ピアニカの演奏入りの「ラプソディ・イン・ブルー」とかも、入ってるんですね。

全てはこれで始まり、これで終わるベートーヴェン「交響曲第7番 」はしっかりと聴けますね。
あ、本当はこんなに長い曲だったんだ、と思いました。
ドラマでは、演奏場面ばかりに時間を費やせるわけでもなく、やはり端折っての演奏になってしまっているし。
CDでも時間が限られているのか、長い演奏時間のもあれば、ほんの少しで終わってしまうものもあり、そこがちょっと残念なのですが、ドラマの感動をもう一度味わうにはとても充実したCDだと思いました。

CDには、それぞれの曲が登場する原作の場面紹介になっている冊子も入っています。
CDに関しての紹介、感想はここまでにして、クラシックを聴いて思ったこと。
クラシックって、私にとってはやはりこんな風にCDで気楽に聴くものではなく、ましてや、何かを忙しなくしながら聞くものでもなく、昔ながらの大きなレコード、それから木枠で出来た家具みたいに大きいステレオで、ロッキングチェアーに座り(これはちょっと妄想入り

もっと本格派な方なら、いやいや、やはり音響効果ばっちりのホールで、と言うことになるのかも知れませんが、そういう経験がほとんどない私なので、ということもあるからか、そこまでは思いません。
その曲を一番初めに聴いた時の場面が、いつまで経ってもその曲を聴くたびに頭に浮かんでくる。
だからこそ、いつの時代にも「懐かしのメロディー」的な番組があるのかもしれません。
まさしく私が初めてクラシックに触れた時が、重厚なステレオで、と言う記憶だったから、そういうイメージが浮かぶのかも。
そんなイメージを持ちつつも、今の私はお掃除をしながら、PCに向かいながら、そして車を走らせながら、このCDを聴いています。
イメージはさておき、こんな風に気軽にクラシックに楽しく触れる機会を作ってくれた、このドラマ・作品の功績は大きいと思いますね。
いよいよ25日クリスマスの夜、ドラマの方は最終回を迎えます。


「のだめオーケストラ」LIVE!CD紹介
>このドラマ・作品の功績は大きいと思いますね。
同感です。
どうしても漫画では音楽は伝え切れませんよね。
言葉や絵で表現されていた「音」を実際に耳にすることが出来たこと。
「この曲の続きを聴きたい!」と思うこと。
ブームは一過性のもので終わってしまうかもしれませんけれど、クラシックを気軽に楽しめたことは大きいな、と思います。
…「続きが聴きたい!」で、ブラームスの交響曲1~4番までのCDを買っちゃったのは…私w
どこのがいいかな~って、迷ってましたよね。
指揮者や演奏するオケが違うと、やはりだいぶ感じが違ってくるんでしょうね~。
聴き比べたり、そこまでした事がないので分かりませんが・・・。
また感想をお聞かせくださいね。
ピアノなど楽器を習っている子は、クラシックに馴染みはあるんでしょうけど、そうでなければ倦厭しがちですよね。
ただ聴くだけでなく、この曲はどんな思いで作られたか、と言うことに興味を持っていくと面白いのかもね。
そういう風に考えるきっかけもこの作品は作ってくれてるみたいですね。
いよいよ明日ですね~。