
いよいよ頂上直下。
ゆっくりしたペースで登っていくので呼吸はきつくないのだけど、少し緊張しているのか、
立ち止まると大きく息をする。

ふーっと息を吐いて見上げた空は、いつもよりも近くて青い。

頭上をうねるように吹く風に舞い上がる雪煙はキラキラ輝いて、たとえようもないくらい綺麗。
ふと加藤保男さんの名前が頭に浮かびました。ただ彼の著書が「雪煙をめざして」って
タイトルだからなんだけど。
それに彼がヒマラヤで見た雪煙はこんなものじゃないだろうけど。
でもタイトルに入れるくらいだから、こんな景色に何かしら感じていたんじゃないかなぁと。
今振り返ると頂上からの景色も素晴らしかったけど、周りや頭上を舞う雪煙の綺麗さに
一番魅かれていたような気がします。


最後の登りを慎重に進めて、とうとうその瞬間が、頂上に立つ時がやってきました!

目の前にはもう登りはなし。以前泊った頂上小屋も、赤岳展望荘や横岳に続く稜線、
硫黄岳もずずーっと見えます。
頂上に立った喜び、凛とした冷たい空気、澄み渡った空、真っ白に輝く山々、黒く冷たい岩壁。
どれもこれも最っ高!!!
風が強いので頂上にいたのはわずかな時間だったけど、テルモスのお湯を飲んだり
写真を撮ったりできたので大満足。
というか、さすがに寒いので、もっといたいーって思えませんでしたけど。
最初の予定では地蔵尾根を下ることになっていたけど、雪崩の心配もあったので、
予定を変更して文三郎道を下ることになりました。
講師の方、友人、私でロープをつないで登ったのだけど、下りは逆の順番。
私が1番前でした。ちょっと緊張。
下りは特にアイゼンを引っかけないように気を付けて。
慎重にゆっくり歩いたので、ももがぷるぷる。次の日には筋肉痛になりました。

だいぶ下って、風のないところでお昼ごはん。
太陽がぽかぽかじんわりあったかい。

赤岳を眺めて、あそこに登ったんだーって思うと、またまたじわっと嬉しくなります。

下りは早い!
ぐんぐん下って、次は赤岳鉱泉近くの広場?でビーコンサーチの練習です。
2チームに分かれて練習。
ビーコンの机上講習で公園で練習した時は割とすぐ見つかったけど、雪に埋もれていると難しいですね。
あんまりピンポイントにこだわらないように、だそうです。
もちろんビーコンで探したから終わり!ではなくて、掘り出すまで15分以内でやらなくてはいけないそうです。
(15分以内だと生存率が高い) かなり時間が足りないです。
掘り出してからも救命措置や搬送などなど、やらなくてはいけないことがたくさん!
やっぱり雪崩に遭わないのが一番ですねぇ。
「雪崩リスク軽減の手引き」という本を買ったものの、まだ読んでないから読んでおこうっと。

赤岳鉱泉に戻った後は、荷物をパッキングし直して帰ります。
楽しかった~♪
帰りにもみの湯という温泉によってさっぱりほっこり。
おそばと餃子とソフトクリームがおいしかったです。
講師の方に小淵沢まで送ってもらって解散。
そんなこんなで内容盛り盛りだくさん、充実した2日間は無事に終わりました。
帰りの荷物はずっしり重かったけど、気分は軽い帰り道でした。
あ、帰りの電車の中で。
寝て帰るつもりだったけど、私は笑い過ぎて目が冴えて寝れませんでした。
電車の中だから笑いをできるだけこらえていたら、おなかも痛くなる始末。
撮った写真を見たのだけど、自分の姿があまりにもおかしくて!
風が強いし、鼻が低いのでサングラスではなく(サングラスだとずり落ちる)
ゴーグルをしていたのですが、もらいもののゴーグルは思ったよりもでっかくて、
しかも反射光が緑色っぽい。
まるで複眼の昆虫みたい!それともゴーグルをしたカリメロ?

↑こんなでした。顔が黒いのは目出帽かぶっているから・・・
ピッケル持ってるとカマキリみたい~。
せっかくの写真だったのに悲しい・・・けど笑える・・・
まぁ、写真は残念だったけど、初めて本格的な雪山を経験したことで
憧れのモンブランに一歩近づけたような気がします。
とはいえまだまだひよっこなので、これからもしっかり経験を積んで頑張ろうと思いま
す。
講師の天野さん、ガイドの奥田さん、橋尾さん、一緒に参加した皆さん、
ありがとうございました~!!!
2011.2.13 八ヶ岳
ゆっくりしたペースで登っていくので呼吸はきつくないのだけど、少し緊張しているのか、
立ち止まると大きく息をする。

ふーっと息を吐いて見上げた空は、いつもよりも近くて青い。

頭上をうねるように吹く風に舞い上がる雪煙はキラキラ輝いて、たとえようもないくらい綺麗。
ふと加藤保男さんの名前が頭に浮かびました。ただ彼の著書が「雪煙をめざして」って
タイトルだからなんだけど。
それに彼がヒマラヤで見た雪煙はこんなものじゃないだろうけど。
でもタイトルに入れるくらいだから、こんな景色に何かしら感じていたんじゃないかなぁと。
今振り返ると頂上からの景色も素晴らしかったけど、周りや頭上を舞う雪煙の綺麗さに
一番魅かれていたような気がします。


最後の登りを慎重に進めて、とうとうその瞬間が、頂上に立つ時がやってきました!

目の前にはもう登りはなし。以前泊った頂上小屋も、赤岳展望荘や横岳に続く稜線、
硫黄岳もずずーっと見えます。
頂上に立った喜び、凛とした冷たい空気、澄み渡った空、真っ白に輝く山々、黒く冷たい岩壁。
どれもこれも最っ高!!!
風が強いので頂上にいたのはわずかな時間だったけど、テルモスのお湯を飲んだり
写真を撮ったりできたので大満足。
というか、さすがに寒いので、もっといたいーって思えませんでしたけど。
最初の予定では地蔵尾根を下ることになっていたけど、雪崩の心配もあったので、
予定を変更して文三郎道を下ることになりました。
講師の方、友人、私でロープをつないで登ったのだけど、下りは逆の順番。
私が1番前でした。ちょっと緊張。
下りは特にアイゼンを引っかけないように気を付けて。
慎重にゆっくり歩いたので、ももがぷるぷる。次の日には筋肉痛になりました。

だいぶ下って、風のないところでお昼ごはん。
太陽がぽかぽかじんわりあったかい。

赤岳を眺めて、あそこに登ったんだーって思うと、またまたじわっと嬉しくなります。

下りは早い!
ぐんぐん下って、次は赤岳鉱泉近くの広場?でビーコンサーチの練習です。
2チームに分かれて練習。
ビーコンの机上講習で公園で練習した時は割とすぐ見つかったけど、雪に埋もれていると難しいですね。
あんまりピンポイントにこだわらないように、だそうです。
もちろんビーコンで探したから終わり!ではなくて、掘り出すまで15分以内でやらなくてはいけないそうです。
(15分以内だと生存率が高い) かなり時間が足りないです。
掘り出してからも救命措置や搬送などなど、やらなくてはいけないことがたくさん!
やっぱり雪崩に遭わないのが一番ですねぇ。
「雪崩リスク軽減の手引き」という本を買ったものの、まだ読んでないから読んでおこうっと。

赤岳鉱泉に戻った後は、荷物をパッキングし直して帰ります。
楽しかった~♪
帰りにもみの湯という温泉によってさっぱりほっこり。
おそばと餃子とソフトクリームがおいしかったです。
講師の方に小淵沢まで送ってもらって解散。
そんなこんなで内容盛り盛りだくさん、充実した2日間は無事に終わりました。
帰りの荷物はずっしり重かったけど、気分は軽い帰り道でした。
あ、帰りの電車の中で。
寝て帰るつもりだったけど、私は笑い過ぎて目が冴えて寝れませんでした。
電車の中だから笑いをできるだけこらえていたら、おなかも痛くなる始末。
撮った写真を見たのだけど、自分の姿があまりにもおかしくて!
風が強いし、鼻が低いのでサングラスではなく(サングラスだとずり落ちる)
ゴーグルをしていたのですが、もらいもののゴーグルは思ったよりもでっかくて、
しかも反射光が緑色っぽい。
まるで複眼の昆虫みたい!それともゴーグルをしたカリメロ?

↑こんなでした。顔が黒いのは目出帽かぶっているから・・・
ピッケル持ってるとカマキリみたい~。
せっかくの写真だったのに悲しい・・・けど笑える・・・
まぁ、写真は残念だったけど、初めて本格的な雪山を経験したことで
憧れのモンブランに一歩近づけたような気がします。
とはいえまだまだひよっこなので、これからもしっかり経験を積んで頑張ろうと思いま
す。
講師の天野さん、ガイドの奥田さん、橋尾さん、一緒に参加した皆さん、
ありがとうございました~!!!
2011.2.13 八ヶ岳
しかも天気が良くて展望良し、言う事なし。冬山は空気が澄み切っているので天気に恵まれると最高ですね。これを味わったら夏山は人ばっかし、空気は濁っている。ヤですね。
最後の、自画像笑っちゃいました。
えの才能も豊かですね。
サングラスが落ちるのを防止するメガネ止めってありますよ。
メガネかけていると曇るので困るんです。メガネ外すしかありません。
○の八ヶ岳も参考に見てください。
行者小屋でキャンプしました。寒かったぁ。
http://www46.tok2.com/home2/mmxtozantai/2005/20051229_akadake/2005_1229_akadake.htm
天気が良くてホント最高でした。
筑波山の下りで、冬の八ヶ岳でテント泊した話を聞いていたので
テント泊している人達を見て○さんを思い出しましたよ。
あの寒さでスゴイです!
夕日に染まる山々の写真も素敵ですね!
冬にもテント泊もしてみたいけど、-25度対応の寝袋とか
90Lのザックとか、それだけで雪に埋もれてしまいそう^^:
やったね。おめでとうございます。
たまねこさんは晴れ女だね。
良い天気に恵まれ最高でしたね。
登頂の感動はこの上なく嬉しいでしょうね。
もう、モンブランも大丈夫ですよ。
たまねこさんが羨ましいですよ。(^○^)
山に行く時は結構お天気に恵まれます。
ありがたいですね^^
なかなか1歩を踏み出せずにいた雪山なので、
頂上に立った時は嬉しかったです。
モンブランも近づきましたかね?
私はたくさんの山に行かれている異邦人さんが羨ましいですよ~!
僕が撮った写真もそのうちお渡ししますね。
イラストすごいですね。
まあ、でも山行ったらみんなあんな感じですよ(笑)
目や肌の保護のほうが大事ですから。
またよろしくお願いします。
安全登山で!
写真楽しみにしてますね。
でっかいさぼてんもよろしくお願いします。
ブログには載せてませんが、あまのさんの写真もありますのでお渡ししますね!
いやー、写真を見てホントに吹きだしてしまったんですよね^^;
ゴーグル、でかすぎました・・・。
み、みんな同じ感じですかね?(笑)
でも厳しい自然相手だから見た目は後回しですね。
いい大人が鼻水垂れてても許されるって、なんかいいですねー。
またお世話になります!
安全登山で頑張ります!!
写真からも寒さが伝わってきます。
寒い中の写真もよく撮れていますね。
ちなみに、コンデジ写真でも、画像横縦比を4:3でなく3:2で撮ると、
写真が横長になり、より画像の切り取り方が上手になるかと思います。
ちなみに、私の写真はコンデジでもみな3:2で撮影しています。
でもお天気が良かったので最高でした♪
やみつきになる楽しさですね。
写真、比率を変えるだけでまた印象が変わるんですね!勉強になります。
さっそく設定を変えてみまーす。
これでプロ級?なーんて簡単には行かないですね(笑)
週末、カメラを持って梅園に行くのがさらに楽しみになってきました!
たまちゃんの達成感が伝わってきます~
この眺望と澄んだ空気、やめられないですね!
写真を取るときは3:2 ( ..)φメモメモ
似顔絵笑いました~
私も新しいサングラス買ったのですが、
反射する&ちょい大き目なので、かまきりっぽいかも(笑)
晴れると最高に楽しいです^^
荒れるとかなり恐そうですけど・・・
でもYumeさん晴れ女だから大丈夫ですね!
mira47さんのアドバイス、すごく勉強になりますね。
写真も奥が深くて面白い~
ゴーグルとかサングラス選びって難しいですね…
今度虫コンビで行きましょう(笑)