雪上訓練2日目。
朝は6時過ぎに目が覚めました。
寒いかなって心配したけど、夜中暑くて目が覚めたくらい。
朝方も少し寒いくらいで、あとはぐっすり眠れました。
あ、隣の部屋がうるさくて「俺にはなんで毛布がないんだー」とか
「布団掛けろ!ここがガッシャーブルムだったら凍え死ぬぞ」とか聞こえてきたのは
ちょっとおかしかったです
今日は赤岳に登る予定なのだけど、朝の天気は曇り。
実は前日、地蔵尾根で雪崩があって一人埋もれたんだとか。
昨日の時点で、今日もあまり雪の状態が良くないだろうって話しで赤岳を目指して行けるところまで行くか、
硫黄に変更するか、どこにも登らずにひたすら雪上訓練をするかはまだ決まってませんでした。
たぶん硫黄岳に変更かなーと思いつつ朝食へ。
朝からしっかり食べます。これで今日も元気に動けるはず。
ごちそうさまでした!
ごはんを食べ終わる頃にガイドさんから、赤岳に行くこと、8時に出発することが告げられました。
おおっ!そうと決まれば準備だ準備!
トイレに並んだり、食堂でお湯をわけてもらったり(お湯は100円、お茶は200円)
持って行かないものをまとめたり。
ビーコンを身につけてジャケットを羽織り、ハーネスを着ける。ヘルメットも被る。
替えの手袋は?靴下は?ネックウォーマー、目出帽があるかも確認。
今までにやったことのない準備なので、少し戸惑いながらも準備完了!
なんだか急にキュッと気が引き締まる感じ。
ピッケルを持って、外に出てアイゼンを履く。
出発予定の8時には玄関前にみんな揃って、ビーコンのグループチェックをしていよいよ出発です。
まずは行者小屋を目指します。
ふかふかに積もった雪をアイゼンで踏みしめて一歩一歩。
慎重に歩くからかアイゼンの重みがあるからか、夏よりもその歩みをじっくりと感じながら。
この一歩が赤岳の頂上へと続くと思うと、ちょっと感慨深かったり。
40分程で行者小屋に到着です。
行者小屋に着く頃には、空に晴れ間がのぞき始め、阿弥陀岳や横岳大同心の姿が
ガスの切れ間に見えだしました。
どうやら天気は回復してきたみたい!やっほぅ♪
この時期、行者小屋は営業していないけど、テント場にはテントがいくつか建てられていました。
寒くないのかなー。テント泊もしてみたいけど、もっと温かい寝袋とかを手に入れてからだなぁ。
行者小屋で少し休憩。
ここでハーネスを着けたまま、う○こをする方法を教えてもらったり(笑)
身体が冷える前に再出発。出発の頃には赤岳も見えるようになりました!
ここからは文三郎道を進みます。
以前赤岳に登った時は、地蔵尾根をピストンしたので文三郎道は初めてです。
いきなり急な登り、ふかふかの雪に時々足を取られたりしたので、先を思うとちょっと緊張しました。
途中からはアイゼンが良く利く雪になったので一安心。
阿弥陀岳
赤岳
天気もぐんぐん回復して、真っ白に輝く阿弥陀岳や、ギザギザの横岳の岩峰も、
赤岳の姿もはっきりを見えています。
景色に見惚れそうになるのを我慢して登りました。
私は景色に見惚れると足元がおろそかになってよく転ぶので・・・
途中から講師の方にロープで確保してもらいます。
ロープがたるまないように気をつけながら歩きます。
もし滑ってしまったときに、ロープがたるんでいると、確保するほうへの衝撃が大きくなるんだそうです。
確保してもらったので安心だけど、怖い目に遭いたくないので慎重に登り続けます。
稜線に出るとやっぱり風が強いので、耐風姿勢も教えてもらいます。
そこまで強い突風ではないけど、たまにザックがふらりと煽られてドキッとしたり。
ピッケルを持つ方の手がかじかんでくるので、時々持ちかえます。
頂上に近づくにつれて、ごつごつした岩が現れ始めました。
雪に隠れている岩に注意を払いながら登らなくてはいけません。
でも前のシーズンに登った方の話によると、今回は雪が多かったそうです。
ところどころ雪が深くて、置いた足がずずずーっと滑ってそれがちょっと怖かったかな。
でも遠くには富士山も南アルプスも中央アルプスも見えて最高の景色!
長くなったのでつづく…
2011.2.13 八ヶ岳
朝は6時過ぎに目が覚めました。
寒いかなって心配したけど、夜中暑くて目が覚めたくらい。
朝方も少し寒いくらいで、あとはぐっすり眠れました。
あ、隣の部屋がうるさくて「俺にはなんで毛布がないんだー」とか
「布団掛けろ!ここがガッシャーブルムだったら凍え死ぬぞ」とか聞こえてきたのは
ちょっとおかしかったです
今日は赤岳に登る予定なのだけど、朝の天気は曇り。
実は前日、地蔵尾根で雪崩があって一人埋もれたんだとか。
昨日の時点で、今日もあまり雪の状態が良くないだろうって話しで赤岳を目指して行けるところまで行くか、
硫黄に変更するか、どこにも登らずにひたすら雪上訓練をするかはまだ決まってませんでした。
たぶん硫黄岳に変更かなーと思いつつ朝食へ。
朝からしっかり食べます。これで今日も元気に動けるはず。
ごちそうさまでした!
ごはんを食べ終わる頃にガイドさんから、赤岳に行くこと、8時に出発することが告げられました。
おおっ!そうと決まれば準備だ準備!
トイレに並んだり、食堂でお湯をわけてもらったり(お湯は100円、お茶は200円)
持って行かないものをまとめたり。
ビーコンを身につけてジャケットを羽織り、ハーネスを着ける。ヘルメットも被る。
替えの手袋は?靴下は?ネックウォーマー、目出帽があるかも確認。
今までにやったことのない準備なので、少し戸惑いながらも準備完了!
なんだか急にキュッと気が引き締まる感じ。
ピッケルを持って、外に出てアイゼンを履く。
出発予定の8時には玄関前にみんな揃って、ビーコンのグループチェックをしていよいよ出発です。
まずは行者小屋を目指します。
ふかふかに積もった雪をアイゼンで踏みしめて一歩一歩。
慎重に歩くからかアイゼンの重みがあるからか、夏よりもその歩みをじっくりと感じながら。
この一歩が赤岳の頂上へと続くと思うと、ちょっと感慨深かったり。
40分程で行者小屋に到着です。
行者小屋に着く頃には、空に晴れ間がのぞき始め、阿弥陀岳や横岳大同心の姿が
ガスの切れ間に見えだしました。
どうやら天気は回復してきたみたい!やっほぅ♪
この時期、行者小屋は営業していないけど、テント場にはテントがいくつか建てられていました。
寒くないのかなー。テント泊もしてみたいけど、もっと温かい寝袋とかを手に入れてからだなぁ。
行者小屋で少し休憩。
ここでハーネスを着けたまま、う○こをする方法を教えてもらったり(笑)
身体が冷える前に再出発。出発の頃には赤岳も見えるようになりました!
ここからは文三郎道を進みます。
以前赤岳に登った時は、地蔵尾根をピストンしたので文三郎道は初めてです。
いきなり急な登り、ふかふかの雪に時々足を取られたりしたので、先を思うとちょっと緊張しました。
途中からはアイゼンが良く利く雪になったので一安心。
阿弥陀岳
赤岳
天気もぐんぐん回復して、真っ白に輝く阿弥陀岳や、ギザギザの横岳の岩峰も、
赤岳の姿もはっきりを見えています。
景色に見惚れそうになるのを我慢して登りました。
私は景色に見惚れると足元がおろそかになってよく転ぶので・・・
途中から講師の方にロープで確保してもらいます。
ロープがたるまないように気をつけながら歩きます。
もし滑ってしまったときに、ロープがたるんでいると、確保するほうへの衝撃が大きくなるんだそうです。
確保してもらったので安心だけど、怖い目に遭いたくないので慎重に登り続けます。
稜線に出るとやっぱり風が強いので、耐風姿勢も教えてもらいます。
そこまで強い突風ではないけど、たまにザックがふらりと煽られてドキッとしたり。
ピッケルを持つ方の手がかじかんでくるので、時々持ちかえます。
頂上に近づくにつれて、ごつごつした岩が現れ始めました。
雪に隠れている岩に注意を払いながら登らなくてはいけません。
でも前のシーズンに登った方の話によると、今回は雪が多かったそうです。
ところどころ雪が深くて、置いた足がずずずーっと滑ってそれがちょっと怖かったかな。
でも遠くには富士山も南アルプスも中央アルプスも見えて最高の景色!
長くなったのでつづく…
2011.2.13 八ヶ岳
いいなぁ~。たまねこさんの笑顔が浮かんできます。
なんといっても雪山は、天候に左右されますからね。天気が良ければ汗をかくくらいに暑いし、悪ければ、いくら動いても体温が奪われるし、ラッセルしながら歩くのもいいですが、雪稜の景色の良いところを歩くのは最高ですね。(^o^)
すれ違ったら変な人かも^^;
冬は夏以上に天気に左右されそうですね。
風は強かったけど、今回は本当に天気に恵まれました♪
天気もだんだんと良くなて、最高です。
雪が多めでちょっと心配ではありますが、準備万全だから大丈夫でしょ。
冬山は風にも気をつけなきゃいけないってことを
今回思い知りました。
○さんから見てもやっぱり雪が多いんですね。
今年はどこの山も雪が多いのかな?
ビーコン装備なんですね。
でもたまねこちゃんのブログ見ていると素敵な雪山に私も登ってみたくなりました。
雪山行くにはピッケルにアイゼンも用意しなきゃ。またまた買いたいものが増える~
でもまだ浸透してないみたいですね。ビーコン高いし…
バックカントリーも登山もフィールドは同じですもんね。
その辺りのことが、山渓の2月号に載ってました。
でもやっぱり雪崩そうなところを避けて通るのが一番ですね!
雪山は想像以上に楽しかったです。雪があるだけで別世界のような。
山は楽しいけど、フィールドが広がるほどにお金も・・・^^;
これだけが困りますね~