タイトル:コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状
著:村山早紀
大好きな本で、たびたび時間があるときに読んでいます。
特に、薫子と薫の甘く切ない恋心のお話をよく読みます。
大学時代、薫子と薫はお互いに恋心をいだきながらも親友として過ごします。あるとき薫は海外に旅にでて消息を絶ちいなくなります。薫子は、薫のことを心配しつつも、小説家として毎日を追われ、10年の月日が流れます。10年前の淡い恋をふと思い出すようになった薫子は、ある日白狐の神様が営むコンビニたそがれ堂に迷い込みます。そのコンビニで手にとったペンジュラムによって、薫が10年前にいなくなった理由が明らかになります。
クリスマスの夜、薫が薫子に伝えたかった想いが風早のホテルで、薫子に伝えられます。離れ離れになった二人が、10年の歳月を経て、形は違うけど、想いが通じた場面を読んだ時、ふと涙が出てしまいます。切ないけど、最後は優しい気持ちと心温まる気持ちにさせてくれます。他にも、2つのお話とねこのお話が出てきます。
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