本棚に飾ってあって、ここ2年ぐらい読んでいなかったけど、ふと読んでみたくなりました。
魔法使いの血が流れ、自然の田舎で一人暮らしをしている祖母のもとに、学校になじめず不登校になった孫がやってきて、ひと夏の間一緒に生活をするお話です。自然になじんだ規則正しい生活をしていきながら、少しずつ人として成長し、祖母の魔女としての血も受け継ぐようになる少女の生き方がとてもイキイキしていて、まぶしくなりました。
祖母が亡くなったあと、昔約束した魔女のあかしとしてのメッセージを見た少女の祖母への想いがとても印象的でした。心がほんのり温かく、優しく素直な気持ちになれるお話です。
大人から子どもまで、みんなに読んでほしいお話です。
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