不思議なペットショップのお話

昨日レポート提出が終わり、点数も普通だったので、ほっと一息です。
で、今日はペットショップ夢幻楼の事件帳というお話を紹介します。
誰でも昔心の中で隠して蓋をしておきたい出来事があったと思います。成長するにつれて、そんなことも忘れ、今を過ごしていると思います。
この物語は、そんな心に蓋をした過去の出来事を、ペットショップ夢幻楼を訪れると心の状況に応じた形でペットが具象化され、訪れた人が出会うことになります。
最初は、なんでこのペットなの？と疑問に思いつつも、ペットショップの店長雅の呪文のような言葉で、過去の出来事を思い出すようになり、忘れ去られた心が解き放たれます。
ちょっと不思議な雰囲気を持つ雅と弟のギン、ギンの友達の茜が独特のキャラクターで、物語を面白く、奇妙にしてくれています。
心とペットを結びつけるお話は、今まで読んだことなかったので、新鮮な気持ちになりつつ、自分も昔そういった蓋をしてしまった気持ちがあったのかなーと振り返ったりできて良かったです。