もうシリーズ7冊目だけど、いつ読んでも、最後は涙が出てしまいます。
力が衰えてしまった神様の願い事を叶えるために、御用人となった良彦とモフモフの毛並みを持つ方位神のキツネ黄金とのコンビが活躍します。今回は、記憶と力を無くした月読命が、いつも世話をしてくれる弟の須佐之男命のために願い事をすることから物語が始まります。
月読命がなぜ力をなくしてしまったのか、神話の時代からひた隠しにされた事実を、良彦の月読命を思う気持ちが少しずつ明らかにしていきます。
神話時代の悲劇を思い出し再び絶望した月読命を、良彦の真っ直ぐな思いに応えた、姉の天照大神、弟の須佐之男命が力を合わせ救い出します。偉大な神としてあがめられながらも、姉弟としての絆をいつまでも大切にし、人間と同じように心を痛め、悩み、涙する神様に心を打たれました。
最後はボロボロ涙でいっぱいでした。
神様を身近に感じられるともに、神様にとても優しくありがとうって伝えたくなる本です。
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