猫と語ろう： with 部屋猫

世：世話人
セ：セキ
ひ：ひめ


ひ：ちょっと、人間！

世：へいへい、なんでございましょう？

ひ：くるんさんがいないわよ！

世：あぁ…

セ：そうかもよ！　いないかもよ！　探すかもよ！！

世：くるんさんは、一泊旅行に行ったんだよ

ひ：あら、そうなの？　福引ででもあたったのかしら？

世：残念ならが、ウチの近所に商店街はないよ。過疎地だから

ひ：まぁ、残念ね。ガラガラってやつ、ないの？

世：お古いですなぁ～

ひ：あら、こう見えても結構長生きなのよ

世：知ってる～

ひ：で、くるんさんは、箱根なの？　熱海？

世：ホント、長生きなんだなぁ。言うことが古いよ

ひ：悪かったわね

セ：くるんさん、お風呂の刑かもよ？

世：セキも温泉知ってるのか…。でも、違うから安心しなよ

セ：じゃーどこかもよ！

世：医者さんにお泊りしたんだよ

セ：お泊り！！！！！　可哀想かもよ…。怖がってるかもよぉ…

世：じゃーパンツマンが、くるんちゃんの病気やっつけてよ！

セ：パンツマンは、膀胱炎としか戦わないかもよ

世：ニッチだなぁ

ひ：じゃーくるんさんは、医者にいるのね？

世：ま、そういうことさ

ひ：そうだったの…

世：そうだって、昨日言ったじゃん！

ひ：あら、ぴーさん、聞いたかしら？

世：さすが猫だね

ひ：あら、お褒めにあずかり光栄よ！

世：褒めてないッス

セ：いつ帰ってくるかもよ？

世：あとで迎えに行ってくるよ

セ：とっとと行け！　かもよ！！

世：え～セキにしては強く出たなぁ

セ：セキちゃん、病院お泊り嫌い嫌いの会会長かもよ！

世：マジっすか？

セ：病院お泊りは怖いかもよ…

世：セキは隣が犬だったから嫌だったんでしょ？

セ：ワンさん、怖いかもよ…

世：くるんちゃんは、犬くらいでは驚かないよ

ひ：さすがね！

世：ね

ひ：でも、早くいってあげなさい。待つって辛いものよ

世：その前に、猫餌買いに行かないと

セ：２割引きかもよ？

世：そそ。あんたらのご飯とかおやつも仕入れないとね

ひ：それは大事ね！

世：買い出し終えたら迎えに行ってくるよ

ひ：そっちも大事よ！

セ：かもよ！！

世：ちゃんと連れてくるから、待ってなよ！

セ：ガッテンかもよ！

猫と語ろう： withあま

あ：　あま

世：　世話人

た：　たけ

マ：　マキオ

さ：　あさひ




あ：　世話人さん、世話人さん！

世：　はい！　…って、あまか

あ：　僕ですよぉ

世：　いい返事して損したよ。なんか用？

あ：　酷いですねぇ。扱いがぞんざいです！

世：　こりゃ失敬。で？

あ：　僕、思いついたんです！

世：　何を？

あ：　「あまちゃん」がいよいよ最終週なんです

世：　そうだね。10月には新しいやつになるんだよね

あ：　僕は、一あまちゃんとして、残念なんです

世：　ほう

あ：　そこで、考えました！

世：　何を？

あ：　ここで、「あまちゃん」のパロディを書いてほしいんです！

世：　は？

あ：　聞けば世話人は、アホな文章を書かせたら右に出るものがいないとか！！

世：　おだててるつもりなんだろうけど、できてないぞ

あ：　暇を持てあまして畑仕事ばっかしてるんなら、書けばいいと思うんです！

世：　…畑もバーチャルだけどね

あ：　とにかく、僕を主役にして書くべきだと思うんです！！

世：　結局、言いたいのはそこか

あ：　なんせ「あまちゃん」は、高視聴率番組ですよ。僕は数字を持ってる男ですよ

世：　お前じゃないべ…

あ：　幸い、ウチには結ちゃんもいますよ

世：　あ～、主人公の友人の子ね

あ：　ばっぱの役には、くるんさんがいます！

世：　ばーさん扱いかい！

あ：　寡黙な勉さんには、解兄さんがいいと思います！

世：　ほう…。小泉さんは？

あ：　北三陸一の不良ですからね、ひめ姉さんです！

世：　怒られるぞ…。ほかは？

あ：　えっと…

世：　まぁ、全部を当てはめるのは大変だわな

あ：　そんでも、これだけいれば、なんとかなると思うんです！

世：　面倒くせぇ…

あ：　僕、アイデアがあるんですよ

世：　何？

あ：　アキちゃんは結ちゃんと比べて「なまってる方」って言われてました。僕は「混じってる方」です

世：　う～ん、結もどちらかというと混じり派だぞ

あ：　結兄さんの方は、「かわいい方」のままでいいですから

世：　むしろ「子猫の方」とかだと思うけどなぁ

あ：　それでもいいです！　書いてくれますか？

世：　う～ん、面倒くせぇ

あ：　ダメですかぁ…。書けばここのアクセスも100万超えますよ！

世：　えーーー。そりゃないべ

あ：　僕は数字を持ってる男ですよ！

世：　いやいやいやいや

あ：　ダメですか？

世：　ダメです

あ：　がっかりです…

世：　ま、いいじゃん。一緒に最終週見ましょうよ。視聴者で、ファンでいいじゃん

あ：　ちぇ～です

世：　お前は混じりたいんだろ？　主役なんかやったら混じれないべ？

あ：　…

世：　混じるには、目立っちゃいかん！

あ：　わかりました

世：　わかったか

あ：　世話人がものすごく怠惰だってことがわかりました

世：　否定はしないよ。まぁ、うに丼くれたら考えるけどね

あ：　くわえて、食いしん坊ってこともわかりました

世：　正解！　じゃ、そういうことで！

あ：　しょんぼり…



た：　（相変わらずアホなやり取りニャ。………「たけちゃん」！　悪くないニャ）



マ：　（結ちゃん役は、かわいい方なんだからマキオに決まってるのに！）



さ：　（僕、ストーブさんあたりかなぁ…）　

猫と語ろう： withセルシオ

セ：　セルシオ

世：　世話人



世：　あれ？

セ：　なんですかニャ？

世：　ママ、帰らないの？

セ：　帰る？

世：　お盆って終わったんじゃないの？

セ：　おやおや、そのことですか。安心なさい。私は仏教徒ではないのですよ

世：　そっか。じゃ、ま、いいや

セ：　それにしても人間

世：　？

セ：　最近、「できごと」以外の記事を書いてないようですニャーね

世：　ま～ね。めんどっちーもんで

セ：　相変わらず怠惰ですのニャ！　地獄に堕ちますニャーよ！！

世：　仏教徒じゃないとなると、その地獄ってのはどんな？

セ：　言葉のあやですのニャ

世：　ほっほ～

セ：　写真もほぼ出さないから「軽いブログ」と言われているとか

世：　うん。画像の多いヤツは読み込みに時間がかかったりするからね

セ：　そんな時だけ前向きにとらえるのはおよしなさい！

世：　だってさ～。写真とっても、みんなほぼ寝てるしさ～。つまらんのよ

セ：　つまらなくても残すのです！　猫の命は短いものよ…でございます

世：　まぁね。記録って意味では…と思うけどさ

セ：　ならお撮りなさい！

世：　へーい。善処します！

セ：　ついでと言ってはなんですが、こういうくだらない文章も書いたらいいですニャ

世：　そう？

セ：　これなら私の出番もあるというものですのニャ

世：　あ～、ママ死んじゃったからね

セ：　人間の言い方はいつもデリカシーがないですのニャ！

世：　オブラートに包んでもさ、柿の木の下に埋まってるのは変わらないじゃん

セ：　むぅぅぅぅ…、柿汁プッシャーーーー！！！！　ですニャ！

世：　なんじゃそりゃ？

セ：　レクさんに教わりましたのニャ

世：　同じ柿木仲間だから？

セ：　なんでも、最近、梨汁を飛ばす輩が出没しているとか。それの真似ですのニャ

世：　ふ、ふなっしー…

セ：　それですのニャ！

世：　あんまり真似ない方がいいような…

セ：　真似させるようなことを言うからですニャ！

世：　すんません

セ：　わかったら、頑張ってブログを書くのです！

世：　頑張るようなもんじゃないとは思うんだけどねぇ…

セ：　柿汁！！！！

世：　わかったよぉ

セ：　ならばよろしい

世：　ちなみにさ、ママは甘柿の下にいて、レクは渋柿の下なんだよ

セ：　それが何か？

世：　柿汁の威力はさ、レクの方が強そうじゃない？

セ：　確かに…。でも、レクさんは温厚な方なので、あまり柿汁を飛ばさないと思いますニャ

世：　それもそっか。ま、せいぜいベタベタのクサクサにされないようにするよ

セ：　そうなさい！





　
　

猫と語ろう： withくるん

く：　くるん
世：　世話人



世：　…そんなわけで、くるんちゃんには薬を飲んでもらいます

く：　謹んでお断りしますニャ

世：　まぁまぁ、そこをなんとか

く：　嫌ですニャ！

世：　なんでだよぉ…

く：　おかしなものを飲まされるのはゴメンですニャ

世：　おかしなって…

く：　じゃぁ、あれがなんだか貴方は知ってるのですか？

世：　なんとなくは…

く：　なんとなくなものを飲ませるのですかニャ！

世：　だってーそういうの苦手なんだもーん

く：　人間の世界のことを、ちゃんと理解して伝えてくれないと、こちらだって納得できませんのニャ！

世：　えーーーー。したら、僕が薬剤師にでもならないとダメじゃん

く：　じゃーなりなさい

世：　無理だよー。理科も算数もできないんだよぉー

く：　なら、くるんに無茶なことを言うのはやめるのニャ！

世：　ぶーぶーぶー

く：　豚の真似してもダメニャ！

世：　物真似じゃないよ。不平不満だよ

く：　あぁ見苦しい！　セルシオさんがいたら、きっと怒られるのニャ

世：　だなぁ

く：　セルシオさんは厳しい方だからニャ～

世：　だな

く：　くるんも一目置いているのニャ

世：　セルさんも薬嫌いだったけど、頑張ってくれたよ

く：　なんと！

世：　一目置いてるなら、そこも見習ったら？

く：　むぅぅぅぅ

世：　薬飲んでれば楽に暮らせるんだから、こんなに簡単なことはないでしょう

く：　簡単じゃないのニャ。毎日涙目になるニャ！

世：　それは、くるんちゃんが抵抗するから…

く：　わけのわからんものを口に入れられたら、誰だって抵抗するのニャ！

世：　…話は振出しか

く：　ふん！

世：　わかったよ

く：　？

世：　くるんちゃんの言うことももっともだ

く：　ん？　なら飲まなくてもいいのかニャ？

世：　いいや。分かり合えないので、強硬策でいきます！

く：　なんてひどいことを！！

世：　ま、今迄通りってことで

く：　………。無駄な時間を過ごしましたのニャ

世：　だね。でも、ま、分かり合えないことが分かったからいいじゃん

く：　不毛ですニャ

世：　不毛だね。全身毛だらけなのにね

く：　大きなお世話ですニャ。くるんは寝ますニャーよ

世：　ほう

く：　今から寝ないと、夜の薬のときに抵抗する力が半減しますのニャ

世：　そんな備えはいらんよ…

く：　うるさいのニャ！　静かに寝かせて欲しいのニャ！！

世：　はいはい。ほな、おやすみ

猫と語ろう： with皆様

世：　世話人
く：　くるん
セ：　セキ
Ｓ：　セルシオ
ひ：　ひゃっは～
あ；　あま




世：　猫のみなさん、お忙しいところ恐縮です

Ｓ：　いったいなんなのですか？　私は死んだとはいえ忙しいのですニャーよ！

世：　あぁ、すいません。ちょっと皆さんのご意見を伺いたくて…

セ：　何かもよ？　何かもよ？

世：　みなさんは、なぜに薬を飲まないのですか！？

く：　？

あ：　薬ってなんですか？

世：　あまも飲んだことあるでしょう？

あ：　…………あ！

世：　そう、あれです

ひ：　わざわざ集めて、それを聞きたいのかニャ？　アホ子さんニャ！

世：　だってさー。みんな嫌がるじゃん！

Ｓ：　誰だって嫌じゃないですかニャ？

世：　そうなの？

セ：　セキちゃん、あんまり考えたことなかったかもよ…

世：　あんたは比較的楽だったけど、それでも嫌がったじゃん！

セ：　記憶にないかもよぉ～

世：　薬嫌いといえば、セルさんがプロ級でしたよね

あ：　すごいです！　僕、尊敬なんです！

世：　せんでいい！　飲んでほしいの！

く：　嫌なものは嫌なのニャ～

世：　なんでだよ！　くるんちゃんはこの先ずっと飲むんだよ！！

く：　えーーーーーー

ひ：　かわいそうニャ！　猫いじめはダメ、絶対！　なのニャ！！

世：　いじめてないよぉ…

ひ：　加害者らしい台詞ニャーね

世：　ひでぇなぁ。えっと、そもそも聞きたいんだけど、なんで薬嫌なの？　端からどうぞ！

く：　無理やり飲まされるのが嫌ですニャ

ひ：　ひゃはもニャ。口をこじ開けないで欲しいのニャ！

く：　そうそう。あと、やるぞ感を漂わせて近寄られるのも恐怖ニャ

Ｓ：　私は、もちろん人間にいいようにされる屈辱も嫌ですが、なにより味が気に入りませんのニャ

世：　あ～。セルさんはマズイと吐いてたよね

く：　くるんもペッてしてやったニャ

世：　セルさんのは、そんな可愛いもんじゃないんだよ。ゲーだよ、ゲー！

Ｓ：　人間も胃洗浄というのをしますから、真似たのですニャ

世：　さすがＯＢと、無駄に医療系のＴＶばかり見てただけある

Ｓ：　口に隠して後で吐きだすのは初歩。私くらいになると、一度飲み込んでからもリバースしますのニャ

あ：　すごいです！　人間ポンプみたいです！

世：　…金魚は飲まないよ

セ：　金魚？　それ美味しいかもよ？

世：　食わんでよろし！　…で、ほかには？

ひ：　それが主な理由だと思うのニャ

世：　そか…

あ：　じゃー人間は、美味しい薬を、さりげなく提供すればいいんです！

世：　はぁ…

Ｓ：　そうですね。それなら飲んでやらないこともないのですよ

世：　セルさんはもう死んじゃったからいいよ

Ｓ：　んま！　死猫差別ですニャ！

く：　セルさんが飲まないなら、くるんも嫌ですニャ～

世：　えーーーーー

ひ：　人間、頑張れニャ～

世：　じゃーひゃはは、飲まなくていいように健康維持に頑張れよな！

ひ：　なんでニャ？

世：　口開くのすら拒否ったじゃん！

ひ：　嫌なのニャ！

世：　なら、薬飲まなくていいように元気でいな！

ひ：　…わかったのニャ

世：　あんたらもだよ！　薬嫌なら元気でいな！

皆：　………は～い

Ｓ：　結局、猫の意見は考慮されないのですかニャ？　傲慢ですニャーね

世：　だってさ～

Ｓ：　相変わらず言い訳が多いですニャーね

世：　ちぇー

Ｓ：　用が済んだなら帰りますよ

世：　セルさんも、みんなが薬いらずでいられるように守ってね

Ｓ：　覚えていたら…ですニャ

世：　よろしくね～