人里離れた静かな山の中です。
静かなところとはいっても、それは人の世界から見ればのお話で
エゾシカ達にとっては生活圏なのです。
幾本もの踏みわけ道が枝分かれしていて
普段見掛けることの少ないシカの姿も
見かけないのではなく
見えないのだと気付かされる。
そのシカに樹皮をかじられて
立ち枯れした木や幼苗も幾本か見かけた。
春の新芽が顔を出してもすぐに摘まれてしまうかもしれない。
それらから芽ぶきを守ろうとするかのように
そしてまた冬の厳しい吹雪に負けさせないように
身を無くして樹皮だけになった切り株がそこにありました。
春を迎える山
切り株の中には小さな芽ぶきと気の早い虫。
砦の扉が開かれるのももうすぐです。
静かなところとはいっても、それは人の世界から見ればのお話で
エゾシカ達にとっては生活圏なのです。
幾本もの踏みわけ道が枝分かれしていて
普段見掛けることの少ないシカの姿も
見かけないのではなく
見えないのだと気付かされる。
そのシカに樹皮をかじられて
立ち枯れした木や幼苗も幾本か見かけた。
春の新芽が顔を出してもすぐに摘まれてしまうかもしれない。
それらから芽ぶきを守ろうとするかのように
そしてまた冬の厳しい吹雪に負けさせないように
身を無くして樹皮だけになった切り株がそこにありました。
春を迎える山
切り株の中には小さな芽ぶきと気の早い虫。
砦の扉が開かれるのももうすぐです。