きりかぶMANIA

旅の切り株カタログ

あけましておめでとうな切り株

2011-01-05 16:24:49 | 水辺の切り株
『きりかぶMANIA』をご覧のみなさま あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。


年の瀬は全力で冷蔵庫を押して疲労困憊。
年が明けてからは除夜の鐘を点きに行ってタイミングが分からず
『ゴーン…』といくところを『くぅお~ん…』という音で回りの失笑をつかみ取りしていました。
年が明けてからは自分が切り株みたいにどっしり座って飲み放題食べ放題。。。
これでは体もさすがになまるっっ!

しかし寒いんですよね。。。
生粋の北海道民のはずなんだけど。
それでも切り株行くぞっオーッ!…というときは、寒がりはどこへやら。。。

今回の切り株は、『幻の橋』とか『めがね橋』という通り名の北海道十勝、上士幌町の糠平にある北海道遺産『タウシュベツ川橋梁』のある糠平湖。
もちろん橋も見に行きます。スノーシュー履いてワカサギ釣りのテント村を横目にノシノシとね。

ところが、その橋。見えてから傍まで行くのにザッと1時間はかかります。
氷結湖面はそれほど雪深くないのにです。
景色は遠くまで見渡せるし、橋は思いのほか大きいしで
歩けども歩けども近ずかない。。。
これが距離感を狂わせる北海道の幻風景かもしれない。

その幻風景には、もうひとつ不思議なものがあります。
誰も掘り出してなどいないのに凍った湖面の下から切り株がニョッキリと頭を出します。
厚い氷のベレーを被ってね。

これが『キノコ氷』とか呼ばれる現象です。
湖面が氷結した後も湖水は減水していき、氷の湖面は湾曲しながらさらに下がっていく。
それで切り株が氷から頭を出すようにポコン☆と出てくる。
時によっては、かなり大きな氷を被った切り株もあるのだそうだ。

自然のものと人工のものが作り出す不思議な光景。
それが見られる糠平湖です。
時期的に『あけましておめでとう!』とばかりに出てきた感じです。

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