レオナール・フジタ展に行ってきた。
上野の森美術館にて。
藤田嗣治の絵、すごい好き。
細い細い線、乳白色の肌の色の女性。
寂しいんだけど、やさしい色合い。
時代が代わると細い線はそのまま、ものすごくカラフル。
眩しい感じ。
うまく表現できる言葉が思いつかないな…
本当に素敵な絵。
一緒に見に行った旦那もすごく好きだ、って言ってた。
前に竹橋かどこかでやってた藤田嗣治展の方が好きだったけど、
今回のもすごく良かったな。
最終日ギリギリ、行って良かった
洗礼受けてからの絵が中心だから宗教色強かった。
細やかな絵に素敵な色合い。
そしてどこか可愛い。
ステンドグラスに魚がいたり、鳥がいたり。
黙示録もこの時代にこの色合い!?っていう斬新さ。
ダリとか他の人も似た構図で描いてるけど、
この人のはちょっと違う。
蛍光ピンクやイエローに近い色を使っていてイラストみたい。
特に好きだったのが「花の洗礼」と「イヴ」。
目の前がぱぁーっと明るくなる
感動して何だか泣きそうになった。
日本を捨てて、フランスに帰化してしまったけど、
日本人の誇りだな、と思った。
西洋の要素もあるし、日本の水墨画を思わせる要素も。
すごーくうまく溶け合った感じ。
見終わった後決めたの。
フランスにある藤田嗣治の生家と彼が作った教会、
いつか絶対に見に行くんだ