文化庁届出受理講座の日本語教師養成講座420時間コースというカリキュラムは、以前は座学+実習でしたが、現在は授業の一部(座学)を通信(e-ラーニング)で行うことが可能になっています。
e-ラーニングはPC、スマホ、タブレット、ネットカフェや公共機関に設置してあるパソコン等でもアクセス可能で、物理的なユーティリティーを向上させました。
しかし、欠点は、『孤独』なこと。
e-ラーニングそのものの歴史を振り返ると、インターネット上で学習コースが開発された当初は、コミュニティ機能やチューター、モデレーター等の遠隔学習をコーチしてくれる役割を設置する例がありました。
また、学校の役割をオンラインに全面的に任せるe-ラーニングシステムだと、クラスやグループでの共同作業や課題が設けられ、活発な共同学習がマストな講座もありました。
日本語教師養成講座420時間コースのe-ラーニングと座学の切り分けに関しては、グループワーク等は座学(登校授業)に任せ、e-ラーニングは独り学習になっているところも少なくないようです。
この独り学習を現在はSNSを通した情報交流で補えるようになっています。
技術の進歩に感謝!