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制作途中のアルバムのタイトルを
挿入歌から「雨女」とした。
アルバムの切り口は「雨と女、そして不実な男」。
演歌ならぬ「艶歌」ですぅ。
これまで
「天地自然の美しさを謳う奇跡の讃歌」
というふれこみで「あめつちの詩」
をリリースし、
「生かされて」では
「新屋まりが歌おうとしているのは
和讃の世界観だろう」なとど評された。
そんな前作までとは相当な落差がある。
どんな評価が下されるか
不安でもありちょっと楽しみでもある。
バンドのレコーディングが
木曜日に決まっていた。
「雨女」のアレンジを森光さんに
お願いしたのが月曜日。
「今、福岡に居ます」と返信が来た。
森光さんのアレンジ音源を受け取ったのが
火曜日の真夜中。
元はれっきとした演歌だけれど
「サンバ風になるか?」と聞いた。
むちゃブリも良いところだが
「あ~そっちですか」とサラリ。
やりとりをしたのが午前1時で
翌、水曜日正午に早くもサンバ・アレンジが届いた。
森光さんいつ寝たのでしょう。
ドラマー・山口さんとベース・翔太朗君も
準備時間はほとんどなかったと思うが、
木曜日朝スタジオ入りしてレコに挑む。
森光さんのアレンジとディレクションで
直前リハをしたらすぐにレコーディング。
腕のあるミュージシャンだから仕事が早い。
後で私が歌入れをした。
問題は私のギター。
ギターはリズム楽器でもあるので
その部分がバックと合わなくてはいけなくて
弾き語りとは違う部分。
うっかりギターなしのアルバムになるところだったが
ジャケット撮影でギターを持っていることに気づいて
無理やり入れました(笑)
ライブと違いレコでは本来
ギタリストが弾くところだが
「ギターを弾いている」のが
新屋まりのウリのひとつなのでもあります。
そしてクレジットに
「ギター/新屋まり」と入れたいが為。
何とかなって「Tokyo」が完成した。
こじゃれた素敵な曲にしてもらった。
「雨女」の演奏に歌を入れる。
あたくし1年間演歌を特訓した成果で
こぶしが回るシンガーにバーションアップしました。
「雨女」をどう歌うのか手探りだったが
ヘッドホンからオケが流れるや
景気よくこぶしつきで歌うのだった。
ブース横でそれを聞いていたメンバーが
「こうなるのか」「おもしろい~!!」
と笑っている。
歌い終えたら私も笑えた。
大丈夫かしらん。
←雨女が映りこんでます。
楽しかった。
予定より1時間早く完了したが
可能ならばずっとやっていたいほどだ。
5月2日新屋まりの還暦&活動20年の
勝負コンサートはこのメンバーに
キーボード倉田香織さんを交える。
アルバムもコンサートも凄く楽しみ。
山場は超えた。
アルバム完成まで後少し。
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