論系室だより

-早稲田大学文化構想学部 現代人間論系の教員・助手からのメッセージ-

どこにもお知らせのない授業のお知らせ 専門特殊研究「応用倫理学原典購読」

2013年04月16日 | 教員から(著書・論文・イベント等紹介)
現代人間論系の皆さんへ、

4月もうそろそろ授業が始まりますが、皆さんはどんな講義をとろうか、
履修要覧や情報誌を片手に考えているところだろうと思います。
今日は、履修要覧にも、雑誌にものっていない授業のお知らせです。
授業の名前は「専門特殊研究」といいます。専門特殊研究とは、教員が普通の授業で取り扱うことができないが、必要で足りないと感じているところを補う目的で申請すると、大学により認められるものです。正規の授業とはちがうので、履修要覧にものっていないわけですが、その分、いろいろと自由にできるという特徴があります。研究会風に、研究室などで行うのが基本的なスタイルです。変則的ですが授業ですから単位認定もされます。
2013年度、このシステムを使って英語の文献購読の専門特殊研究を村松が開講します。応用倫理学に関する英語の論文(和訳がないが重要なもの)を毎回1~2ページずつ呼んでいきます。差し当たっては、アメリカで出ている有名な応用倫理のアンソロジーのイントロダクション(10~15ページくらいのもの)を読もうと思っています。目的は、英語の論文を読むことに慣れ親しむことですから、訳しながら読むことが中心となります。
現代人間論系の2年生以上の学生さんなら、どなたでも参加を歓迎します(人数があまり多ければ何か選考方法を考えますが、たぶんそうはならないと思います)。

場所: 現代人間論系カンファレンス室
時限: 木曜日、3限
4月11日、18日の2回、授業の進め方の相談・オリエンテーションをします。

私も今回初めての試みなので、いろいろと皆さんと相談しながらやっていこうと思っています。興味をもった方は、どうぞ、気楽にきてください。
皆さんの参加を待っています。

(現代人間論系教員 村松聡)

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