NISC-PHILIPPINES

現地の事、私のプライベートを交えながら入荷情報やご案内
をしていきます。直接ご連絡いただければ販売もいたします。

ルソン北部

2015年06月16日 00時55分32秒 | Prosopocoilus




には、

疑問に思っていた。

ノコギリクワガタがいた!

貼り付けた画像の個体だ。

密かに自分なりの解明を企んでいたが

お手上げだ。

Arnaud et Lacroix, 1991に

パトリックたちが

ルソン北部マウンテンプロビンスから

得られた小型のノコギリクワガタを

Prosopocoilus marioniと記載した。

しかし

記載分に解説の微細画?では

よく解からない。

当初から

小型のP. gertrudaeと思われていたし

私も小さいP. gertrudaeだ!

と考えていた。

昨日

ルソン北部で得られた標本の整理をしていたら

小型の25mmほどの

♂に手が止った・・・

みょーに

背面側から見ると、頭部・胸部・上翅までの

点刻も非常に荒いし

頭部に点刻のキメが荒い。

質感も違うように感じた。

さすがに研究者ではないので

直感だけだが

これこそが

Prosopocoilus marioniではないのか?

gertrudaeのように見えるが

違うものに感じた。

25mmという小型個体であるが

これは小型個体じゃなく

通常サイズなんではないかと思えてくる

変異の一端かもしれないが

私にとっては

興味深い個体だ。

これは

灯火で採られた個体で

昨年の今時期だ。

このポイントは

通常gertrudaeが採れる場所より

さらに標高も高く気温が低い場所で

採れる場所は解かっている。

私も12月にここで採集をしたが

かなり寒く凍えたのを覚えてる。

現状何ともいえないが

パトリックが

gertrudaeと別物だと

言うのであれば

これこそが

幻の

Prosopocoilus marioniではないのか!

一応

売りには出しますが

売れなければ

gertrudaeとの比較に

鑑定に出す予定です。

もしgertrudaeではないのであれば

採集しに行くぞ!

場所は解かる!

でわ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


フィリピンの昆虫の事や

直接私と話したい方・交渉・ご相談等は

下記までご連絡ください。

当然のことですが

メールしてくる場合は、

自分のお名前等明記してください。

記載がなければ、返答はいたしません。

なお、質問に関しましては

答えれる事は

お返事いたします。

kat2496@live.jp

まで



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。