【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

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ビジネスの拡大時における第3者のチカラ

2013-04-17 10:35:21 | 繁盛のコツ
昨日おじゃましたご支援先では都内で居酒屋を10店舗展開されている。


この業態の1号店が生まれたのは3年前の4月である。震災の間9ヶ月出店が止まった時期があるが、今また拡大モードに入っている。


現在の時点で出店が決まっている物件と決まりそうな物件が4件あり、トントンと進んでいければあっと言う間に20店舗は達成できるという感じである。


初期投資が1500万程度でだいたい年商7000万~1億円程度売る。


ROIは非常に高い。



そして僕が横で見ていても面白くなってきたのは、ビール会社が積極的にこの会社の支援をしてくれるようになってきたことだ。


物件の調達もかなり積極的に関わっていただいているようだ。


では、なぜ、ここまで第3者であるビール会社が支援体制を取ってくれるのだろうか?


答えは単純で、ビールメーカーにとってこの会社を支援することにメリットがあるからだ。


このお店では一般的な繁盛居酒屋の約3倍ビールを売る。


不振居酒屋と比較すると約5倍以上売るイメージだ。



ビールメーカーにとっては居酒屋1軒あたりの売上が3倍~5倍立つため、非常に高効率である。


これが『第3者が積極的に取引先を支援する』ことにつながっているのである。



同じような話はあるシステム会社でも同じことが言える。


B2Bという2社間取引に一生懸命になるのは誰もがすることであるが、この会社でもやはり『第3者』である卸売り企業が積極的にこのシステム会社の顧客作りを支援している。


なぜか?


第3者である卸売り企業にとって、この会社のシステムがマーケットに拡大すればするほど、『自社のコストダウン』という大きなメリットを享受するからである。


これも第3者プレーヤーが積極的に支援してくれているという形態になっている。



こうやって見てみると『第3者のメリット』になることをどう作り出すかということは、自社のビジネスの拡大に大きく貢献する作用があることがご理解できると思います。


参考になればと思います。

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