【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

大きくなるとはリスクを最小限にする“責任”も大きくなるということ

2011-10-31 20:18:01 | 繁盛のコツ
今日はこの夏から新業態の立ち上げをお手伝いさせていただくことになった会社へコンサルティングでおじゃました。


1号店の物件が決まり、現在は私たちの別のご支援先企業様へ研修に行かれている最中です。


順調に行けばグランドオープンは年明け1月中旬となる。


成功確率の高い業態へ挑戦されるが、今からが楽しみである。




その会社の本業は別にあるが、規模的にはそこそこ大きな会社になる。


その会社の管理部長様が今回の新規事業の立ち上げの部長も兼務されるのであるが、お話の中で出てきた言葉が、様々なリスクの話。


労務の問題であったり、衛生の問題であったり、外食産業にはまだまだ問題解決が慣習的に遅れている問題がある。


今日は数年前にあったある本業での出来事の話を聞かされたが、こういった取り返しのつかないリスクは、やはり芽を摘んでおくべきことである。


これに関しては、企業の大小は本来関係の無いものであるが、やはり大きければ大きいほど、社会的責任も大きくなる。


春先の「えびす事件」から6ヶ月が経とうとしているが、あれから自社の、自店の取り組みが変わった会社がどれだけあるのだろうか?


喉元過ぎれば・・・になっていないだろうか?



先日あるご支援先における衛生管理のオペレーションについてISOの視点から診断をさせていただく機会があった。


僕から見れば素晴らしい取り組みをされている企業様であったが、それでも、抜けている部分があり、本当に難しい問題だなぁと痛感させられた。


しかし、ここから目を背けるだけでは真の問題解決は無い。


末永く経営を永続していくために、リスク対策は必須である。


高い授業料で済まないこともあるのは、皆様がよくわかっていると思います。



様々なコンプライアンス問題について、再度、自社を客観視する機会を持っていただければと思います。


脇を固めて行きましょう。

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