【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

回転すし繁盛店現場で感じること

2011-01-22 09:08:19 | 繁盛のコツ
昨日は夜9時過ぎにスシローさんで食事をした。


ここ数日は、嫁さんが出産で入院していたので、帰宅後、子供の顔を病院に見に行き、その後一人で食事というパターンが多い。


すき家、来来亭ときていたので、昨日はスシローに行った。


あまり、平日のアイドルタイムに店に行くことは無いため、行ってみてちょっとびっくりした。


まず、平日金曜日の21時過ぎにも関わらず、店内はお客様で8割くらいの席が埋まっている。


多くのことを感じたので、箇条書きにしてみます。


(1)恵方巻きのチラシ(1本300円)が「点」ではなく、入口~階段~レジ前までの壁面を埋め尽くすように「線」「面」として訴求されていた。
  ⇒チラシの量を見てみても、売る本気度が伝わってくる。
  ※売るための準備が良く出来ている。
  ※ちなみに昨年実績は269店舗で18万本売ったそうだ。
  ※最もよく売った店舗は2600本売ったそうだ。
  ※店内で当日巻くそうだ。

(2)かに祭りが開催されていた。
  ※生本ズワイガニ1貫105円が、マイクトークを加えながら、どんどん連ねて流されていた。
  ⇒イベントは『ご馳走ネタの一点突破』で集客している
 
(3)「うどん130円」は“予算と満腹のコントロールのバロメーター

  ※グループ客がボックス席を占めているが、意外に思ったのは、カウンター席が一人客でほぼ満席。
  ※平日の1人客は予算主義がよりわかりやすい
  ⇒「ケ」の曜日・時間帯ということもあり500円予算客も目に付く。
   例)うどん+寿司4皿
   例)うどん+巻物+寿司3皿
  ⇒1000円予算
   例)うどん+ご馳走1貫ネタ3皿+寿司5皿
  ⇒うどんとご馳走1貫ものネタの一体化(高い親和性)

(4)うどんの提供スピードは、遅目?
  ⇒たまたまオペレーションが詰まっていたのかどうか微妙だったが、うどんの提供スピードは遅い。満腹のディレーを意図的にコントロールしようとしているのか(?)

(5)カッパ寿司、くら寿司とは一線を画す“参入障壁”を感じる
  ⇒ネタ力
   ※総合力型ではなく、上手に“ご馳走ネタや売れ筋ネタでの一点突破型”。

(6)ネット上でのニュースリリース販促を実施している。
  ⇒帰宅後、「スシロー 恵方巻き」で検索してみると、出るわ出るわのニュースリリース用の解説文。



現場に行くと、感じることがたくさんある。


是非、皆様も定点観測をしてみて下さいね。

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