【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

「お店の門をくぐってもらう」というゴール

2011-08-18 18:52:12 | 繁盛のコツ
今日は鳥取県のご支援先にコンサルティングでおじゃました。


3月末に赤字だった小さなラーメン店からの転換で取り組んだ焼鳥店の調子がこの8月、上がってきている。


7月と比べても季節指数以上の伸びをしてくれている。



日次損益をやられているので、累計利益額の進捗も見ているが、結構利益も出そうである。


焼鳥やつくねの鮮度強化から始まり、メニューブックのリニューアルなどをここ2ヶ月程度取り組んできたことで「顧客満足度」が高まっている。



顧客満足度が上がるというのは、リピート力アップということである。


これはこれで大切なことである。




しかしこのお店の売上が跳ねてきているもう一つの要素は「新規客の獲得」が出来ていることである。



小さなお店であるため、費用のかかる折込チラシはなかなかやりにくい。


夏休み商戦にも折り込みチラシは実施しなかった。




そのかわりに、ポスティングを1日2時間と決めてルーチン化して取り組まれている。


手書きで作ったB5サイズ程度のチラシをポスティングしている。


フックは3500円の宴会が3000円になる券と、10%割引券のシンプルなものである。



この活動が7月中旬からなされるようになったことで、新規客の来店が高まっていることが、明らかに売上に繋がってきている。


お盆期間中には最高日販も二日連続で出た。


来週からは企業訪問を実施し始めるとおっしゃっておられた。





“待ち”の姿勢だけでは売上の上がるスピードは高まってこない。



力相応で良いので、新規顧客に告知をして「自店の門をくぐってもらう」活動をルーチン化していただければと思います。

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