【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

焼鳥店における“白焼き”というワナ

2012-02-28 00:04:11 | 繁盛のコツ
ご支援先のいくつかの会社でg数の大きい焼鳥商品に取り組んでいる。


今日おじゃました会社でもそれをやっているお店があるが、そこの店長が「白焼きをして…」という話しをふとした時にしてくれた。



少しでもスピード提供するためのことなんだと思う。




このような取り組みは、焼鳥店ではしばしば聞こえてくる。


つくねであったり、上記のようなg数の大きい商品だったり。




スピード提供自体は大切なことである。



しかし、このスピードを取るために安直に「美味しさ(=ジューシーさ)」を捨ててしまって大丈夫なのだろうか?




祭りの屋台と飲食店は違うと思う。


祭りの屋台は究極にスピード提供という“利便性”が要求される場面だ。


そして、リピート客なんて極論を言ってしまえば、気にしなくても良い。


しかし、飲食店は違う。



お客様に主力商品を“目的性”を持って来店してもらい、“美味しさを実感”してもらい、そして、“リピート”してもらうことでビジネスが成り立つ。


スピード提供は大切なことである。


しかし、安直に妥協点を持つのは僕は違うと思う。

※そもそも半調理品として美味しさが作られる商品は別だが。



皆様のお店におかれましても、ツーオーダーとスピード提供というバランスの取りどころ、ぜひ、注意していただければと思います。

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