自分が10歳くらいの頃、この子が家に来ました。
名前は「ゴロ」。
確か自分が名づけたと思うんですが、なんでゴロにしたのかは全く不明w
家に来た経緯なんですが、うちの親父は生前保健所に勤めており、(親父の話しだと)保健所にこの子を連れてきた農家の人が、
「全く吠えないので番犬にならん。処分してくれ」
と言って置いていったそうな。
(このご時世では考えられない話ですが、昭和50年半ばだとこういうことが多々あったらしい)
で、親父が、
「吠えないなら家で飼う」
と言い、連れて帰ってきたわけです。
今では見ない赤犬という種類ですね。
聞いたとおり全く吠えず、人間好きで誰が来ても尻尾を振って飛びつくような子でした。
今で言えばレトリーバーのようなww
ただレトリーバーと違い、当時犬は外で飼うのが当たり前の時代。
例に漏れずこの子も外ではないものの、土間にみかん箱を置き、その中に毛布を入れて飼っていました。
(上の画像の箱です)
ゴロはこの箱がすごいお気に入りで、身体が大きくなってもこの中で寝てました。
(箱の中で丸くなって寝てる姿を飽きずに見てた自分がいたw)
ただこの箱だと蚊に刺されるのは必至。
気づいたときにはフィラリアに掛かり、うちに来て5年ほどで亡くなってしまいました。
今の時代なら部屋の中に入れて、定期健診など受けていたんでしょうけど、そこはやはり昭和50年代。
今みたいにあちらこちらに動物病院があったわけではなく、家の近所には無かったと思います。
この子が今の時代に生まれてたらと思いますね。
もう40年近く前に飼っていた犬ですが未だ会いたいと思うのは、やはり自分にとって一番の愛犬だったんでしょう。
また会いたいなぁ・・・
ゴロが亡くなるちょっと前に撮った写真。5歳くらいの時かな?
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