ののちゃんの『戯言』

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子供の頃に飼っていた犬

2019-06-04 22:16:23 | 日記



自分が10歳くらいの頃、この子が家に来ました。

名前は「ゴロ」。

確か自分が名づけたと思うんですが、なんでゴロにしたのかは全く不明w

家に来た経緯なんですが、うちの親父は生前保健所に勤めており、(親父の話しだと)保健所にこの子を連れてきた農家の人が、

「全く吠えないので番犬にならん。処分してくれ」

と言って置いていったそうな。

(このご時世では考えられない話ですが、昭和50年半ばだとこういうことが多々あったらしい)

で、親父が、

「吠えないなら家で飼う」

と言い、連れて帰ってきたわけです。

今では見ない赤犬という種類ですね。

聞いたとおり全く吠えず、人間好きで誰が来ても尻尾を振って飛びつくような子でした。

今で言えばレトリーバーのようなww

ただレトリーバーと違い、当時犬は外で飼うのが当たり前の時代。

例に漏れずこの子も外ではないものの、土間にみかん箱を置き、その中に毛布を入れて飼っていました。

(上の画像の箱です)

ゴロはこの箱がすごいお気に入りで、身体が大きくなってもこの中で寝てました。

(箱の中で丸くなって寝てる姿を飽きずに見てた自分がいたw)

ただこの箱だと蚊に刺されるのは必至。

気づいたときにはフィラリアに掛かり、うちに来て5年ほどで亡くなってしまいました。

今の時代なら部屋の中に入れて、定期健診など受けていたんでしょうけど、そこはやはり昭和50年代。

今みたいにあちらこちらに動物病院があったわけではなく、家の近所には無かったと思います。

この子が今の時代に生まれてたらと思いますね。

もう40年近く前に飼っていた犬ですが未だ会いたいと思うのは、やはり自分にとって一番の愛犬だったんでしょう。

また会いたいなぁ・・・





ゴロが亡くなるちょっと前に撮った写真。5歳くらいの時かな?





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