当時91歳だった祖母は
毎年手編みの靴下を100足ぐらい編んで
東北へ送っていました。
昨年の9月亡くなるまで続けていました。
倒れた日も編みかけの靴下を残して・・・
逝ってしまった
心のどこかでこの時がくることを覚悟してましたが
プツリ・・・
編み物をする姿が
見れなくなった寂しさはちょっと堪えました。
薄紙をはがすように寂しさが癒えてきたころ
嬉しい出来事が・・・
以前ばあちゃんから靴下の編み方を教わった方が
「編んだよ~」と沢山靴下を持ってきてくれました。

その手編みの靴下を見て
そこにばあちゃんの魂が・・・
まだ宿っているようで嬉しい気持ちになりました。

「まだまだ編めるよ!頑張るからね」と言っていた
ばあちゃんの姿が思い出されます。

頂いた手編みの靴下は
おばあちゃんの思いも一緒に福島へ送らせて頂きました。
よかったね!ばあちゃん

今度私も編んでみようかな~

