今日は職場のお庭に
花の植えつけに行ってきました!
久し振りに自転車に乗り
のんびりと…
そうしたら途中の道端に
皇帝ダリアが咲いてました!
この花を見て思い出しました!
訪問看護で伺っていた方のお一人を
ご自宅の庭に咲いていた
皇帝ダリアを見ながら
沢山お話ししました。
ギリギリまでご自宅で頑張り
その後緩和ケア病棟に入院し
最期の時間を過ごした方です。
私もちょうどアロマボランティアで
緩和ケア病棟に伺っていたので
彼女のお部屋を尋ねました。
彼女はまた会えた~と
再会を喜んでくれて
アロマケアも受けてくれました。
その時、彼女から1つ
お願いをされました。
「お願い…気持ちよかったから
娘にもやってあげてくれる?」と。
その時売店から戻ってきた娘さん
彼女のベッドサイドで
アロマハンドをやって差し上げました。
最初は遠慮してましたが
やっているうちに
穏やかな表情になりウトウト…
そんな娘さんのことを
嬉しそうにずっと見ている母
「よかった~娘も疲れているの。
私はこんな体で娘に何もしてあげられないから…
気持ち良さそうにしてる
ありがとう」と涙を浮かべてました。
それから数日後
それから数日後
彼女は息を引き取りました。
私の心には
辛くても最期まで娘さんを気遣う
優しい母親のお顔が残っています。
緩和ケアで家族に行うアロマケアは
患者さん本人の代わりに家族を癒すという役割もあるんだな~とその時思いました。
青空に映える皇帝ダリアを見て
素敵な教えを思い出すことが出来て
元気が出ました。
あ~早く
緩和ケア病棟のアロマボランティアが再開しないかな~