今年も看護大学から「睡眠と休息~リラクセーション~」
というテーマで講義依頼がありました。
4年前、初めてお会いした教授は私にこう言いました。
「技術的なことは2年、3年生になり身につけてもらえばいい
それよりもリラクセーションとは何か・・・
それがどのように身体にとって大切か・・・・
1年生のうちに体験してもらいたい」
リラックスする・・・・・
安心する・・・・・
穏やかに生活する・・・・
そのことを援助することがどれだけ看護をしていくうえで大切か
いつも私に話ししてくれてました。
私も同じ想いで先生とお会いした時はそのことで話しが弾みます。
でも今年依頼の電話は別の先生からでした。
3か月前に突然、病魔が襲い
あっという間に旅立たれてしまったのです。
先生のスケジュールには今年も私の名前が書かれていたそうで・・・
すでに計画してくださっていたのですね。
いつも生徒に慕われ
生徒の相談に乗ってにこやかにされていた
教授のお顔だけが思い浮かぶのです。
看護学生達に伝えたかったことを
いつも教授と話していたことを
今年も講義と演習で学生達に伝えていこうと思うのです。