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少しでも介護が楽になるヒントを綴っています

ショートステイを活用する意味

2021-01-28 06:16:09 | 日記

ショートステイを利用する際には、さまざまな理由があります。
その一つとして注目したい利用シーンが、介護者の負担軽減のためというもの。

ショートステイを利用するというときは、ほとんどの利用者が介護認定を受けており、何らかの介護を必要としているということです。
つまりケアマネージャーもついている場合がほとんどです。
このケアマネージャーというのは、介護の専門的な立場から、どんな介護が必要か、その介護をするためにどんなサービスが必要かということを考え、コーディネートしてくれる立場の人です。
もし、要介護者が家族と同居をしている場合、必要な時に家族のサポートがあれば、要介護者も自宅で生活を続けることが可能である、とケアマネージャーから判断されるケースは少なくありません。

しかしながら要介護者がどんどん年を重ねていくにつれ、病状が進行したり、認知力が低下してくることはよくあります。
日常生活の動作が徐々にできなくなってくることもあるでしょう。
そうなれば、介護者にどんどん負担がかかってしまいます。

介護者のできることが少なくなり、さらに負担が増えれば、その分家族はつきっきりになり、介護に疲れてくるもの。
そんな中、ケアマネージャーが介護者の負担を少しでも軽減させようと、ショートステイの利用を提案することがあります。
つまりショートステイの利用というのは、決して利用者だけのものではないのです。
ショートステイに要介護者をあずかってもらうことができれば、家族はその間だけは介護から開放されます。
そのため、自分の時間を持つことができ、リフレッシュを図ったり、介護疲れを解消したりすることができるのです。

介護の大変さというのは、想像を超えたものであり、体力的にも精神的にも疲れるものです。
介護者が限界を感じていれば、その気持ちは要介護者にも伝わってしまいます。
両者が苦しまないためにも、「介護がつらい」と感じた時点でショートステイの活用を検討することをおすすめします。

(推奨サイト:http://short-stay.biz