ののほんじゆうちょう

管理人nonohonが不定期にラクガキします。

コケ

2007年01月14日 | 自転車
今日は気温こそ低かったものの、いい陽気だったので近所の大きな公園まで家族でお出かけ。しかしその帰り、私の前をおばちゃんの自転車が走り、向こうから女子中学生と思われる2人が自転車で並走してやって来ます。すると前を走ってたおばちゃんが急に「前見て、前っ!!」と叫びながら急ブレーキ!
あまりに唐突なブレーキと避けるルートがなかったことから、私はおばちゃんに追突。ほとんど速度は殺してたので衝撃はそんななかったのですが、急なことでビンディング(ペダルと靴を合体させる機構ね)が外れず、そのままスッ転んでしまいました。どうやら女子中学生がおしゃべりしながら全く前を見ずに運転していて、避ける動作をしなかったらしいのですが、それでも急にブレーキは勘弁してください、おばちゃん・・・。

しかしそれ以上に驚いたのは、大元の原因であるところの女子中学生がおしゃべりを続け、止まることもなく倒れたままの私の横を通り過ぎていったことでした。
え~~~?!
あまりに予想外で、あっけにとられてる間にもう2人は見えなくなってしまい、なんか後から行き場のない怒りがモヤモヤと・・・(笑)
私がちょっと怖い人だったらどうすんだろ、このコルナゴ30万は下らないのよ?(まぁ知らないから関係ないのかも知れないけど・・・)

しょうがないので追突してしまったおばちゃんの一部凹んで曲がってしまった自転車を、近所の自転車屋の一角借りて私が直して、とりあえず一件落着(?)となりました。
皆さんも急ブレーキと並走にはご注意くださいませ。



ちなみに、ビンディング外れないまま転んだことでやはり足首を強く捻っていたらしく、帰ったら右足首が大きく腫れております。明日仕事大変そうだなぁ・・・。
というか、明日は職場でスポーツ研修ということで卓球があるのですが、絶対無理ですわ~!卓球経験者として楽しみにしてたのになぁ~。

サイクルモード2006 その2

2006年11月11日 | 自転車
やっと続きです。
個人的にいろいろなロードを試せたのがすごく意義があったサイクルモードですが、最も面白かったのは別にあります。

それはSRAMのシフトレバー。
シフトレバーといえばシマノかカンパニョーロがシェアのほとんどを占めていますが、スラムのシフトレバーは変り種。トリガーシフトは普通ギアを上げるレバーと下げるレバーの2つで構成されますが、スラムは上げるのも下げるのも1本、それも同じ方向への押し込みで行います。軽く押し込むとギアが上がり、強く押し込むと下がる。一見ややこしそうに見えますが、慣れるとそれほどではありません。動きが常に決まっているので、なるべくポジションを動かさずに済み、なかなか効率的です。
細かいところにも気が使われており、普通シフトレバーはグリップに対して垂直についているので、正面から見ると円運動をしています。通常のポジションならいいのですが、グリップの下を握るポジションの時、シフトを奥まで押し込むのは結構大変。しかしこれが当たり前でした。一方スラムのレバーはやや角度をつけて取り付けてあるので、内側に巻き込んでくる円運動をします。これは手首や指の動く向きと同じなので、非常に楽にシフトできます。ちょっとの違いですが、高速でのシフト時にほとんど違和感なく行えるというのは大きいですよ。



そしてこのシフトレバーで感動したのが高速での連続チェンジ。
スラムのレバーは下を握るポジションでハンドルと一緒に握りこんでしまうことができるのです。そして上記のとおり軽く押し込むとギアが上がるので、そのまま手首をちょっと振るわせるだけでシフトアップします。指すら動かしません。コレを使うとガーーッと加速しつつ、手首をクククッと振るわせるだけでパパパパンっ!と連続で上がります。この上がり方が気持ち良いの何の!一瞬で滑らかにトップギアですよ。後日シマノの105で連続アップを試してみましたが、どうしてもパシン、パシンと一段ずつ入れざるをえませんでした。
もちろんこの機能が最大に生かされる場面なんてそうそうありません。スタッフの方も『あまりないと思うけど、ゴール前のスプリントとかで役に立ちますよ』と言ってました。が、役に立つ立たない以上にすごく気持ち良い機構でした。ちょっと惹かれちゃいますよ、スラム。



はい、もう更にマニアックで読者ほっときっぱなしの日記になりました(笑)
明日からまた普通に戻りますのでご安心を。
ちなみに他にも変り種自転車やスペシャのシングルなんかにも乗ったんですが、それは割愛します~(汗

サイクルモード2006

2006年11月07日 | 自転車
先週土曜、幕張メッセで行われたCYCLE MODE international 2006に行ってきました。
まぁわかりやすく例えると、東京モーターショーの自転車版って感じですね。

で、かなりの数が試乗できるのですが、有名ブランド系は行列ができてて、乗ろうとも思えない状態でした。具体的にはピナレロ・デローザ・コルナゴ・ビアンキ・ルック・キャノンデール・ブリヂストンといったあたり。自転車界もやっぱりブランド志向なのですね。特に値段が高いところは行列が長い傾向にあり、なんだか笑える。まぁ普段絶対買えないからせめて試乗してみたいって気持ちはよくわかるけどね。
行列が行列を呼ぶようで、良いブランドなのに意外にガラガラなところがあったりしたので、私はそういうところを中心に試乗しました。

ずっと惹かれてる小径ロードではクリーンスピードとKHSを試しましたが、う~ん・・・思ったほど楽しくない。街中限定なら楽しそうだけど、やっぱりちょっとスピードを楽しみたいと思ったときには不満を感じそうだな、と感じました。

ではということで、700cのロードレーサーではどうかと見て回ると、いきなりCOPPI(ttp://joto.sakura.ne.jp/introduce/coppi/es.html)がガラガラだったのでガーッと走る。アルミフレームのロードってチューブが太くてあまり好きではなかったのですが、乗ってみると軽く、思ったより感触も柔らかくて気持ちよかった~!
他に乗ってみて良かったのは、ケルビム(ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~cherubim/products.files/products/katarog%20road1.htm)。やっぱりクロモリは見た目の美しさが最高です。乗り心地も良かったです。
そして他にはFELT(ttp://www.riteway-jp.com/felt/01_road/07_f3semiclear.htm)。フルカーボンロードって初めて乗ったんですが、ホントに軽~!!おかげでヒュンと加速する感じが非常に気持ちよかったです。

これまでロードなら断然クロモリだと決めていたのですが、実際乗ってみるとアルミ・クロモリ・カーボンとどれも良いですね・・・(笑)
ただやはり見た目の美しさは依然クロモリが群を抜いてるんですが、それでも性能やコストパフォーマンスで、かなり悩みます。次機購入の参考に見に行ったのですが、逆に悩みが大きくなりましたよ~(笑


で、ここまで書いといてなんなんですが、明日に続きます。
ここまで(そしてこれからも)一般の訪問客完全に置いてけぼりで申し訳ありません~!

KO負け

2006年08月24日 | 自転車
えー・・・、旅行に行くから更新は後日と言っときながら何故当日更新されるのか・・・。
結論から言いましょう。

ののほん、轟沈。


今回もGWと同じ銚子へ、ただし今回は先日紹介したコルナゴに乗って行こう、と企画しました。
ロードレーサーだからきっと更に速いのだろう!
風さえなければグッと快適なのだろう!!
ま、ちょっと暑いだろうけど♪
・・・この程度の認識だったのを死ぬほど後悔しました。
というか、危うく死ぬところでした。

いや、実際はもう少し真剣に暑さ対策はしていたのですが、予想以上でした・・・。まさか利根川に辿り着く前に動悸と眩暈が襲ってくるとは。体のあらゆる部分が快調なのに、脳みそだけがやられちゃってるんですね。心拍が変だなと感じた次の瞬間クラッと・・・。
さすがに30km/h近くで走っててこれはヤバイと、急いで近くのコンビニで涼をとりました。割とすぐ回復したんですが、この時点でこれでは先が思いやられます。なにせ、利根川沿いでは佐原までコンビニ一つなく、また佐原以降銚子まで同様にないことが前回でわかっています。90kmに休憩所が一箇所。川沿いに日を避けるものはありません。20km程走っただけでこの状態。・・・まぁ普通に考えたら死にますわな(笑)
とにかく何か策はないかと、濡れタオルを頭から首にかけて巻いてみるも、数分で乾いてくれちゃう。いろいろ試しながら利根川直前までは辿り着いたものの、ここでの選択は文字通り命懸けです。
・・・っていうか、命が懸かってるかも知れない旅行なんて嫌です(笑)

というわけで、利根川直前で泣く泣く銚子行きを断念。
利根川沿いのような何もない所ならともかく、市街地ならば休憩する場所はいくらでもあるし、このまま帰るのは癪なので、『1泊2日地獄の銚子旅行』から『千葉北西部日帰りツーリング』に予定を変更することに。手賀沼一周したりしながら帰りました。

この日は結局60kmしか走らなかったわけですが、それでもヘットヘト。昼食に寄ったファミレスでも具合悪くなるほど。これはやはり引き返して大正解と言えるでしょう。なんてったって、あのまま利根川入ってたらこの倍あったんだもの。銚子に祖父母のお墓参りに行くはずが、直接会いに行く羽目になるところだった・・・(笑)


銚子へ行くという目的こそ果たせませんでしたが、コルナゴ(というかロードレーサー)の試し乗りという面では十分に意味がありました。
まず前傾が強いので、リュックサックの重みが腰に配分されず、肩がものすごく凝りました。これは大問題なくらい。
ビンディングは慣れでしょうが、やはりとっさの時にやや危ないかな、と。
ドロップハンドルは一番下のポジションはほとんど使う機会がないこともわかりました。これならブルホーンでもいいのかな?
平均速度としては、JAMISの時と比べて驚くほど速いということはありませんでした(暑さってのもあるんだろうけど)。ただ、やはり最高速は群を抜いてますね。下り坂ではありますが、初めて50km制限道路でスピード違反しましたよ(笑)

GWには風、今回は暑さの恐ろしさを痛感させられました。是非とも秋の無風の日を狙って、またコルナゴで走ってみたいと思います。


=========



▲これが知人から借りたcolnago。
細身が素晴らしく綺麗・・・。

コルナゴ試し乗り

2006年08月18日 | 自転車
これだけ自転車自転車言ってますが、実は私はまだ素人に毛が生えた程度の自転車好きです。
なのでこれまで装備もそれほど持ってなかったのですが、この度知人からCOLNAGOのMASTER(まぁ要するにすごい高い自転車です)を借りられることになったので、それに合わせてヘルメットとグローブとビンディングシューズを購入しました。
※ちなみにビンディングシューズとは、ペダルと靴がガッチリとくっつくことで、人馬一体ならぬ人車一体となるための靴です。

まぁピッチリとしたシャツやスパッツはないので、そこまで本格的ではありませんが、これらの装備を整えたことで一応見た目は普通のサイクリスト!
いやぁ、なかなか気分いいじゃありませんか。しかも乗ってるのがコルナゴですもの。
・・・しかしなんですな、このコルナゴってのは少なくとも20代の若輩が乗るには相応しくない(笑)。完全に格で負けてる。道行くサイクリストさんが皆さんチラリと一瞥くれるんですが、その視線が痛い・・・(笑)

話を戻しまして、そのコルナゴに乗って、買った装備全部装着して、近所をバーっと走ってみました。するとまぁ速い速い!今回速度計をつけてなかったので体感になりますが、直線で40km/h近く出ました。ビンディングも今回初めてだったんですが、なかなかいいですね!ヘナチョコの私でも一番重いギアのまま坂も登れたし。
今までクロスバイクに乗ってたけど、思ったよりロードが気持ち良い・・・。ドロップハンドルもさして苦になりませんでした。
問題は、体力的にまだロードに向いてないという点か・・・(笑)。クロスより脚全体の筋力を使う感じなんですが、まだまだです・・・。それと都内では道路端の舗装がガタガタになってることも多く、ロードをフルに使うことはできないなと思いました。

いやしかしこれで装備も自転車も揃った!
これで夏の旅行に・・・
(スケジュール帳を見る・・・)
・・・・・・
行きたーい!!(笑)


ちなみに絵は間違ってCOLNAGOのMASTER LIGHTのカラーリングにしてしまいました・・・。てか、ネットにマスターの画像が全然ない(まぁそれだけレアなんだろうけど)。マスターXでもマスターカーボンでもなく、マスター。フロントフォーク(コルナゴ特有のストレートフォークも綺麗)だけカーボンで、クロモリのフレーム(特にシートステー)が細身で素敵。
う~ん、知人に返したくない(笑)

GWツーリング

2006年06月10日 | 自転車
さて、もう1ヶ月以上経ってしまいますが(汗)、GWのお話を。


前回は3月の終わりに水戸までの片道100km1泊2日のツーリングでしたが、今回は母の実家のある千葉県銚子市に目的地を設定。5月4・5日の1泊2日の予定。直線距離では水戸とほぼ同じなのですが、水戸街道真っ直ぐと違って迂回するため、たぶん片道120kmというところでしょうか。せっかくまた懲りもせず長距離走るんだから、前回と違うほうがいいということで、前回はタイヤの太さ・上体の起き具合・それらによる速度の遅さという問題点があったことから、今回は以前試し乗りさせてもらった知人のロード仕様JAMISを借りることにしました。
ここのところ割と真剣に次機購入を検討しているので、その参考としてこういう高速車も試してみよう、と。具体的には速度は本当に速いのか、前傾姿勢は辛くないか、荷台がないためリュックでの長時間はどうなのか、サドルは痛くないのか、といったあたりがチェックポイントでしょうか。とにかくこういうのは長時間乗らなきゃわからないので、今回の旅行はまさにうってつけ。普段乗り慣れない自転車に戸惑いながらも、なんとか出発~!

まずは水戸旅行で散々お世話になった水戸街道を同様に北上し、利根川に出ます。ここまで約1時間半と、クロスライダーに比べて多少速いものの、時間としてはそう変わりません。30km以上走ったにしては脚が軽いかなといったぐらい。しかしここからが高速車の本領発揮!土手の上に遊歩道があるため、自動車の心配もないし、人もあんまりいないので、全速でいけます。クロスライダーだと普段直線は21~26km/h、30km/h以上なんて下り坂かノッた時の短時間でしか出ないのに、このJAMISだと常時31~36km/hで走れる!
うおおぉぉ~~、速い~~っ!!(笑)
車も人もなく、どこまでも真っ直ぐ続く平坦な道。都心から離れ、騒音も排気ガスもなく、適度に涼しい空気と暖かな日差しの中を風になって走る感覚が、なんともいえず心地良い。ちょっとこの高速車の魅力に目覚めちゃいそうですよ・・・(笑)。

しかし、そううまいことばかりいかないのが旅のお決まり。江戸川に入ってから1時間ほど経ちますが、ファミレスやコンビにはおろか、自販機すら見当たりません。こればっかりは私の下調べが足りなかったせいなんですが、このままでは水分の補給もできない・・・(そろそろボトルが空)。
まぁこれはもうしばらく走ったら佐原があったので、そこでお昼&補給ができたのですが、これがケチのつきはじめ。ペースとしてはかなり順調にきていたため(7時間の予定のつもりが6時間で着けそうなくらい)、土手で少々昼寝して起きてみると、急に強い海風が吹くようになっているじゃないですか!
東からの強風が真正面から私の行く手を阻み、それまでのハイペースが嘘のように速度が落ちます。全力で踏み込んでも10km/hを下回る厳しい状況に、冗談じゃなく半泣き。思いっきり見晴らしのいい利根川土手は、まさに風除けなしの吹きっさらしで、永遠に続く苦行のように思われました。
結局銚子に着いたのは予定より1時間遅れ・・・。前半だけで1時間巻いてたということは、後半で2時間余計にかかったってことですね・・・。ちなみにその地獄の中、私とは逆に利根川を西に走る何人ものサイクリストさん達とすれ違いました。彼らは追い風を背に受け、ビュンビュンと飛ばしています。自分たちが楽に走れてるわけですから、その風を正面から受ける人がどれだけ辛いかはよくわかるのでしょう。皆が「頑張ってください」と励ましてくれました。これがどれだけ心の支えになっていたことか・・・、ありがとうございます(笑)。

銚子では親戚一同があたたかく迎えてくれ、従姉の娘(2歳)ともめいっぱい遊び、墓参りもし、実にまったりと過ごせました。復路について、前日の反省から補充用にもう一本ペットボトル持って行くのはいいとして、風は考え物。予報では南西の風・・・・・・またか(笑)。前日は午後になって急に海風が吹いたことから、やはり午後になったら東の風が吹くんじゃないかと推測(願望とも言う)。到着は遅くなるものの、午後に出発することにしました。
果たして午後になり多少風が弱まったので出発するも、30分もすると向かい風になり、後はひたすら前日の地獄の続き。往路は前半は好調だったのに、復路はほとんどが地獄です・・・。ちなみにこの復路の少ない好調時に、Uターンラッシュで混んでる自動車の列の横を30km/hオーバーで飛ばしていたら、ガソリンスタンドのお姉さんが「ファイトー!」と声をかけてくれました。何気ない一言でしたが、後々の辛い時間の中で貴女の声が救いになりました・・・ありがとう(笑)。
復路には風以外にも敵がいました。
前日からかなりその前兆はあったのですが、お尻が・・・・・・。クロスライダーの柔らかいサドルにしか乗ったことがないので、ロード仕様の硬いサドルでの長時間ライドはやはり負担が大きかったようです。普通に座るだけでもう痛くて痛くて、そのため復路の後半50kmはほとんど立ち漕ぎでした・・・。
水戸ほど脚に前日の疲れはなかったのですが(自転車のせい?)、ずっと立ち漕ぎで風に向かっているので消耗が激しく、お尻のダメージもあり、ちょこちょこと小刻みに休憩を入れることを余儀なくされました。往路はお昼休憩(&お昼寝)以外はほとんど休憩なしだったのに・・・。しかもそれだけ休憩入れたのに復路の方が疲労が激しく、水戸街道に入った頃に急に脚に力が入らなくなり、急遽北柏のファミレス(夢庵)に入ることに。あまりの疲労からソファーから立ち上がれず「もうここの子になる・・・」などと思い始めてました(笑)。ほんの休憩のつもりが、夢庵に2時間もいてしまい、結局帰宅したのは夜中でした。水戸の時もそうでしたが、旅は帰ってくる時が辛いですね~。

今回の旅行でわかったこと。
まず荷台は必ずしもなくても大丈夫かな、ということ。冬でなければリュックで汗をかいてもそれほど不快ではありませんでした(もっと暑くなると違うかも・・・)。ただ、リュックだと終盤かなり肩や腰や首がこりました。もっと荷物が重くなればもっと辛いだろうし、やはり荷台があるにこしたことはないかなとも思いました。
前傾については、このJAMISぐらいのならばあまり問題ないこともわかりました。多少痛みはありましたが、思ったほどではありませんね。
サドルは大いに問題ありでした(笑)。ロード系はどれも硬いサドルですが、ロードに柔らかいサドルってダメなんですかね?ちょっと考えなくてはいけませんよ・・・アレは。
しかしやはり高速なのは気持ちよかったです。これは間違いない!ここのところBD-1(小径車)に乗ることが多く、その加速性に惚れ惚れしていたのですが、こうして大径車(とはいえ、このJAMISは26インチだからそんなに大きくないが・・・)に乗るとその高速での安定性というか速度の維持性は素晴らしく気持ちがいい。そりゃあもう癖になるほどです(笑)。
う~ん、なんだかロード車の長所と短所をそのまんま実体験しただけのような気がしますな(笑)。やはりまだまだ次機には悩まされそうです・・・。




===データ===
○往路
走行時間:5時間48分
距離:119.4km
平均速度:20.6km/h

○復路
走行時間:5時間42分
距離:113.4km
平均速度:19.9km/h

走行時間は、実際に車輪が回っている時間のことです。信号待ちや休憩はカウントされません。食事休憩なども含めて実際にかかった時間は、往路が8時間、復路が10時間ぐらい。それにしても意外だったのは、往路と復路の走行時間がほとんど同じということ。復路はほとんどが向かい風だったのに・・・。前半絶好調だった往路がそれと同じということは、どれだけ往路の後半がキツかったかが想像できますね・・・。もう風はこりごりっス!(笑)
=========



▲これが知人から借りたJAMIS。
ペダルだけは両面ビンディングだったので、私のトークリップに交換してあります。

ミト

2006年03月30日 | 自転車
ここしばらく私が留守にしていた理由、予想がついてる方もいるかと思いますが、自転車です(笑)。クロスライダー君購入1周年だし、いよいよ自転車の季節到来ということもあり、初めてある程度の遠出を決行しようということになり、友人2人と水戸へのツーリングを企画しました。直線で片道約100km・・・全然予想外でないけど、大変でした(笑)

まぁ同じ速度でずーっと走ることにはある程度慣れてるのですが、人とペースをあわせて走るのがホントに大変。てか、今回メンバーに力量の差がありすぎでした。私のは一見ランドナー風にしているものの街乗り用クロスバイクですが、一人はMARINの快速型クロス、一人はFELTのバリバリのロードという・・・、私のだけえらい上体が起きてるんですが(笑)。
タイヤの太さも私のだけ極太の38c(他の二人は28と23)と、どう考えても速度が合うわけがない。乗り手の体力が一番劣るのも私ですし。私はある程度速すぎない速度でずーっと走るのはできるんですが、基本の筋力がないのでダッシュしたりはほとんどできないんです。だから上り坂がもう大変。坂を上りきると前の二人は地平線ですから(笑)。また水戸街道が、地図じゃわかんなかったけど微妙なアップダウンの連続で、風も強いし大変でした。そんなこんなで二人の足を引っ張りながらではありますが、なんとか水戸まで辿り着きました。途中の食事休憩なども含めて合計7時間ほど、走行自体は5時間強というところでしょうか。うん、まぁなかなかのペースですかね。

水戸では偕楽園で梅を堪能し、納豆に舌鼓を打ち、芸術館で近所の火事を目撃し、非常に充実(?)しておりました。水戸に着いた途端フロントのブレーキが壊れ(途中じゃなくて良かった~!)、現地のいかにも「町の自転車屋さん」という感じのおじいさんに応急的に直してもらったり、宿がどこも満室だったり(当たり前)、アクシデントっぷりもなかなか旅っぽくて良かったです。・・・が、復路では往路の疲れがモロにきて、スタートから脚が重い重い。なんともない風にすら勝てず、速度は20km/hをやっと超す程度。そんな状態ですから、復路はより基礎体力の差が如実に表れ、FELTの友人とは休憩に入ったファミレスで顔をあわせた以外は、ほとんど姿すら見ることなくブッちぎられ、仕舞いには差が開き過ぎて、私が東京に着いた頃には既に帰宅しているという置いてけぼりっぷり(笑)。う~ん、やはりもっと体力つけないとなぁ・・・。
しかし、ヘロヘロになってたわりに、東京に着いてしまうと途端に気が楽になり、そのまま上野まで行って今度は桜見物してしまいました。たぶんあの日、水戸の梅と上野の桜を両方花見したのは私だけですよ、しかも自転車で(笑)。結局2日間で約250km走りました・・・、壮大な花見です。

今まで片道50kmの当日往復というのはしたことがあるのですが、間で休憩は入るとはいえ片道100kmというのは私にとって未知の距離でした。やはり往復と違い、50kmいってもまだ半分という意識が強く、かなり長く感じました。しかし同時に、知らない風景がずっと続くというのは見ていて気持ちよかったです(途中からどこまでいっても畑しかなかったけど)。また、キャリアのおかげで汗などの面では非常に快適に走れることがわかったのも良かったです。自分に飛ばして走る体力がないのもこの旅でよくわかりましたし、楽に長く乗る旅がまたしたいと思いました。
春は自転車の季節です。皆さんもどこかに出かけてみてはいかがでしょう?



・・・ま、私は当分いいですわ(笑

チャリコミュニケーション

2006年03月23日 | 自転車
普通の人がそうであるように、私もそれまで故障があった時以外の自転車のメンテナンスというものは一切してきませんでしたが、今の自転車にしてから結構マメに(月1~2回)手入れをするようになりました。まぁ素人に毛が生えた程度の私には、簡単に済ます時は空気入れと油差し、しっかりやる時でも水拭き・ワックスがけ・空気入れ・ねじ締め・ブレーキ調整・グリス・油差し、このぐらいしかやれることはないんですが、それでも終わると段違いに動きが良くなります。自転車の寿命も延びますし、高い買い物ですから、するに越したことはありませんね。

そんなわけでいつものように今日も自転車の整備をしたんですが、全て終わって、変速などの点検をしてると、通りかかったボランティア先の小学校中学年男子2人組が声をかけてきました。
「何やってんの~?」
「自転車綺麗にしてたんだよ。」
「わ、ホントだ。前よりピカピカじゃん!」
「そっちこそ何してんの?」
「公文の帰り~」
なんて会話をして、別れようとしたその刹那、片方の子が乗ってる自転車がえらいボロボロなのが目に入ります。元は普通の子供用MTBなんですが、手入れしていないせいでチェーンやギアは錆び、ハンドルは片方はずれ、ギアカバーとライトが割れているという酷い状態。こらこらこらこら~!
とりあえず作業道具広げてたところへ子ども達を連れてって、各所に油を差し、ブレーキを調節し、今度ライトとハンドルは直してもらうように注意しておきました。そんなたいした作業してるわけじゃないんですが、チャカチャカ作業する私の様子と、音が鳴らなくなった自転車を見て、
「すげ~」
と驚いてもらえるあたり、少々嬉しいです。
「あ~、オレの自転車も錆びて音鳴るんだ。今日持って来ればよかった~」
こら~、私は無料自転車屋じゃないぞ~(笑)

ちなみにウチはマンションでして、水も使うため、自転車はいつも自動車の洗車スペースで整備してます。この洗車場はマンションのエントランスのすぐ脇にあるので、非常に目立ちます。さらに自転車を熱心に整備してる人は珍しいので、知り合いからも、そうでない人からもよく声をかけられます。小さい子、ご老人、サラリーマン、犬連れのおばさま、ちょっと怖いおにいさん、管理人さん、etc・・・。そして今回のように、急遽自転車屋もどきになることも時々あります。まぁ私にできることってほとんどないんですが、壊れかけたカゴを新しいのと取り替えたり、ブレーキを調節したり。なんとかやっつけて感謝されると非常に嬉しいですし、何より作業しながらおしゃべりするのは楽しいです。
近年マンションの住人どうしのコミュニケーションが希薄になってるとかよく耳にしますが、それは社会のせいでも、時代のせいでも、マンションのせいでも、ましてや人のせいなんかでもなくて、単にそういうきっかけになりやすい環境づくりができてるかどうかだけなんじゃないかな~、なんて思ったりします。

クロスライダー1歳

2006年03月19日 | 自転車
さて、ここのところ自転車絵をいくつか描いてきましたが、肝心の管理人の自転車はどんなのなんだと思った方もおられるかも知れませんし・・・・・・、まぁいないだろうけど(笑

最近は自転車自転車言ってる私ですが、実は1年前までママチャリしか乗ったことのないド素人です。そんな私が1年前の自分の誕生日祝い(なんか寂しい響きだなぁ・・・笑)に思い切ってスポーツ車を買ってみたのでした。
SPECIALIZED(スペシャライズド)というメーカーの「CROSSRIDER A1 SPORT F」というなんだか長ったらしい名前の自転車でした。それまでママチャリしか乗ったことないし、腰痛もちなもので、あまり前傾姿勢にならなくてもいい、ハンドル高めの楽乗りクロスバイクです。硬いアルミフレームですが、フロントサスペンションとクッションのあるシートポスト、さらに700×38cというかなり太いタイヤのおかげで乗り心地は結構柔らかく、まさに初心者向けと言えました。それでも前3×後7速で、一応スポーツ車としての性能はきちんとあり、かつこの「F」は最初から泥除け装備という、まことに中途半端オールラウンドな一台です。さらに私はここに荷台をつけて、キャリア(はずしてショルダーバッグにもなる)をつけられるようにし、ペダルをアンカー(ブリヂストンのロードレーサー)のトークリップ付きのモノに換えました。もうこうなると楽に乗りたいのか、速く走りたいのか、荷物積みたいのか、さっぱりわからない感じの、良い意味で中途半端な、実に私らしい自転車になりました(笑)

さて、そんなクロスライダー君ですが、今日でちょうど購入後1年になりました。サイクルコンピュータという、速度や走行距離を計測する機械をつけてるんですが、それによるとこの1年での走行距離は5147kmだそうです。
・・・うむ、こうして累積するとすごいですね。東京から直線でシンガポールやカルカッタといったあたりですよ。あとちょっとで北極点です(笑)
私は別に長距離の自転車旅行とかはしないのにこれですから、本格的にやってる人はもっとすごいんでしょうね・・・はぁ~。

しかし、さすがにこれだけ乗ってるといろいろ不満点も見えてきて、さらに自分の自転車観の変化(購入時はいつ飽きるかわからない感じだったけど、最近はもっと速く乗りたい)もあり、どうしようかと思案中。ただ、最近のフラットロードと呼ばれる、ロードレーサーをフラットハンドルにしただけのようなクロスバイクと違い、ロードやMTBや一般車の規格がごちゃ混ぜになってる車種なので、何か改造しようとするとあれこれ換えなきゃならず、結局相当高くなってしまうので、いっそのこと2台目が欲しいと思い始めてます(笑)
しかしそんなお金ももちろんないので、とりあえず38cもあるタイヤを細くしようかなぁ・・・などと悩んでます。自転車、ハマりだすと面白いね。レゴブロックみたいだよ(笑