シャンパンブレイク

30年以上JAL国際線客室乗務員としてフライトし現在癌の治療中。お酒大好き旅が大好き趣味はランニング~

漢流ドラマ現代版の格差社会って本当なの?

2012年06月07日 | おしゃべりフライト
漢流ドラマにどっぷりと魅了されている今日この頃。

でもちょっと気になってきたこと

それは必ずと言っていいほど身分制度や差別がでてきます。

今でも本当にそうなのでしょうか?
何度も韓国に行っているけど、漢流ドラマを見るまでは、全く考えたこともなかったし、そんな事を思いもしなかった。

ちょっと調べてみるとやはり
韓国では身分制度は廃止されたものの、いまだに差別意識が高いらしいです。

日本でも最近では格差社会が進んで、真ん中の中流階級が減少しているように思えますが。


偶然ですが
テレビで韓国の話をしていました。
その中の話ですが、悲しいことに日本以上に自殺者が増えているらしいです。

自殺急増の背景にあるのは、極端な競争社会です。
極端な大企業優遇政策で輸出などは増えているんですが、それ以外の人たちは経済的に困窮する一方。

そのために受験戦争が激化すると共に、ドロップアウトした人たちは明日が見えないので自殺する。

受験戦争に必要な経費も高騰し、大学を出そうとすると2000万円近くかかるそうです。
簡単にはとても払えない金額で、格差が世代を超えて固定するという図式のようです。

そのため新たな身分制度が確立しつつあるというわけです。

さしずめサムスンやLGの社員と家族は、新世紀両班(ヤンバン、リャンバン)と言ったところでしょうか。

両班とは?

時代劇によく出てきますよね。

ヤンバン(両班)、中人、常民、の四つの身分に分かれていた李氏朝鮮時代の社会体制です。

しかし、トップに立つヤンバンと人口の大多数を占める常民との間の身分の規定はあまり明確ではなかったようです。

ヤンバンとは、一定のレベル以上の官職についた者の子孫ということだが、その後何代にもわたって地位を得る者が出なければ、ヤンバンの資格は失われます。

その一方、常民も科挙という試験によって官職につき、ヤンバンとなる機会が開かれることになっていたそうです。


日本も、そりゃ~すごいお金持ちやステイタスの持ち主もいますけど「玉の輿」「シンデレラストーリー」って聞くことありますよね。

私の大先輩たちにはそういう人が結構います。
へぇ~良かったね~
って思うくらいで、それほど不思議じゃない。

ソウルで以前こんなことを経験しました。

コリアンパワーってすごい
ソウルのJWマリオットでの出来事

いつもフィットネスで走った後は地下にある温泉施設を利用します。

このフィットネスクラブは会員制です。
ホテル宿泊客は温泉施設を利用するのは有料で結構高いのでほとんど会員の韓国の方ばかり。

やはり中年以上のセレブな韓国人の方々なのでしょう、皆さん顔見知りのようです。

いつもちょっと不審そうな顔でじろじろと見られることもあるし、韓国語で話しかけられることもあります。
全く話せないので英語で話すと

ふ~~~~ん 外人か~~~~

って感じ

今まで気がつかなかったけれど身分を確かめないと気が済まないってとこだったのかも・・・・・・・知れませんね。

ソウルのJWなら会員権高そうだから皆さんヤンバン(両班)?









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