最近政治家の裏金問題でリクルート事件が取り上げられています。1986年９月、リクルート社、政界をはじめ経済界、マスコミ界の実力者に子会社リクルートコスモス社の未公開株をばらまいた汚職事件。贈収賄罪などで12人が起訴され、1989年春には竹下昇内閣が総辞職に追いこまれた。
事件は、リクルートコスモス社の未公開株の譲渡に関するもので、未公開株は中曾根康弘、竹下昇、宮澤喜一、安部晋太郎、渡辺美智雄ら自民党の派閥領袖クラスの政治家をはじめ野党議員もふくめて広い範囲で渡っていたとされ，一大疑獄事件となりました。未公開株譲渡は、1984年から1985年にかけて、江副リクルート会長（当時）が急成長した自社の政・財・官界での地位を高めるために行われたといわれる事件です。江副は1989年贈賄罪で逮捕、裁判は14年の長きにわたりましたが、2003年、執行猶予つき有罪となり、文部省（現・文科省）・労働省（現・厚労省）の官僚、NTTの経営者らも有罪となったが、政界では自民党の藤波孝生（労働大臣，官房長官を歴任）のみが受託収賄罪で起訴され、1999年有罪が確定しました。しかし中曾根は自民党離党、竹下登内閣は総辞職、その後、消費税問題、竹下内閣の後を襲った宇野宗佑首相の女性スキャンダルなども重なって、自民党は1989年の参議院選で惨敗を喫し、結党以来はじめて参院単独過半数割れになるなど、この事件は戦後政治史の転換を示す象徴的な出来事となりました。
今回の自民党の裏金問題も徹底的に明らかにすべきです。公明党は選択的夫婦別姓を行おうとしていますが夫婦別姓は中国と朝鮮の人たちにメリットがあるだけで日本人にはデメリットばかりです。
ところで兵庫県知事斎藤氏が再選しました。ずっと応援してきたのですごくうれしいです。
