里山遊歩

かづの野遊び研究所

晴れた日は、野に、山に、川に、
部屋の中にとじこもっていてはもったいないもったいない。

十数年ぶりの黒又山(クロマンタ)

2020-12-08 | 路傍の神仏
大雪も過ぎ、雪が降っては消え、消えては白くなって、
冷たい色をしている川には冬鳥がやってきて、一気に冬らしい景観になっていきます。

今日は、秋田市在住の旅人に同行し、
黒又山(クロマンタ)や、大湯の寺社や石造物などをまわってきた。



忙しいことにかまけてご無沙汰していたら、
あったはずの石が道路の拡幅工事で見当たらない、
初めて行った時にはもうそこにあったおしらさまが、クワの木も真綿もなく着物だけになっていた

やっぱしマメに歩かなければいけないのだと、反省。





     

ストーンサークル世界遺産への道

2020-11-30 | 路傍の神仏
 
10日の初雪以来2度目の積雪があり、ストーンサークル一帯は真っ白になっていた。
 
大湯環状列石を含む北海道北東北縄文遺跡群の世界遺産登録まで、
あと一歩までやってきている(と期待)と信じたい。
先日、コロナ禍のなか密を避けストーンサークル館はじめ数か所を、
オンラインで結び世界遺産推進シンポジウムが開催された。





      

紅葉間近

2020-10-17 | 路傍の神仏
八幡平や八甲田の山頂に初雪が降ったようだ。

大湯から十和田湖方面に走ると、徐々に黄葉した木々が現われてくる。
止滝が赤や黄に着飾るのもあと少し、
すでに中滝周辺に点在する滝と紅葉を撮ろうとする人たち一眼や三脚を持ってやってきている。


大湯川に発電所を何ヶ所も持つ小坂鉱山が、
川の恵みをいつまでもと止滝のすぐそばに止滝神社を建立し祀っており、
例祭が15日にあった、お堂の前には幟が立ち、お神酒などのお供物がそなえられていた。


止滝から大湯川左岸に森林セラピーロードがついており、
中滝ふるさと学舎から止滝まで、キノコを探しながら歩いた。
さもだしがポツポツと見つかった、止滝下流の岸に流木があり、早くもムキタケが出ていた。
ムキタケは、昨日当ブログに載せたツキヨダケに似て間違ることもあるようだ。





    

庚申さま

2020-07-03 | 路傍の神仏

1年ぶりで夜明島川へ、夜明島林道を奥へ奥へと車で入れるところまでいってきた。
前日の雨で赤茶色になった流れは、上流に行っても変わらない、
あれだけの雨で濁るなんて、さらに上流の山の中のどこに濁りの素があるのだろう。

帰りは一本上の集落を通る道を使い長内に、県道に出る前にある庚申さまに会っていく。
庚申さまやさいの神・道祖神などの石仏は、集落の境によくあり、
まだ医療が未発達の時代に、感染症などの病やワザワイの侵入を防いでと建立されていた。
 
なんか新型コロナウィルス対策で石仏にすがるではないだろうが、そんな気にもなる。





    

庚申日

2020-05-17 | 路傍の神仏

葉ザクラになったソメイヨシノに代り、里の桜は八重咲のサトザクラが満開となっている。

草木の庚申さまは、昭和に入っての建立なので鹿角の庚申さまのなかでは新しい方に入る。
この近くに関係者が住まわれているのか、
花や団子などが供えられているのを時どき見かける。
今日は庚申さまの前に咲いてるムスカリがお供物の代わりになっていた。