11月に入った。
平成元年も残り2ヶ月、つい先日平成最後のお正月を迎えたと思っているのに。
中滝周辺の滝々も、黄色や赤に彩られている。
それにもう一つ重要な役割を果たしているのが陽の光、これによって彩がおおいに映えてくる。
錦見の滝(左下)は南側に向いて午前中がいい、陽が差し込むとしぶきの中に虹が出る。
湯ノ又の滝(右上)は、西側に向いて、谷も西に開けている、夕焼けが紅葉を照らす。
銚子の滝(右下)は北向き、太陽が高いと滝全体を明るく照し、夕日は下流から低く射す
そろそろよくなったろう高崩左岸の壁を見るため、陽が落ちる少し前にでた、
おっとガソリンがない、スタンドに寄って満タンに、社長が煎餅を持ってきて話し込む。
紅葉の壁に着いたときすでに陽は落ちて、遅かった。