夏草茂る
2016-06-20 | 里山
数ヶ所で確認されていた絶滅危惧種、この10年の環境変化で自生地の大半が消滅してしまった、
その植物が県内で唯一残り、そろそろ花をつけている頃だ。
「あった」「咲いてた」、花の写真を撮っていると、
草刈りをしていた人が声をかけてきた。シーズンに2回ほど草刈りをしているという、
日当たりのよい草原に咲く宿根草だから、刈られても刈られても今まで残ってきた、
人が手を入れなければこの斜面の環境は保たれない、
ここにはその花のほかにも草原性の希少種が残っている貴重な場所だ。