この時期の柳川といえば❝さげもん❞ですね。写真は柳川よかもん館内の巨大さげもんです。
大きさが伝わりにくい気がしますが、本当に大きなさげもんでしたよ。中央の柳川毬が本当に大きくてびっくりしました。
色鮮やかな毬や飾りで大きさも迫力があり見入ってしまいました。市内いろんなところに飾ってあるそうなので見て歩いてはいかがでしょうか?
正式には約40cmの竹輪に赤白の布を巻きつけ、細工ものと柳川毬を交互に7列7個で49個吊るして全高150㎝程。
人生50年と言われた時代に女性は一歩引いて49年と配慮し、さらに中央に特大柳川まり2連を加え計51個とする事により、人生50年よりも長生きできるように願をかけたそうです。
さげもんをさげる順番も決まっていて、上中段には「飛ぶもの・山のもの・木になる(咲く)もの」。中下段には「水中のもの・動物・人形」、そして最下段には「這い人形(這っている赤ちゃんの姿に似せた人形)・柳川毬」だったそうです。今ではいろんなタイプのさげもんが作られていて、違いも楽しめますよ。
「柳川毬」は柳川独自の指定特産工芸品で、本来は草木染めでつくられていましたが、現在はリリヤンの堅牢染めによってつくられています。
元々は女の子が生まれた家にその子が気立てが良くマメであるようにと願い、5色の糸を巻いて作ったのが始まりで、菊や椿、花菖蒲などの柄が多く、縁起ものなので赤やピンクなどが多くとても鮮やかです。
一針一針思いの込められたさげもん。ぜひ見に来てくださいね。そして、弊社近くを通られる際にはぜひ立ち寄って下さいね。