初めまして。今回から麻雀ブログの方を開設いたしました。主にネット麻雀をやる方向けになります。
初回から多少難しめのテーマになりまして申し訳ありません…
今回は順位意識についてになります。
内容は雀魂や天鳳といった順位が経験値・段位点などに大きく影響してくるもの向けになります。
ルールも雀魂や天鳳に合わせて説明しますが、MJなどでも参考になるかと思うので、ぜひ見ていってください。
四人東風戦、四人半荘戦、三人打ちに分けて解説していきます。
A.四人打ち東風戦
親が1周(東一局~東四局)するとゲーム終了となる試合で、運の要素が半荘に比べて多くなりやすいのが特徴。
短期決戦となりやすいため、1回満貫以上の大物手に放銃しただけもラスになってしまう危険性もある。
1:東3局まで
基本的には自分の打ち方に合わせて打っていけば問題なし。ただし、相手のリーチに対してははっきりと押すか降りるかは判断を。良形テンパイ(多面待ち含むリャンメン以上)なら押してもいいだろう、引ける自信があるなら追っかけリーチに行くのもあり。形がよくないテンパイは悩みどころ。点数状況で判断を。たとえば自分がトップ目で2着とも大差がある、もしくはラス目でここで放銃するとオーラスで大物手上がらないと3着すらも厳しい状況になってしまうとかなら降りてもいい。ノーテンなら迷わず降りよう。オーラス時に満貫ツモで逆転できる(トップになれる)範囲内にいるように考えること。
2:オーラス
オーラスになった時の着順で考え方は変わる。
1着で2着から満貫や跳満直撃されても逆転されないほど大差があるときは、守りを意識しつつ、ツモ次第で上がりを目指して自力決着を目指すのもアリ。他からリーチが飛んで来たら迷わず降りて放銃を避けよう、特に親に放銃して連荘されて逆転を許すのは一番してはいけない。
1着でも2着目以下の子の満貫ツモで逆転される可能性がある点差なら、役牌やタンヤオなど、上がりやすい手を早めに作って自力決着を目指したい。ただし、リーチが飛んできた場合は2着落ち覚悟で降りてもいいだろう。特にラス目のリーチや字牌を多く鳴いてのテンパイには絶対に降りること。ラス目が一発逆転の大物手(メンタンピン三色・メンホン・メンチン・役満など)狙いでリーチやテンパイで勝負をかけてきた場合、特に一発で放銃すると一撃でラスまで落とされてしまう危険性も高い。そうなると目を覆いたくなるほどの大ダメージを被ることになってしまうので、絶対に避けよう。
2着・3着でトップ目とは満貫ツモで逆転できる点差にいるときは、早めに手を作ってリーチを入れることに専念しよう。役がなくても、リーチして上がりさえすれば持っているドラや裏ドラ次第では満貫以上になって逆転できることも多々ありえる。配牌でドラがトイツやアンコになっていて、役牌・タンヤオ・トイトイを狙いやすいときは鳴きに行くのアリ。また、配牌で字牌がトイツやアンコになっていて、数牌が1種類に偏っているときはホンイツも狙いやすい。ホンイツは鳴かないと3翻、鳴いても2翻なので、ほかの役(役牌など)ともうまく絡めればドラ次第で跳満以上も可能性は高い。配牌次第では狙いに行ってもいい。
跳満ツモでようやく逆転など、トップを目指すのが厳しい点差の時は、ラスに落ちないことをまず意識。リーチや危険な仕掛けに対しては降りることも視野に入れておこう。1着を狙いに行きすぎて、リーチや仕掛けに放銃してラス落ちになってしまうと目も当てられない。
ラス目の時は、接戦で満貫ツモれば一気に1着も狙える状況なら勝負してもいい。手作りは2・3着目の時と同じでいいだろう。
現実的なトップ目までの逆転条件は跳満ツモまで。それ以上になると相当配牌やツモがよくないとトップまで逆転することはほぼ不可能。ただし、自分がラス親なら連荘で逆転できる可能性もあるので、安めでもとにかく上がってつないでいくこと。
自分が子で、トップ目までは厳しくても2着や3着までは満貫上がれば狙えそうならそちらを狙いに行こう。
自分がオーラス子で、倍満以上を上がらないと着順アップすらも厳しいダントツラスの場合は、満貫や跳満をあがってラス確になってしまっても構わないので、とにかく上りを目指して少しでもダメージを小さくすることを考えること。無理に着順アップを目指して倍満・三倍満などの大物手や役満狙いに行った結果放銃して飛んでしまうとさらにダメージが大きくなってしまい目も当てられないので、よほど配牌やツモもよくない限りは最悪でも今の持ち点をキープすることを考えること。
こんなところでしょうか。意識しないといけないのはオーラスでの着順と点差。
満貫ツモで逆転できる点差かどうかを意識して打つと勝てるようになるかもしれません。
次回は半荘戦を取り上げます。
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