2018年9月6日の深夜3時ごろ、北海道胆振東部地震がありました。
札幌に住んでいるNuts_or_CMも地震の揺れの後、停電の生活を40時間ほど過ごしました。
停電はしたものの断水したり、ガスは止まらずに済みました。
40代の私も、本格的な停電は経験が無く『いつでも』『どこでも』『だれでも』の三拍子そろった高度で便利な生活が電気に支えられていることを痛感しました。
地震が発生した時に、ちょうどトイレに入っていました。揺れ始めた途端に停電になって激しく揺れだしたので、家の中では比較的に安全な場所にいるのだからとりあえず揺れが収まるまでしのぐしかなかったです。
地震が発生したのは午前3時過ぎで、空が薄く明るくなる5時ごろまでとりあえず何をするというわけでもなくリビングで家族と時間を過ごしました。
震源地に近い苫東厚真発電所が緊急停止して復帰まで少なくとも一週間は掛かる情報がラジオからもたらされたので、しばらく電気の無い生活を覚悟しました。
夜が明けると、信号も地下鉄・鉄道も止まっており、バスも運行が運休して出社できず、揺れが治まってからは無理に行動を起こさないようにしました。
通信手段として通話よりもメールやSNSの方が連絡が取りやすいと言われていましたが、ワタシはLINEをやってないのでどうだったか知らないですけど、地震発生当日の昼過ぎに携帯メールはサーバーとの接続が難しくなり更新できなくなりました。iPhoneでの4Gの接続状況が悪くなりFaceBookやTwitterも内容が更新できなくなり、GoogleやYahooのポータルサイトも開けなくなり検索できなくなったのでホームページの情報は取得できなかったです。唯一翌日でも、SMSのショートメールで連絡は出来ました。
自宅待機になりました。自宅にいてもネットもテレビも使えず、夜は暗い中、時間を持て余して明かりをどうまかなおうか色々考えて停電を乗り切りました。
そこで、今回考えていた明かりを紹介します。
① 防災の日にテレビで見たペットボトル・ランタンを見よう見真似でやってみた。(A4コピー用紙はワタシのアイディア。時代劇の夜のシーンを参考にした)
② レジ袋を被せることで「光の点」が目に直接入らなくなり瞳孔が塞がり難くなり暗くても少ない明かりで暗い場所が見え易くなったと思う。「防災の日」ごろのテレビでちょっと見たと思う
③ 9月6日の18:40には、こーなった。(北海道は日本列島の比較的東側に位置するので本州や四国・九州より日没が早いと思う)
④ 実はこんなローソク立てを作って用意していた。しかし、ラジオからの情報で「復電の時の電気火災とロウソク火災に気をつけてください。」という情報を聞いたので、初日は余震の発生も心配だったので、急遽ロウソクから懐中電灯に置き換えた。(ロウソク立ては『花畑牧場の生キャラメル』の空箱がたまたまあったので釘を立てて利用した。雪印6Pチーズの空箱でも代用できるんじゃないかな?アルミホイルはロウソクの炎に対する耐火性ではなく灯りの反射を考えてのこと)反射板のアルミホイルはあえてやんわりクシャククシャにして乱反射するように細工してからA4コピー用紙にホチキス止めをして器にマスキングテープで止めた。
⑤ アルミホイルの反射板がロウソクの灯りを乱反射させて『通常のロウソクの3倍の光量が出ています!』
⑥ 二日目の夜には、色々考えてロウソク2本でここまでにしたところで、停電が解消されました。猫よけみたいな水をつめたペットボトルは意外と効果がありました。断水しなかったので、「断水してしまう前に!」用意したペットボトルを活用しました。2リットルのペットボトルは災害用に空のペットボトルだけを保管していました。出来るだけ光を多く反射するようにペットボトルの後に白いA4のコピー用紙を並べているだけです。(6年前にリフォームする際、リビングの壁と天井のクロスはこのような災害を想定して、より多くの光を反射する無地の白色にしてもらいました)
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