台風11号の進路が気になりながらの座学@横浜。
暑さでボーっとしてどこまでまとめられるかですけど…
今月のテーマは…
これは、となりの公園の掲示版。
広場2か所に設置されています。
なぜリード(引き綱)を付けなければいけないか?
ここに書いてあるように、ヒトへの迷惑、危険防止のためです。
リードを離れた犬が交通事故にあうとかの危険は想定外です。
最近はそんなことはないけれど、来てすぐの時Choco.はリードを緩めて歩くことはなかったし、
なにかにおどろいて突進することが多くて、はずみでリードが離れて、
しかも興奮したままそばを歩いていた人に吠えかかってしまったりがありました。
なので、ノーリードなんて絶対にダメ!と思っていました。
Choco.のこと信用できてなかったんだよね~。
ドッグランも数回行ったことがありましたが、そのときもビュ~とすっとんでいってしまい、
行ったら最後まったく私には近寄らず…これじゃぁ離せない!と思って以来ドッグランには
行ってませんでした。
ところが、散トレに参加するようになってしばらくしてからの
ドッグラン、山中湖 Woff ではリードを離したらビュ~!かと思いきや
走りもせず、歩きながら私をチラチラ確認しながら、つかず離れずその辺を歩いていたのです。
ここでリードの功罪(?)という話になると思うのです。
はじめからリードがないのと、リードをつけていてその先に飼い主がいるのでは
犬にとっては大違いなんだろうな~。
リードがついていない犬同士けっこう上手にあいさつできるのに、
リードがあるとお互いガウっちゃうとか、
まして、短いリードだったら余計にちょっとそこまで行きたいなと思ってもテンションかかるだろうし、
ふつう飼い主さんは、リードにテンションがかかると反射的に引くだろうし、
それだけだってきっと犬にとってはいやなことだろうし、
それに加えてなにかとリードショックされたり「NO!」って言われたりしたら、
やりたいことができない不満、ひょっとしたら怖いことから逃げたいかもしれないのに
嫌なこと=リードショックや叱り=は犬にとってネガティブな思いが膨らむばかりと思います。
リードをつけることは決められている。
リードがなければ犬は結構おおらかにいられる。
…となれば、リードがついていてもリードを感じなくて済むようなリードワークができれば…。
これが理想なんでしょうね。
でも、これって難しいですよね。犬に任せて、まったくヒトが制御を必要としない犬なんていないでしょう?
飼い主がやらなきゃですものね。
止めたつもりのリードが犬をもっと強い力で前に進ませてしまう。(参考画像。ヤラセですけど)
リードのテンションがないと、バランスよく立てるよね。ってことです。
私のうちにChoco.が来たとき持ってきたリードはフレキシブルリードでした。これを使いこなすのはムリと思って
買ったリードは120㎝。短かったからChoco.は引っ張って歩きました。
今考えると接触走性ということだったとわかるんですけど。
その時は強いグーを使い倒していました(^_^;)
その後、トレーニングに行くようになって今度は180㎝のものを使い、短いものに比べれば余裕はありましたが、
どう使うかというと、常にそばを歩かせたいわけですからテンションは相変わらずかかっていました。
なので、Choco.の引っ張りは治らなかったです。
そして、いよいよ3mリードの登場です。
最初はどう使ってよいのか試行錯誤でしたが、
まずは、テンションがかからないように自分が動く。
これだけで、Choco.がグイグイ引っ張ることが減ってきました。
また長さに余裕があるので自分で相手との距離を測ることができる時も増えました。
そういうことと同時進行でやってきたのがチャージングです。
《名前》と《いいこと》 《リラックス》と《落ち着いた声》…とか。
Choco.にとっては意にそぐわないことや、嫌なことがなるべくなら平常心でスルーできることを目指しています。
近所の散歩で会う子たちとも鼻をクンクンであいさつできる子は少ないです。でも、います。
この子たちとは飼い主さんもリードを引かないのでとてもおだやかにあいさつします。
あら、もういいの?ってくらい淡白なあいさつですけどね。
それ以外のChoco.があいさつできない子の時には、見たらクリック。
ガン見する前に動かしてしまいます。本当なら自分でスルーできるようになればいいのですが、
今のところは私のサポートが必要ということで、距離をとって、視線をはずすようにしています。
Choco.のクリティカルディスタンス(自分で自分を守ることが出来る臨界距離)はいささか大きくて
しかもその距離についてとてもナーバスだと思います。
これを縮めるためにはサポートかなと思います。
グッパーだったり、インターセプトだったりも極力ネガティブな感情を持たずにすめば
それがChoco.にとって命の安全につながると思っています。
それらに必要なことは、学びとていねいな取り組みだと考えます。
☆参考 クリティカルディスタンス 距離を主張させない
リードのことだけでも秋からの散トレにどう生かしていこうかと考えた座学でした。
他にも学習理論についてのお話もあったのですが、
それについては、オフィシャルブログの方でどうぞ(*^-^)
チャーリーママさんのことば
♪ちょっとした知識の輪が広がる事で
犬たちがもっと暮らしやすくなる、そのことを期待しています。
♪犬が心地よい刺激と感じてもらえるようなリードワークが目標ですよね~。
チャーリーママさん、会場とランチの予約でお世話になっています、てりままさん、
そしてご一緒していろいろなお話をしてくださった皆さん、ありがとうございました。
またの機会もよろしくお願いします♪