![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/e5/42caee84db5f79e6666d07e7582169ab.jpg)
Story
近未来、人類の98%は自らの身代わりとなる“サロゲート”というロボットを日常生活に使用していた。ある深夜、青年と若い女性がクラブ前で殺された。その二人は実はサロゲートで、眼球を破壊され、IDチップも黒こげになっている。FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)とピータース(ラダ・ミッチェル)が女性のサロゲートの持ち主を訪ねると、太った男が目から血を流し死んでいた…。サロゲートの破壊により持ち主まで死んでしまうという、未曾有の事件が発生した。(goo映画より)
2009年/アメリカ/ジョナサン・モストウ監督作品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/30/577b9ac6991b4190c9948f37be50036f.png)
評価 ★★★☆☆
!! ネタバレ注意!! まだ観てない人は読まないで下さい。
期待してなかっただけに、これは拾い物のSFでした。監督は観終わって気づいたけどジョナサン・モストウ。前作「T3」('03)はコケてしまいましたが、今回は「ブレーキ・ダウン」('97)、「U-571」('00)の時の彼の本領が発揮されました。
人間達は社会生活にサロゲートと呼ばれる身代わりロボットを使い、自分たちはアパートに引きこもっている近未来。サロゲートがイケメン揃い。しかし、人間そっくりだがどこかぎこちないCG処理が効果的。
ブルース・ウィリスのサロゲートが若い頃の彼に似ているのが懐かしい感じ。本人はコントローラーに寝そべって、遠隔操作でサロゲートを操る追跡シーンが新しい趣向で面白い。生身の彼に接するのが、奥さんのサロゲートで本人は現れないというのも夫婦の断絶を表して皮肉な味。
サロゲートというSFガジェットを使いつつ、IT化した現代社会への警鐘が背景にあるように思えました。
サロゲートに過負荷をあたえて、コントロールしている人間までも抹殺してしまう装置を巡る攻防なのですが、最後にこれを利用して世界中のサロゲートを機能停止してしまいます。
このオチは、J・カーペンターの「エスケープ・フロム・L.A.」('95)のラストのセリフ「Welcome to the human race.」(人類へようこそ)に通じるものがありました。
小粒ながら、脚本の巧みさとアクション演出で魅せてくれる映画でしたね。
ところで、「エスケープ~」の時も気になったけど、あんな事やらかして飛行機は落ちてこないのでしょうか・・・(汗)
映画『サロゲート』公式サイト
(「サロゲート」 2010年2月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
近未来、人類の98%は自らの身代わりとなる“サロゲート”というロボットを日常生活に使用していた。ある深夜、青年と若い女性がクラブ前で殺された。その二人は実はサロゲートで、眼球を破壊され、IDチップも黒こげになっている。FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)とピータース(ラダ・ミッチェル)が女性のサロゲートの持ち主を訪ねると、太った男が目から血を流し死んでいた…。サロゲートの破壊により持ち主まで死んでしまうという、未曾有の事件が発生した。(goo映画より)
2009年/アメリカ/ジョナサン・モストウ監督作品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/30/577b9ac6991b4190c9948f37be50036f.png)
評価 ★★★☆☆
!! ネタバレ注意!! まだ観てない人は読まないで下さい。
期待してなかっただけに、これは拾い物のSFでした。監督は観終わって気づいたけどジョナサン・モストウ。前作「T3」('03)はコケてしまいましたが、今回は「ブレーキ・ダウン」('97)、「U-571」('00)の時の彼の本領が発揮されました。
人間達は社会生活にサロゲートと呼ばれる身代わりロボットを使い、自分たちはアパートに引きこもっている近未来。サロゲートがイケメン揃い。しかし、人間そっくりだがどこかぎこちないCG処理が効果的。
ブルース・ウィリスのサロゲートが若い頃の彼に似ているのが懐かしい感じ。本人はコントローラーに寝そべって、遠隔操作でサロゲートを操る追跡シーンが新しい趣向で面白い。生身の彼に接するのが、奥さんのサロゲートで本人は現れないというのも夫婦の断絶を表して皮肉な味。
サロゲートというSFガジェットを使いつつ、IT化した現代社会への警鐘が背景にあるように思えました。
サロゲートに過負荷をあたえて、コントロールしている人間までも抹殺してしまう装置を巡る攻防なのですが、最後にこれを利用して世界中のサロゲートを機能停止してしまいます。
このオチは、J・カーペンターの「エスケープ・フロム・L.A.」('95)のラストのセリフ「Welcome to the human race.」(人類へようこそ)に通じるものがありました。
小粒ながら、脚本の巧みさとアクション演出で魅せてくれる映画でしたね。
ところで、「エスケープ~」の時も気になったけど、あんな事やらかして飛行機は落ちてこないのでしょうか・・・(汗)
映画『サロゲート』公式サイト
(「サロゲート」 2010年2月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
ラダ・ミッチェル。
「ピッチブラック」「ネバーランド」「マイ・ボディガード」でも見ました。
ラスト以外は面白かったんですが、ちょっと設定が甘い気もしました。
ラダ・ミッチェル。
「ピッチブラック」は未見ですが、他の2本にも出てたんですね。気がつきませんでした。
…飛行機、落ちたでしょうね。
もっとも落ちたのは全てサロゲートかもしれませんけど…でも都会に落ちたらさすがに寝ていた人は…くわばらくわばら。
ラダ・ミッチェルって「ピッチブラック」でも出ていたのですね。犠牲者の一人だったのだろうか。(>_<)
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
飛行機以外にも、クレーンから荷物なんかが。。他にもたくさん落ちてきそうですね(汗)。
サロゲートを使ってる人間が皆、お疲れ様状態なのが哀しくなりましたね。さすがのウィリスも弱々しく感じました。
「ピッチブラック」を観てみたくなりました。たしか、コケてしまったヴィン・ディーゼルのSF超大作(『リディック』だったか?)の前編ですよね。