夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

ハンコック

2008年09月20日 | は行の映画
Story
超人的な力でロサンゼルスで起こる事件や事故を解決するが、同時に街に大損害を与える男・ハンコック(ウィル・スミス)。粗暴な性格も相まって市民にも毛嫌いされていた。そんな彼に命を助けられたPR会社の社員・レイ(ジェイソン・ベイトマン)は、ハンコックのイメージ回復作戦に乗り出す。彼を刑務所に入れて罪を償わせた上で、正義のヒーローとして復活させようというのだ。渋々ハンコックは指示に従い刑務所へ。その姿をレイの妻・メアリー(シャーリーズ・セロン)は複雑な心境で見ていた。(goo映画より)
2008年/アメリカ/ ピーター・バーグ監督作品





評価 ★★★☆☆

!!ネタバレ注意!!

冒頭のギャング追っかけシーンは、ウィル・スミスの型破りなヒーローぶりが全開。かなり笑えて、最初の掴みは抜群です。

一見、デタラメそうでも、しっかりとヒーローの背景が設定されているのに感心しました。
映画によると、ハンコックこと、ウィル・スミスと元奥さんのシャーリーズ・セロンの秘密は、こんな感じです。

彼等は、人類創世と同時に、人類を危機から救う保険のために不老不死のスーパーマンとして造られた。
以前は、たくさん存在したらしいが、ウィルとシャーリーが最後の二人。
というのは、男女が互いに惹かれ合い、接近すると、パワーを失ってしまうから。ここのところは、プラスとマイナスが打ち消し合ってゼロになるような感じです。
パワーを失うと同時に、どこからともなく刺客が現れる。ウィルが刺客に襲われたのが、映画で4度目らしい。
パワーを回復するためには、二人が出来るだけ離れなければならない。

興味深いのは、ウィルとシャーリーがそれぞれ異なったやり方で、人類の救済に貢献しているというところ。ウィルはそもそも力技で救済する訳ですが、一方のシャーリーは、PRマンの亭主を支えることで、彼が進める平和キャンペーンを助ける、という内助の功タイプとなっています。

「アンブレイカブル」では、ヒーローの存在を両極端理論で説明してました。それに継ぐユニークなヒーロー存在仮説を確立したのが「ハンコック」です。
ウィル・スミスは、「アイ・アム・レジェンド」みたいなシリアスなSFよりも、こんなコメディタッチの方が活き活きしてとても良かったです。

映画『ハンコック』公式サイト


(「ハンコック」2008年9月 岡谷スカラ座 にて鑑賞)

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