夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

バレンタインデー

2010年02月27日 | は行の映画
Story
一緒に暮らす恋人に、朝一番でプロポーズをした花屋を営む男(アシュトン・カッチャー)。笑顔で婚約指輪を受け取った彼女(ジェシカ・アルバ)は、彼が出かけた後に、なぜか部屋の荷物をまとめ始める…。飛行機でたまたま隣り合わせた男女。男は洗練された物腰が魅力的な30代。女(ジュリア・ロバーツ)は11ヶ月ぶりに一晩だけ、LAでの滞在許可が出た軍人。会話を交わすうちに惹かれ合う二人だが、共に目的地には意外な人が待っている…。理想の男性と出会い、幸せいっぱいの小学校教師(ジェニファー・ガーナー)。仕事で出張に行く彼をこっそり追いかけると、彼は飛行場ではなく、秘密の場所へと向かっていた…。結婚50年を過ぎても変わらぬ愛を誓い合う夫婦。だが、よりによってこの日に、妻(シャーリー・マクレーン)は夫に重大な告白を始める…。有名アメフト選手のマネージャーをする女(ジェシカ・ビール)は、今年も開催予定の“バレンタインデーなんか大嫌いだ!パーティ”の参加者がまだゼロと知り焦る。そんな彼女に近づくスポーツキャスター(ジェイミー・フォックス)は、彼女がバレンタインデーを嫌う本当の理由を知った時から、彼女の存在が気になり始め…。(goo映画より)
2010年/アメリカ/ゲイリー・マーシャル監督作品





評価 ★★★☆☆

『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督の最新作!

どうしても名作の「ラブ・アクチュアリー」と比べてしまうのですが、個々のエピソードが今ひとつ面白みに欠けて薄味だった印象です。ただ、監督がラブコメの名手だけあって手堅くまとめていましたね。

一番面白かったのが、ジェニファー・ガーナーのパートで、レストランで恋人に強烈しっぺ返しをするところ、バットでハートのハリボテをボコボコにするところなんかが、最高。

アシュトン・カッチャーは、各エピソードの主軸となる役柄なのですが、ハンサムで演技も良いと思うんだけど、不思議と吸引力というか、惹き付ける力が弱いのではないかと。これは他の映画でも思ったのですが、そんな感じを受けました。

ジュリア・ロバーツが軍人役で登場するのが意表をついた面白さ。てっきり、隣の座席のレイフ・ファインズのサロゲートみたいな男とくっつくのかなと思わせておいて、意外なオチで場面をさらうのには、ちゃっかりしてるなーと思ってしまいました。

登場人物のそれぞれが何かしらのつながりがあるというところも、構成的にしっかりしてます。バレンタインデーに彼女と観に行くお手軽ラブコメとしてオススメですね。





評価 ★★★☆☆

ジュリア・ロバーツ、アン・ハサウェイなどの豪華出演陣による群像劇♪

私もwancoと同じで、個々のエピソードは今ひとつな印象を受けましたが、この映画はとにかく出演陣が豪華なのが嬉しいですね。ゲイリー・マーシャル監督の大ヒット作『プリティ・ウーマン』『プリティ・プリンセス』などでおなじみのジュリア・ロバーツ、アン・ハサウェイをはじめ、アカデミー賞俳優のジェイミー・フォックスや、往年の名女優シャーリー・マクレーンなど、脇を連ねる俳優陣が豪華で、観ているだけで得した気分になりました。

たくさん登場するエピソードのなかでも、私がいちばん好きだったのがジェニファー・ガーナーのパート。(これもwancoと感想がかぶってしまいましたね。)同性から見ても、とてもキュートで好感の持てる女優さんなので、彼女の恋愛をいちばん応援したくなりました。ジェニファー・ガーナーは、映画『ジュノ』で里親になる女性を好演していて、その時からとても好きな女優さんの一人です。日本映画の『いま、会いにゆきます』のリメイク版を彼女主演で製作しているという話を聞いたので、こちらも公開されたらとても楽しみですね。

物語を引っ張る役割のアシュトン・カッチャーが今ひとつ華がないのが残念でした。やっぱり、ラブコメというと、ヒュー・グラントのような華のある俳優が登場しないと、どうもしっくりこないですね。
魅力的な女性陣に比べると、男性陣が女性から見てハマれない感じの人が多かったのも、この作品があまり印象に残らなかった原因の一つかもしれないです。

そのなかでもいちばん面白かったのが、ジェシカ・ビール(『幻影師アイゼンハイム』の女優さんなんですよね。全然雰囲気が違うのが凄い!)が主催するバレンタイン大嫌いパーティのシーンでした。ジェニファー・ガーナーがハリボテのハートをバットでボコボコにするシーンには思わず笑ってしまいます。
個々のエピソードは弱くても、ゲイリー・マーシャル監督らしい楽しい演出の多い映画なので、観終わった後はあったかい気持ちで映画館を出られることは間違いなしです。


映画『バレンタインデー』公式サイト


(「 バレンタインデー」2010年2月 109シネマズMM横浜 にて鑑賞)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サヨナライツカ | トップ | ラブリーボーン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

は行の映画」カテゴリの最新記事