夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

ターミネーター ニュー・フェイト

2022年10月16日 | た行の映画
Story
人類滅亡の日である「審判の日」は回避されたが、まだ危機は去っていなかった。メキシコシティで父と弟とごく普通の生活を送っていた21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)のもとに、未来から最新型ターミネーター「REV-9」が現れ、彼女の命を狙う。一方、同じく未来からやってきたという女性戦士グレース(マッケンジー・デイビス)が、ダニーを守るためにREV-9と壮絶な戦いを繰り広げる。何度倒しても立ち上がってくるREV-9にダニーとグレースは追いつめられるが、そこへ、かつて人類を滅亡の未来から救ったサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れる。(映画.comより)
2019年/アメリカ/ティム・ミラー監督作品






評価 ★★★☆☆

ターミネーター2の後日談としては一番出来が良いとは思います。
T3はジョン・コナー役がミスキャスト、T4は破綻寸前でなんとか持ち直し、ターミネーター:新起動/ジェニシスは良くできたパロディといった感じだったので。
ジェームズ・キャメロンがストーリーと製作をやってるので、アクションが物語と融合していて迫力があります。
ただ残念ながら、これまでの焼き直しという印象からどうしても抜け切れなかった。

人類に反乱を起こすのが、歴史が修正されてスカイネットからAIに変わったのは良いとして、ターミネーターが人間社会で暮らすうちに善人に変わり、サラコナーの味方になったというのは、環境適合型ロボットだからあり得るかもしれないけど、ちょっと苦しいか。
T2の続編は作るたびに泥沼にハマっているので、この映画もなかった事にしてT2で完結にしましょう。







評価 ★★★☆☆

あのオープニングはあまりにもやるせない気持ちにさせます。エドワード・ファーロングのファンだったのでなんだかとてもショックで切なくて、その後、映画にあまり集中できなくなってしまいました。
今までの前作であれだけジョン・コナーを守って戦ってきたのに、こんなにあっけなく終わりにしてしまうなんて、いくら未来が変わってしまうにしろ、ターミネーターのファンにとっては納得がいかないのではないでしょうか。
ただ、久しぶりにサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが観れたのは良かったです。前作からかなり年をとっていても、戦う孤独なヒロインという感じで違和感なくこの物語にも溶け込んでいました。

肝心の今作で護衛対象になるヒロイン役の女優がいまひとつ華がなくて、応援したい気持ちにはなれなかったかな。むしろ彼女を守るために未来から新たに助けにくる女性戦士がいるんですが、彼女の方が綺麗で華があって、ターミネーターと戦ってもサイボーグのようなキレのあるアクションを見せてくれて、こちらの女優さんの方がとても印象に残りました。

単発としてのオリジナル作品だったらアクションの見せ場もすごくて、それなりに面白かったと思うのですが、やはりあのターミネーターの続編となると、どうしても評価が辛口になりますね。
初期のT1とT2がファンにとっては神作品のように強烈な印象を残しているので、これを超える作品を創るのは本当に難しいです。




過去のターミネーターシリーズのレビューはこっちを見てね↓。

ターミネーター

ターミネーター2

ターミネーター3

ターミネーター4




映画『ターミネーター ニュー・フェイト』本予告はこちらから


(「ターミネーター ニュー・フェイト」2019年 12月 昭島ムービックス にて鑑賞。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« わたしは最悪。 | トップ | サイレント・ナイト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

た行の映画」カテゴリの最新記事