8月10日から1週間、人生初の入院をしています
ここ5年くらい冬場はほぼ毎週、夏でも少し稽古を頑張るとすぐに風邪を引いてしまい、こじらせて高熱を出すことがしばしばありましたノロもロタもインフルも流行り物は全部やり、マーズやエボラにもビクビクして稽古と食事以外は常にマスク生活でした。試合前も本当は毎日稽古したいところをうまくコントロールしないとすぐに熱。試合1か月前は毎回必ず40度の熱が出てそれでもたたかってきたので長谷川師範には今回も熱が出たからまた勝つなと言われてきました。
今回の入院直前にも夏だから少しくらい大丈夫だろうと週7回稽古したところ40度近い熱が出てゆうやに指導を代わってもらったり、林先輩にもみんなにも迷惑をかけてしまいました
このわずらわしい風邪に終止符を打つべく、のどの扁桃腺を取る手術を受けました
全身麻酔から目を覚ますと目の前に桃の種の様な物体が2つ。よしよしこれで心置きなく思いっきり稽古ができる。弱小民族最強やら流行の最先端(ウイルス)だとかいうニックネームとも、「またですか!?」と毎回代わり映えのない宮島の苦笑いともおさらばできると、心底清々した瞬間でした
病室に運ばれ麻酔が切れると、予想はしていたが、まあ痛い36時間の絶食後の重湯とみそ汁の上澄みは五臓六腑に染み渡ったが、のどの傷口にももちろんしっかりしみました
それでも1日でも早く退院したいので食事を重湯から3分粥、5分粥、全粥と調子よく上げてきました
それは2度目の全粥を食べた夕食で突如訪れた洗礼でした。毎回食前に飲む液体の痛み止めも効いてこれなら明日から常食だなーとデザートのパイナップルをパクリここから先は思い出すだけで痛くて書けません
痛くて涙が出たのはたぶん小学生以来、迷わずナースコールみなさんパイナップルには気を付けましょう。
隣に併設されたジムに行ったことが院内に知れ渡って先生からお叱りを受けたり、ナースのみなさんも時間で担当が代わるたびだめですよーと言ってきたり、コソコソ病室の椅子を持ち上げ筋トレしたり、少し肩身の狭い思いもしたが、毎朝407自治会なんて言って談話する同じ病室の愉快なおじさんたちとも、やな顔一つせず患者の苦痛に寄り添ってくれる看護師さんたちともいよいよ明日でお別れかと思うと少しさみしい気もするが気のせいということにして今日も早く寝ます
扁桃腺取るだけなのにお見舞いに来てくれた皆さん本当にありがとうございました元気が出てうれしかったです
20日には道場の内装が完成して、23日には山田道場快気釣鯵大会のため船も1隻チャーターしてあるのでまた投稿します
病室からの眺め
今晩の夕食まだお粥です痛くてほとんど残しました
息子たちが持ってきてくれたぬいぐるみと