OMOCHIゲームとか日記

趣味で行っているゲームについて感想等を記しています。
東方projectに興味があります。最近は東方旧作に執心中。

【東方旧作】東方project旧作(体験版)はじめに

2013-01-25 00:44:21 | 日記
東方projectは上海アリス幻樂団設立後の作品(windows用の作品)はプレイしているのですが
PC-98で発表された作品はプレイしたことがありませんでした
しかしエミュレータを使用すればwindowsパソコンでもプレイできることを知りました

東方projectの第1作の東方靈異伝から第5作の東方怪綺談までは、
「AmusementMakers」から「ZUN Soft」というブランドで
PC-98シリーズ用のゲームとして以下の5作品が発表されました
1. 東方靈異伝 ~ Highly Responsive to Prayers
2. 東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland
3. 東方夢時空 ~ Phantasmagoria of Dim.Dream
4. 東方幻想郷 ~ Lotus Land Story
5. 東方怪綺談 ~ Mystic Square

Amusement Makers(旧)公式サイトによると、
本ソフトウエアは PC-9800 / EPSON PCシリーズ (いわゆる 98 と 国民機 ) 専用ですので
IBM PC互換機やPC98-NXなどでは動作しません

と記載されています
アプリケーションがハードウェアをアクセスするため、windowsがインストールされているPCに
MS-DOSをインストールしたとしても、東方旧作はプレイすることはできないのでしょう

本来、東方旧作をプレイするには、以下のものが必要です
1. PC-9800 / EPSON PCシリーズ
2. MS-DOS
3. 東方旧作のソフト

1は場所をとり、2は入手しづらく、3は入手しづらい&めちゃくちゃ高価ですよね

そこでこれらの代わりに以下のものを用います
1. エミュレータ
2. FreeDOS(98)
3. 東方旧作の体験版(体験版なので制限などがありますが)

エミュレータについて
エミュレータは、対象となるハードウェア仕様を模倣して動作するソフトウェアです
Q. ネット上では「エミュレータは違法」とささやかれていますが?
A. エミュレータのすべてが違法というわけではありません(公式のエミュレータもあります)
違法なエミュレータとは、BIOS(ハードウェア環境固有の基本プログラム)を実機から抽出して
エミュレータを作成して、頒布されたものです
ここで紹介するエミュレータはそのようなことは行われていません

Windows上で動作するPC-98の有名なエミュレータとして Anex86、T98-Next、Neko Project II があります
Anex86:A.N.氏が作成したエプソンPC-286/386/486/586シリーズのエミュレータです
T98-Next:YUKI氏、LED氏、Dirac氏が作成したPC-9821のエミュレータです
Neko Project II:NP2 developer teamが作成したPC-9801シリーズのエミュレータです
Neko Project II は実行速度が遅く感じられ、東方旧作を動かすのには向かないようです

FreeDOS(98)について
FreeDOSはPC/AT互換機のためのOSで、FreeDOS(98)はPC-98で動くように移植されたOSです
FreeDOSはサポートの停止したMS-DOSを代替するために作られたフリーのOSで、
現在も開発が進められており、最新バージョンは2012年1月1日に公開された1.1です
しかし、PC-98への移植は2005年で更新が停止しています
Another FreeDOS(98)がFreeDOS(98)のカーネル、メモリマネージャを公開しています

そして、FreeDOS(98)は現在MS-DOS無しではインストールできません
そこで、FreeDOS(98)がインストールされているHDDイメージ(以下の2つのどちらか)を用います
ツァイ メタ女ダウンロード の zai_hdi.zip
与太ラボ MS-DOSを用いずにPC98のゲームを動かす の HDDImage.zip

東方旧作の体験版について
Amusement Makers(旧)公式サイトで現在もダウンロードすることができます
windows上で実行・解凍するとうまくいかないので、エミュレータ上で実行・解凍します


セットアップ手順など詳しく記述したページ
【東方旧作】東方project旧作(体験版)セットアップ
東方projectの旧作をプレイしてみたいと思い、体験版をダウンロードしセットアップしてみました
その方法について記録しておくために(まあ備忘録としてですが)この記事を書きました
windowsのパソコン(とネット環境)があれば他に何も購入することなくプレイできました
参考にしたHP:サークル千六本予定地 東方旧作の動かし方 修正版

【東方旧作】東方project旧作(体験版)メニュー作成
メニューを作成して十字キーとエンターキーのみ入力すれば
面倒なDOSコマンドを打たずに東方旧作が立ち上がるようにしました
メニュー作成にはMINImenuというフリーのメニューソフトを用いました

【東方旧作】東方project旧作(体験版)を簡単に始める
利用規約に反しない範囲で仮想HDDファイルを設定し配布することで,
誰でも面倒なコマンドを打たずに,簡単にセットアップ・継続的にプレイできるようにしてみました.
配布した仮想HDDイメージファイルと東方旧作(体験版)の動かし方を書きました.


補足(出典はwikipediaなど)

PC-98とは

PC-98シリーズは、PC-9801/PC-9821シリーズの略称で、日本電気(NEC)株式会社が開発販売した、MS-DOS(MicroSoft Disk Operation System)全盛期の時代(1980年代中盤から90年代序盤)に圧倒的なシェアを獲得した独自アーキテクチャのパソコンの製品群でです。初代PC-9801は社団法人情報処理学会から、2008年度(第1回)「情報処理技術遺産」の一つに認定されています。もともとビジネスユースとして作られていましたが、ホビーユースでもシェアを急拡大しました。他社もPC-9801対抗の機種を発売したものの、性能や価格で勝負できず、PC-98は全盛期に日本国内における16/32bit市場の市場占有率90%以上を獲得しました。また一方でセイコーエプソンはPC-98の互換機として「EPSON PCシリーズ」を開発しました。

1984年にIBMがPC/AT互換機を発売しました。PC/AT互換機とは、IBMが開発したパソコンとそれに互換性を持ったコンピュータの総称です。IBMはパソコンの市場の展望を見据え、短期に参入するため、マシンのアーキテクチャ(回路図やBIOSのソースコード)を公開したことで、その公開された仕様を元に多数のベンダーが自由に参入できる市場が形成されました。PC/ATの仕様公開以後、多くの互換機メーカーや、部品メーカーが登場し、競争によるコストダウンが進み、標準パソコンの地位を築きました。現在では世界的にも日本でも、パソコンの大多数はApple社のMacintoshを除くとPC/AT互換機であり、事実上の標準となっています。ところが、そのころの日本では日本語表示の性能確保のためにIBM PCのシリーズは発売されず、各社から独自の日本語表示用のハードウェアを搭載したパーソナルコンピュータが発売されました。同じインテルのCPUとMS-DOSを採用しながらもPC/AT互換機とも相互にも互換性が無い時代が続きました。

しかし、PC/AT互換機の性能向上やDOS/V(PC/AT互換機上で稼働し、専用のハードウェアを必要とせずに、ソフトウェアだけで日本語表示を可能にしたOS)の登場によりソフトウェアレベルでの日本語処理が問題なく出来るようになると、その圧倒的な価格競争力の高さによりPC-98シリーズのシェアは急激に低下しました。Windowsの普及によりハードごとの仕様の違いは売りとはならなくなるどころかむしろコスト増大、互換性の問題などを引き起こし、ついに1997年には主力商品をPC/AT互換機ベースのPC98-NXシリーズに移行しました。

MS-DOSとは

MS-DOS(MicroSoft Disk Operation System)とは、マイクロソフトが開発・販売していたパソコン用の16ビットのオペレーティングシステム(OS)です。IBMのPC DOS (IBM DOS)のOEM供給版として誕生したもので、バージョン6以降はPC DOSから完全に独立して開発されました。IBMが初代IBM PC用に発売したDOSが「PC DOS」で、1982年よりマイクロソフトがIBM以外のメーカーにOEM提供を開始したものが「MS-DOS」でした。(マイクロソフトは後にPC DOSもMS-DOSと呼んでいます)。MS-DOSはインテルのx86系マイクロプロセッサを搭載した各社・各機種のパソコンに移植され、世界的にはPC/AT互換機、日本ではPC-98シリーズ、富士通のFMRシリーズ、東芝のダイナブックなど各社独自仕様のアーキテクチャに移殖されました。

しかしMS-DOS を搭載しているPCであっても、異なる機種間ではアプリケーションソフトウェアの互換性はほとんどありませんでした。MS-DOSは画面描画に関わるAPIを持たないため、グラフィックメモリを操作して画面描画を行うアプリケーションは、ハードウェアを直接操作せざるを得ず機種依存となったためです。東方旧作もこのアプリケーションに当てはまります。そのため東方旧作はPC-98シリーズ以外では動作しません。

日本では、MS-DOSは日本語表示の性能がないため、各社から独自の日本語表示用のハードウェアを搭載したパーソナルコンピュータが発売されていました。しかし、ソフトウェアのみで日本語表示を可能としたDOS/Vが発売されたことで、日本もPC/AT互換機が普及しました。MS-DOSは1995年時点で全世界で1億本を出荷しされました。MS-DOSの最終版は2000年9月14日にリリースされた8.0(Windows Meの内部バージョン)で開発は終了しています。

1993年、日本語版Windows3.1が登場し、アプリケーションがハードウェアをアクセスしなくて済むようになりました。Windows 95/98/98SE/Meは内部的にMS-DOSを大幅に拡張した物に過ぎず、OSコアの部分には16ビットによる処理も多く残されていました。過去のソフトウェアとの互換性というメリットがあったものの、同時に動作の不安定性を増してしまいました。しかしMS-DOSを使用しないWindows NTでは、中心部であるカーネル領域と、アプリケーション領域を分離して管理する構造になっているため、アプリケーションエラーが発生してもシステムダウンしない丈夫な構造になりました。Windows 2000以降、現在のWindows OSは全てWindows NTを基本としています。

FreeDOSとは

FreeDOSは、サポートの停止したMS-DOSを代替するために作られた、PC/AT互換機のためのOSです。現在の最新バージョンは、2012年1月1日に公開された1.1です。FreeDOSはGNU GPLのもとでライセンスされているオープンソース・ソフトウェアであり、誰でもロイヤリティを払うことなしに自由に独自のディストリビューションを作成し、配布することができます。GNU GPL(GNU General Public Licence)とは、無保証で、ソースコードへアクセスでき、ソフトウェア・ソースコードの再配布に制限がなく、ソースコードの改変を認め、そのソフトウェアを第三者に頒布する場合はそれにもGPLを適用する、という決まりのフリーソフトウェアライセンスです。

FreeDOSは、多くのハードウェアをサポートしており、1981年発売の旧式IBM PCをはじめ、最新のIntel Core i7 CPUや各種組み込み機器上でも動作します。FreeDOSはいくつかの点でMS-DOSよりも改善されており、CD-ROMからも起動でき、国際化や省電力管理、統合化されたASPIなど、マイクロソフトがMS-DOSのサポートを打ち切った当時には存在していなかった新しい標準規格や技術に対応しています。ただし、FreeDOS はおもに英語圏で開発されているため、日本語表示に必要なソフトウェアを含んでいません。「FreeDOS/Vページ」(http://dos.minashiro.net/)では、FreeDOSを改造して日本語を扱う方法が紹介されていますが、2006年以降、事実上メンテナンスが停止しています。

FreeDOS(98)はFreeDOSをPC-98シリーズで動くように移植されたOSです。toriさんによって移植された物がAnother FreeDOS(98)(http://www.retropc.net/tori/freedos/)として公開されています。しかし、PC-98への移植は2005年で更新が停止しています。現在format.exeがないため、インストールするにはMS-DOSが必要です。

 

【東方旧作】東方project旧作(体験版)メニュー作成

2013-01-18 23:03:15 | ゲーム



前回の記事:【東方旧作】東方project旧作(体験版)セットアップ

前の記事では「サークル千六本予定地 東方旧作の動かし方 修正版」を参考に
エミュレータを用いて東方旧作の体験版をセットアップしました
しかしやはりアプリケーションを実行するたびに
「cd ○○」などとキーボードを入力するのは面倒!いちいち覚えてられない!
フォルダの名前なんて忘れるに決まっている。

ということでメニューを作成して十字キーとエンターキーのみ入力すれば
東方旧作が立ち上がるようにしました

メニュー作成にはMINImenuというフリーのメニューソフトを用いました
10個までしか項目を作成できないけど
東方旧作は体験版で4本、製品版も5本しかないからこのソフトで大丈夫

メニューアプリの説明はMS-DOS用に書かれており、
FreeDOS(98)に応用させるのに手間取りました
アプリケーションの中にはMS-DOSで動いてもFreeDOS(98)で動かないのも結構あるようです

他のPC-98用のソフトをプレイしておりメニューの項目数を11個以上にしたい方は
製作者が同じメニューソフトのSSMenuを導入したほうがいいと思います


前回の続きということで4章から(といっても4章しかない)

4. メニューの作成
4.1 メニュー作成ソフトの入手
vectorからMINImenu98を手に入れる(MINImenu/Vという類似ソフトがあるので注意)
http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se017423.html
mini121n.lzh をダウンロード

4.2 MINImenu98の解凍
仮想HDDのどのディレクトリに解凍してもよいので C: に解凍しましょう
気持ち悪いという方は新たにフォルダを作成しましょう(この場合あとの設定が少し違います)

仮想HDDにアクセスするソフト( DiskExplorer または anxdiet )を使って
hdiファイル(仮想HDDイメージ)を開き mini121n.lzh を入れます
そして解凍するために封魔録解凍時に用いた LHA を使います
LHA255.EXE を mini121n.lzh と同じディレクトリに入れます

エミュレータを立ち上げて
LHA255
と入力してLHAをセットアップしたら
LHA e mini121n
と入力してmini121nを解凍します

仮想HDDの中はこのようになっている(解凍した場所が C: ならば)

4.3 メニューの設定
解凍すると以下のファイルが作成されると思います
M.BAT MINI.COM MINI.DAT MINI.DOC MINI98.EXE MINI121.DOC SUZ.RGB
それぞれのファイルは
MINI.DOC -------- MINImenu98の説明書(←結構長い、読むの大変)
MINI121.DOC --- 最新バージョンへ変更点の説明
M.BAT ------------- メモリ常駐量ゼロ専用バッチファイル
MINI.COM ------- 起動用ローダープログラム
MINI98.EXE ----- アプリケーションファイル(本体)
MINI.DAT -------- メニュー登録データ定義ファイル
SUZ.RGB -------- パレットデータ(このファイルがなんであるのか私にはわからなかった)
だそうです.

私は M.BAT を使ってメモリ常駐量ゼロモードで実行しました
なので、編集する必要があるファイルは M.BAT と MINI.DAT です
この2つのファイルをwindowsのデスクトップにドラック&ドロップします

以下A:をC:に変更するのは、ツァイ メタ女のディスクイメージを仮想HDDに用いた場合です

4.3.1 M.BATの編集
M.BATをメモ帳で開きます
右クリックで編集を選択するとメモ帳で開きます
そして以下の赤字の部分を変更します

:---------------------------------------------------------------------------
: 注意! 必要に応じて, テンポラリバッチファイルのパスを指定しておくこと.
: ↓
: A:\TEMP\$$MINI$$.BAT
: ~~~~~~~~
C:\$$MINI$$.BAT
:error
Echo\
Echo エラー終了しました.
:end
Echo on

仮想HDDはC:というディレクトリしかないためA:をC:に変更します

4.3.2 MINI.DATの編集
このファイルもメモ帳で開きます
そして以下の赤字の部分を変更します
(見やすいように";"は半角を全角にしています、コピペしないように)


;---------- タイトル(半角46文字まで)-------------------------------------
; タイトルなしにしたければ、= で終わりにすればよい
@TITLE=東方旧作体験版

;--------------------------------------------------------------------------
@TEMP=C:\
@FILER=FD

;---------- エディタの指定 @FILE:ファイル名 @LINE:行番号 ----------------------
@EDIT=ELIS @FILE +@LINE
;@EDIT=Vz @FILE -@LINE

;---------- 画面の配色 ----------------------------------------------------
@DISPLAY=CRT
;@DISPLAY=LCD

;---------- 4太郎で画面が乱れる場合ONに ----------------------------------
@EGC=OFF
;---------- メニューカーソルのロール移動 ----------------------------------
;@ROLL=0
@ROLL=1

;---------- マウスカーソルの形状 ------------------------------------------
@MOUSE=0
;@MOUSE=1
;@MOUSE=2
;@MOUSE=3

;---------- ジョイスティックの使用 ----------------------------------------
@JOYSTICK=OFF
;@JOYSTICK=ON

;---------- FEP切り替え登録用コマンド ----------------------------------
@FEP0=Deldev,Deldev
@FEP1=ATOK6,Adddev a:\atok6.def
@FEP2=ATOK7,Adddev a:\atok7.def
@FEP3=ATOK8,Adddev a:\atok8.def
@FEP4=VJE-B,Adddev a:\vjeb.def
@FEP7=WXP,Adddev a:\wxp.def
@FEP8=WX2,Adddev a:\wx2.def

;--------------------------------------------------------------------------
T01=東方封魔録
{
CD TH02
CALL GAME.BAT
CD \

}

;--------------------------------------------------------------------------
T02=東方夢時空
{
CD TH03
CALL GAME.BAT
CD \

}

;--------------------------------------------------------------------------
T03=東方幻想郷
{
CD TH04
CALL GAME.BAT
CD \

}

;--------------------------------------------------------------------------
T04=東方怪綺談
{
CD TH05
CALL GAME.BAT
CD \

}

;=============================================================

@TITLE=東方旧作体験版
でメニューのタイトルが 東方旧作体験版 になります
(コメントアウトははずしてね)

マウスカーソルは「使わない」「マウス1」「マウス2」「マウス3」を選べます
それぞれ
・「使わない」場合
@MOUSE=0
;@MOUSE=1
;@MOUSE=2
;@MOUSE=3
・「マウス1」の場合
;@MOUSE=0
@MOUSE=1
;@MOUSE=2
;@MOUSE=3
・「マウス2」の場合
;@MOUSE=0
;@MOUSE=1
@MOUSE=2
;@MOUSE=3
・「マウス3」の場合
;@MOUSE=0
;@MOUSE=1
;@MOUSE=2
@MOUSE=3
とします

ファイラ・エディタ・FPEは仮想HDDに入っていないので、コメントアウトします

メニューの項目について
T01=東方封魔録
で1つ目の項目が 東方封魔録 になります
{
CD TH02
CALL GAME.BAT
CD \
}
で項目が選択された後、に実行されるコマンドを記述
TH02ディレクトリに移動し、GAME.BATを実行し、C:ディレクトリにもどるという意味です
他の作品も同様に設定します

M.BATとMINI.DATの編集が終わったら仮想HDDにドラック&ドロップでいれて上書きします

4.4 メニューが作成されているか確かめる
エミュレータを起動して
C:\
と表示されたら
M
と入力します
するとメニューが立ち上がると思います
マウスか十字キーで項目を選択すると東方旧作が起動すると思います
また終了後はメニューに戻ります
ここまでで、エラーが出た場合はM.BATとMINI.DATの編集に間違いがないか見直しましょう

4.5 AUTOEXEC.BATの使用
エミュレータを立ち上げて M と入力すればメニューが立ち上がるが
それすら面倒であると考えている人は以下のことをやってみてください
windows上で M.BAT をコピーして AUTOEXEC.BAT と名前を変更し以下のように書き換えます
(全部でたった2行です)
@echo off
M.BAT
そしたら仮想HDDの C:ディレクトリにドラック&ドロップで入れます
エミュレータを立ち上げるとすぐにメニュー画面になるはずです



メニューを作ったことで、面倒なキー入力をせずにすみそうです
直感的に操作できることは大事ですよね
PC-98とかDOSとは無縁に生きてきたのでわからないことだらけでしたが
なんとかここまでたどり着くことが出来ました
なんだか、やっていることが東方と関係ないですね(タイトル詐欺かな?)
さて、じっくり東方旧作の体験版を攻略していくことにしましょう
でもこうやって体験版をやっていると製品版もやりたくなってきますね
ZUNさん、再販してくれないかな~~

本記事に引用している全てのソフトの名称・画像の著作権・その他権利は、
制作された作者様に帰属します
本サイトでの上記著作権物扱いは、
著作権など各権利関係を侵害することが目的ではありません
問題などがある場合、コメントにてご連絡ください



 

【東方旧作】東方project旧作(体験版)セットアップ

2013-01-11 07:48:07 | ゲーム


東方projectの旧作をプレイしてみたいと思い、体験版をダウンロードしセットアップしてみました。
その動かし方について記録しておくために(まあ備忘録としてですが)この記事を書きました。

-------------------------------------------------
手っ取り早くプレイしたい方へ
【東方旧作】東方project旧作(体験版)を簡単に始める
より,簡単にプレイできるように仮想HDDイメージを設定しました.
こちらのほうが,面倒なコマンドはいっさい打つ必要はなく,継続的にプレイしやすいはずです.

-------------------------------------------------

windowsのパソコン(とネット環境)があれば他に何も購入することなくプレイできました。

ちなみに東方旧作とは、東方Projectの作品の内、PC-98で発表された以下の作品です。
1. 東方靈異伝 ~ Highly Responsive to Prayers
2. 東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland
3. 東方夢時空 ~ Phantasmagoria of Dim.Dream
4. 東方幻想郷 ~ Lotus Land Story
5. 東方怪綺談 ~ Mystic Square

靈異伝の体験版はないので、封魔録・夢時空・幻想郷・怪綺談を導入する

環境:windows xp (vistaと7でも動きました)

参考にしたHP:サークル千六本予定地 東方旧作の動かし方 修正版

1. まず必要ソフト・データの導入
1.1 エミュレータを入手
Anex86とT98-Nextのどちらかを入手しましょう(どちらもフリーです[※1])

【Anex86を入手する場合】
http://motor.geocities.jp/aqua_marine_blue_556/Anex86/homepage2/ans/index.htm

anex86e1.zipをダウンロード
[※1]Anex86は、過去はシェアウェアのようでしたが、現在は無償でした。
(2013年8月25日追記)
リンク切れがある場合,anex86e1.zip(v2.78)とanemidi2.zipからダウンロードしてください.
anex86e1.zip … Anex86本体
anemidi2.zip … MIDIオプション

【T98-Nextを入手する場合】
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/2754/index.html

T98-NEXT 13.1th Beta(next_rb131.lzh)をダウンロード

1.2 仮想HDDにwindows上でアクセスするソフトを入手
エミュレータがT98-Nextならば必要で、Anex86ならばいらない(anxdietが付属してあるため)
DiskExplorer (ディスクエクスプローラ)を入手する
イメージファイル化されたディスク(仮想HDD)にアクセスするソフトです
http://hp.vector.co.jp/authors/VA013937/editdisk/index.html

editd169.lzh Ver1.69をダウンロード

1.3 仮想HDDイメージを入手
FreeDOS(98)の入った仮想HDDを使用する(MS-DOSは有料なので無料のFreeDOSを使用する)
ツァイ メタ女ダウンロードからハードディスクイメージをダウンロード
http://black.sakura.ne.jp/~sakai/metajo/mtj_main.htm

zai_hdi.zipをダウンロード

1.4 FreeCOMを入手(仮想HDDの不足を補う)
http://dos.minashiro.net/freecomj.html

com83pl3r2.lzhのダウンロード

1.5 東方旧作をダウンロード
東方旧作はAmusement Makers(旧)公式サイトから入手する
http://www.kt.rim.or.jp/~aotaka/am/

それぞれ
東方封魔録 (体験版2) huma_ts2.lzh
東方夢時空 (体験版2) yume_ts2.exe
東方幻想郷 (体験版) gen_ts.exe
東方怪綺談 (体験版) kai_ts.exe
がダウンロードできるはず
windows上で解凍・実行しないでください
「解凍しますか」「実行しますか」のようなメッセージが出たら「いいえ」を選択して下さい

1.6 東方封魔録huma_ts2.lzhの解凍ソフト(LHA)を入手
http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se002413.html
.lzh という圧縮ファイルはwindows用の解凍ソフトでは解凍できないことがあります
Amusement Makers(旧)公式サイトにvectorへのリンクが張ってあるのでそれをたどって
lha255.exe をダウンロード

1.7 ジョイパット入力できるようにする(windows側で動くソフト)
キーボードでプレイするなら必要ありません
JoyToKeyをダウンロード
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se101657.html
※このソフトはシェアウェアですが機能制限や使用期限などはありません。気に入ったら購入してね
簡易設定ウィザードを使えば簡単に設定できます

2. 仮想HDDの設定
2.1 ゲームできるように仮想HDDの書き換え
zai.hdiというhdiファイル(仮想HDDイメージ)を
anxdiet.exeかDiskExplorer(editdisk.exe)で仮想HDDを書き換えます
Anex86ならanxdiet.exe、T98-NEXTならDiskExplorerを使用しましょう
DiskExplorerでhdiファイルを開ときのプロファイルは Anex86 HDD としましょう

仮想HDDイメージの中を
CONFIG.SYS FDXMS.SYS EMM386.EXE KERNEL.SYS
以外はフォルダも含め消去してしまいましょう(このhdiファイルは Neko Project 用なので)

次にCONFIG.SYSを編集します
anxdietかDiskExplorerからCONFIG.SYSをドラッグ&ドロップして
windowsのデスクトップにでも引っ張り出し、適当なテキストエディタ(私はメモ帳)で開きます
そして、次のように書き換えます
files=20
buffers=10
device=fdxms.sys
dos=high

書き換えましたら保存し、anxdietまたはDiskExplorer上にドラッグ&ドロップして上書きしましょう

そして次にFreeCOMを導入します
FreeDOS/Vページから
FreeCOM 0.83PL3J R2をダウンロードして解凍すると中に「98」というフォルダがあります
その中のCOMMAND.COMを仮想HDDイメージの中に入れます

すると、仮想HDD(zai.hdi)には
CONFIG.SYS FDXMS.SYS EMM386.EXE KERNEL.SYS COMMAND.COM
の5つのファイルがあるはず(CONFIG.SYSは書き換えられている)


2.2 ゲームを仮想HDDに入れます
仮想HDDにそれぞれのゲームを入れるフォルダを作成します
(それぞれのゲームで同じ名前のファイルがあるためです)
それぞれ、覚えやすいように、TH02, TH03, TH04, TH05と名づけましょう
日本語は使えませんので注意して下さい
封魔録は以外はアプリケーションファイル(exeファイル)をそれぞれのフォルダに入れます
封魔録は lha255.exe と huma_ts2.lzh の2つをTH02フォルダに入れます


3. エミュレータの起動
Anex86(anex86.exe)またはT98-NEXT(Next.EXE)を起動します
Anex86の場合、anex86.exeを起動します

HDD1を zai.hdi に設定します。またconfigでいろいろ設定できる
SoundでTypeを-86、realをチェックすると良い

T98-NEXTの場合、Next.EXEを立ち上げる

運用 > DISK 項で HD DRIVE を zai.hdi に設定します

さっそく、startまたは電源のボタンを押してみる
以降でエラーが出た場合はこれ以前に間違えた部分がないかチェックしましょう

2回Enterキーを押すと C:\> と表示されるのでディレクトリを移動します
cd フォルダ名
と入力(スペースは必ず入れてね)すればディレクトリを移動できる

例えば、東方幻想郷をプレイしたい場合、フォルダ名を TH04 としているので、
cd TH04

と入力すると C:\TH04> と表示されます
封魔録のセットアップ方法は後述します

初めての場合は、gen_ts1.exe を起動します
C:\TH04>gen_ts1

と入力すると展開するか聞かれるので Y を押します

C:\TH04>game

と入力すればゲームが開始されます


やった!動いた!!

次に、終了して他のゲームをする場合、
cd \
と単に入力するだけで C: というディレクトリに戻るはずです

怪綺談をプレイしたい場合、先ほどと同様に
cd TH05
と入力すると C:\TH05> と表示されるはずである
初めてプレイする場合は、C:\TH05>kai_ts1
と入力すれば展開され
C:\TH05>game
でゲームが開始される

もうゲームを終了したい場合は、エミュレータの閉じるボタンか終了ボタンを押す

後日、再びゲームをしたい場合、
C:\> と表示された後、cd フォルダ名、gameと入力していけばゲームができる

封魔録のセットアップをする
C:\>cd TH02
と入力し、ディレクトリをTH02に移動して
C:\TH02>lha255
と入力し、LHAをセットアップすれば .lzh ファイルを展開できるようになります
C:\TH02>LHA e huma_ts2
と入力することで huma_ts2.lzh を解凍することができる
その後は、ほかと同様に
C:\TH02>game
と入力すればゲームを起動できます



続きの記事が出来上がりました
【東方旧作】東方project旧作(体験版)メニュー作成
メニューを作成して十字キーとEnterキーのみでそれぞれのソフトを起動することが出来ました
3章のようにコマンドを打つ必要がなくなります


本記事に引用している全てのソフトの名称・画像の著作権・その他権利は、
制作された作者様に帰属します
本サイトでの上記著作権物扱いは、
著作権など各権利関係を侵害することが目的ではありません
問題などがある場合、コメントにてご連絡ください