空港バスは18時過ぎに出発。
高速を走っていると、地平線に真っ赤な夕陽。
ひとつの情景を思い出した...
今から28年前の夏、私は国際バスで、スロバキアの大地を走っていた。
地平線までつづく、ひまわり畑。
静かに沈みかかる、真っ赤な夕陽。
バスのラジオから、静かに流れてくる「ホテル カリフォルニア」。
今も、忘れられない光景...
朝から、ものすごいスコール。
バケツひっくり返した様とは、この事か。
道路があっという間に川。
で、ぐだぐだしてたら11:30。
諦めて出かける。
今日は、中華街へ行こう。
特に意味はないが...
いきなり、バス乗り間違える。
そこは、タイの車掌さん、親切なので、バス代取らないで、次のバス停で降ろしてくれた。
感謝。合掌。
概ねタイ人は親切。
10年くらい前、一家でバンコクに来て、路線バスで王宮まで行った。
乗車時に車掌さんに、王宮へ行きたいと言っていたので、近くのバス停で降ろしてくれた。
一緒に車掌も降りる。へ?
車掌さん(50くらいのおばちゃん)、私の手を引いて王宮入り口まで連れて行ってくれた。300Mくらい。
親切。
でも、その間、バスと乗客、待ちっぱなし。
いいのかっ!?
てな事やってる間に、バスが中華街エリアに来た。
最初の目的地は、ワットトライミット。
ワットはタイ語で、寺。
このお寺は、本尊がいわく付きの黄金仏で、有名。
1953年、廃寺からこの仏像をワット・トライミットに移動する際に、
仏像は倒れてしまう。しかも天候が悪化したため、
作業員たちは帰ってしまった。
翌朝、豪雨に打たれて漆喰の剥げかかった仏像からは、
金色の光がのぞいていた。
仏像は純度60%重さ5.5t時価総額120億円。
こうして、この仏像は300 年ぶりに、本来の姿を現した。
そうな...
これは、外見で物事を判断してはいけないと言う、仏様のありがたぁ~い教えだそうです。
で、参拝者は年々増加。
10年前はしょぼい寺だったのに、上がりが良いのか、えらいこと大増築。
展示室までできてました。
で、新しい寺がこれ。
ご本尊がこれ。神々しいぞ。
横だって、金ぴか。
おしりだって、光ってるぞ。
こんなこと書いてると、罰当たりそう...
皆様熱心に祈ってる。
信じてるのかなぁ...
信じてるんだろうなぁ...
因みに発見当時の、漆喰のお顔がこれ。
この時点で13時。お腹が空きました。
そこは中華街。
美味しい物が沢山。
で、これ。
豚足煮。豚足を甘辛く煮てる。
これを、ご飯に掛けると、
こんなん。
おいしい。
コラーゲンたっぷり。
でも、カロリーもセルライトもたっぷりだぞう。
これで、30B。
外国人だからって、ぼりもしないが、まけもしない。
真っ当に商売して80年...
みたいなばあちゃんが仕切ってました。
午前中に雨が降って、その後、陽が出たから、もう...
ムニエル。
中華街の入り口なので、中華大門。
横浜にもある様なやつ。
中華街と言えば、関帝廟。
関羽を祀ってます。
こっちのはでかいです。
入り口こんなん。
ちょっとしょぼい。
関羽は将軍なので、扉絵だって勇ましいぞ。
誰だろう、三国志に出てくるんだろうか。
ご本尊。
真ん中が関羽。
何でこんなに写真がぶれるんだ。
手ぶれ補正のLUMIXなのに...
帰りに、マーブンクロンというショッピングセンターに寄りました。
目的はフードコート。
ここは、シンハの生ビール置いてます。
こんなん。
つまみに、野菜炒め2種類で、45B。
生が60B。
帰ったら17時くらいで、夕飯までちょっと寝よう。
起きたら、21時だった。
旦那がえらいこと機嫌悪い。
起こしても起きなかったらしい。
そんなん、私なんか本格的に寝だしたら、少々では起きへんの、
分かり切ってるやんか。
結婚28年やで、ええ加減学習して。
晩ご飯は、ソンブーン。
外に出たら、スコール。
頑張ってバス停まで歩く。
道が渋滞、バスが進まない。
ソンブーンについたら、大方22時。
ソンブーンについて、少し...
中華系海鮮レストランです。
店は広いですが、そんなにたいした店構えではない。
道ばたで子豚丸焼きしてるし。
でも、超有名。
各国の元首が訪れてます。
ブッシュ大統領や小泉君の写真も飾ってました。
一押しが、タイ料理として有名なプーパッポンカリー(蟹カレー炒め)。
この店の先代が開発した料理だそうです。
ご飯に掛けて食べるとおいしい。 これです。
で、晩ご飯としては、こんなん。
牡蠣の卵とじと、魚の煮物と、空心菜炒め。
820Bでした。
明日は、台北移動、9:30にはホテルを出ないと行けない。
もう、0時半だ、寝よう。