懐かしい家

写真の縁側はもう今の家にはなかなか見られませんね。
そして大きな門・・・ここに初美の少女時代にお祭りの山車が入ってきて子供たちに
お菓子を配った思い出多き門です。
母も私も過ごしたこの家でお葬式がありました。
田舎の家みたいだけど文京区の住宅地なんですよ。



お葬式は９３歳になる伯母さんです。
この家を一人で守って暮らしてきた伯母さんがとうとう天国へ旅立ちました。
集まったのは叔父や叔母の高齢者ばかり。
しかし葬式って久しぶりになかなか会えない親戚に再会できて悲しいけど嬉しい反面
もあります。
死んだ人からの最後の贈り物なのでしょう・・・。



考えてみると高齢になればなるほど友人知人や兄弟親戚も周りが先に逝ってしまいま
すね。
子供のいない人は長生きすればするほど孤独になってしまいます。
年とったときのことを考えると心配。
一人ぽっちにはなりたくないな～！
子供時代駆け回りバトンの稽古やら犬とも遊んだ庭に立ってちょっと不安になった葬
儀の日でした。